第52話 自己紹介
今この場には3パーティーがいる。
お互い初めて会うメンバーも多いので、自己紹介を行った。
ティモの両親2人組・・・・パーティー名は
メンバーは、
シーウェルト・フローレク:リーダー
マティルデ・フローレク:サブリーダー
2人とも40代前半だが、見た目は30歳前後。
元々高位の冒険者で、2人だけでダンジョン40層付近まで攻略できるほどの実力を持つ。
しかし息子であるティモをマティルデが身籠ってからは一線から退いており、暫く平穏な生活を送っていたが、ティモが魔力経路が殆ど閉じた状態であり、このままでは魔力を体外へ放出できず、やがて貯められなくなった魔力が体内を突き破り、死に至るという事実に気が付いてからは、ティモを救うべく、各地を2人で旅していた。
結果解決できずにいて、もう時間がない事に焦りを感じていたが、ダンジョン下層で得られる宝箱に活路を見い出し、自宅近くにあるダンジョンを攻略すべく久しぶりに戻っていた所、レナーテに声を掛けられ急遽合同でダンジョンを攻略する事となった。
レナーテ達が所属するのは【百花繚乱】、は全員女性で構成されていて、年齢も20代前半~半ば。
実力はトップクラスで、ダンジョン下層を攻略中だったがイレギュラーな出来事のせいで本来深層に出現するはずの魔物と対峙する事となり、全滅しかかった所にティモが偶然?やってきて救出されたパーティー。
トリュス・ファン・ボーヴェン:リーダー
レナーテ・ファン・ベーニンゲン:サブリーダー
ルイーセ・ファン・モーク
エルセ・デ・ローイ
クラシーナ・デ・リーデル
イーリス・デ・ランゲ
全員貴族の子女か貴族に使える騎士を両親に持つ。
【蛍雪之功】《けいせつのこう》、ティモを追ってダンジョンへ向かったパーティー。
ダンジョンの中層が主戦場であり、ティモを追ってダンジョンへ向かったはいいが、前を行くティモが全ての魔物を仕留めていた事もあり、本来であれば対処できないはずの下層に突入してしまい、最終的に引くに引けなくなってしまったが、下層(深層?)でティモに追いつき救出される。
全員10代後半から20代前半の若いメンバーで構成されており、男女3名ずつで構成されており、リーダー・サブリーダー共に女性。
ユリアナ・フェルメール:リーダー
インゲ・フェルブルッヘ:サブリーダー
ベアタ・ヴィクルンド
ノアハ・フークストラ
アントニー・ファールト
レンス・フィーレンス
苗字が似たりよったりなのは、全員出身地が同じである事に起因している。
ダンジョン脱出後、冒険者ギルドへ向かおうとしていた時レナーテに声を掛けられ、再びダンジョンへ向かう事となった。
概ねこのような内容で自己紹介があった訳だが、一部詳しい話がなされておらず、お互い目的がティモだとは認識できていなかったのだった。
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