第18回 PV0でも諦めないで!(超初心者向け)

 某芸能人のようなタイトルになってしまいましたが、今回はカクヨムを始めたての方向けに書きます。


 カクヨムを始めて、さあ今日から私もWeb小説家デビューよ! と試しにひとつ作品を載せてみたけど、数日経ってもPV0! すでに筆を折りたい!

 いえいえ、まだ諦めるには早いです。

 他の小説投稿サイトで評判のWeb小説家や既に書籍化デビューしている作家さんでもカクヨム始めたてで作品載せてみたけど全然PVつかないからやーめっぴ! って方が過去にいらっしゃいました。そのくらいカクヨム始めたての方が知名度を上げるのには時間がかかるものなのです。


 じゃあ他の小説家さんはどうやってPVを獲得してるの? という本題に入りましょう。

 まず全く無名の状態で作品だけポンと上げても見てもらうのは難しいです。ピンポイントで検索したとしてもカクヨムに投稿されている作品の数は膨大だからです。

 作品を見てもらう方法のひとつは「コンテストに応募してみる」。

 カクヨムで開催されているコンテストに作品を応募すると、まずそのコンテストに参加している作家さんやそのコンテストの作品を読みたい読者さんの目に留まります。

 できれば貴方自身がコンテストの応募作品に目を通して、気に入った作品に感想やレビューを書いてみたりフォローしたりすると交流も広がってベターです。


「いや、小説書き始めたばかりでコンテストに出すにはまだ何万文字も書けない!」

「それに今開催されているコンテストに自分の書いている作品向けのものがない!」

 そんな貴方へのもうひとつの選択肢は「自主企画」。

 カクヨムのユーザーが自分で企画を作れるのがカクヨムの特徴。貴方が小説を投稿する時、応募する自主企画を選べます。たとえば貴方の小説の主人公がイケメン女子だったら「イケメン女子を主人公にした物語を募集している自主企画」を探してみるとかそんな感じ。

 自主企画もかなりの数があり、その中から3つまでしか参加出来ないのでよく目を通しましょう。基準があるとしたら「企画を開催している残り日数」が長い方が見る人も多いかも?

 注意点は、よく「評価のつけあいをしましょう」みたいな企画を見かけますが、アレは「カクヨムの規約違反」です。もはや常態化しており、運営も放置状態ですが、運営にとって好ましくないのは事実。運営の気分次第で垢BANも免れませんので気をつけましょう。

 と言うと「えっ、じゃあ評価をつけてくれた人の小説見に行って気に入った作品に評価つけるのもダメなの……!?」と思ってしまう人も出てきますが、むしろそれはカクヨムで推奨される正しい使い方でしょう。良くないのは「お前の作品を評価してやるから俺の作品にも星をつけろ」という状態。相手の作品を大して気に入ってもいない(酷い時にはマトモに読んですらいない)のに評価をつけるのは作家さんにも作品にも失礼です。


 話が逸れました、軌道修正。

 コンテストや自主企画で少しずつ自分の作品をアピールして小説やユーザーのフォロワーさんを増やしていくのが正道だと思います。

 SNSで小説を読んでるフォロワーさんが多いならSNSで宣伝してみてもいいですが、あまり期待はしない方がいいかも。私がやってみた感じ、SNS経由でそこまで増えてる感覚はないかな……。同じカクヨムで投稿してる作家同士でフォローし合うのは切磋琢磨できていいかもしれませんが。

 ちなみに自主企画は自分で立てることもできますが、フォロワーさんはやっぱりそんなに増えない(経験談)ので、下心ありで企画立てるのはやめておいたほうがいいですよ。


 少しずつフォロワーさんが増えていけば、あとは小説を普通に投稿してもフォロワーさんに通知が届くので読んでくれる人も多少は増えます。

 あとは機会があればこまめにコンテストに応募してみるといいかもしれませんね。

 ランキングに上がったり、トップページのオススメ欄に載るようになるとフォロワーさん以外からの流入も期待できます。

 自分のアカウントを育てていく感覚で、長い目で見ながら楽しく小説を投稿していきましょう。

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