第95話茜は直人を抱いた。

「え?」

「茜・・・ちゃん?」

直人は、目を覚まして驚いた。

記憶では、聖女神アフロディーテに抱かれていた。


しかし、茜が自分の上にいる。

しかも、何も着ていない。


茜の顏も、身体も、真っ赤に染まっている。

以前見た時より、身体に肉がついている。

しかし、焦った。

まさか、幼馴染と、こんなことになろうとは。


茜は、何度もせがんだ。

直人も、懸命に応じた。


「ありがとう、直ちゃん」

「すごく、気持ちがよかった」

「直ちゃん、美味しい」

何度かの交情の後、茜は、直人にペタンと胸をつけ、眠ってしまった。


「エロスの力は無限、悩める女性を慰めなさい」

「直人のエロスに、女性の病を癒す力を授けました」

直人の耳に、聖女神アフロディーテの声が、再び響いた。


茜を抱きながら、のんびりしていると、しばらくして、茜が目を覚ました。

「まだ、気持ちがいいの」

「ありがとう、直ちゃん」


直人が頷くと、茜は胸を張った。

「どう?最近、大きくなった」


直人は、笑った。

「うん、茜ちゃんも、美味しいよ」


茜の顏と身体は、再び、真っ赤に染まった。

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