【考察】添削・校正・推敲の外部委託について追記と年末のご挨拶

皆さんお早う御座います、まちかりです。


 めっきり更新しなくなったまちかりですが、小説を書くことを諦めたわけではありません。もちろん書籍化の夢もあきらめておりません。


 ただ、〝良い文章を書けるようになる〟というのには、もちろん素養や才能もあるのでしょうが、まちかりの場合やはり指導を受けた方が良いとつくづく思いました。


 自分流の執筆を続けていくのも、もちろんいいのでしょうが、こんなことを感じたことはありませんか?


「この人の文章は読み易い! すらすら中身が頭の中に入ってくる!」


 そういう風になりたくはありませんか? まちかりはなりたいです。


 無理にはお勧めはしません、お金のかかることですから。講評を頂くのが自分の小説の設定部分に係ることならば、添削・推敲・校正の外部委託は小説そのものに係る情報なのです。


 たとえて言うならあるキャラクターがいるとします。どんな外見でどんな武器を持ち、どんな衣装を着て物語を作るか。これを評価して頂けるのが公募の講評です。


 しかしそれを記す文章は誰が講評してくれるのか? 誰もしてくれません、書けて当り前なのです。


 一つだけ例を示します。〝憂鬱なカンダタ〟第6話中盤のセリフです。


「実は最近、上陸した難民が片っ端から殺される事件が頻発しているんだ」


 これについてプロの意見は、「お話が始まって100ページ進んだところで出るセリフではありません。もっと前に出しましょう」というものでした。


 もしかすると、読者の方で気になった方もいたかもしれません。しかしそういう指摘をズバズバしてくれるのが外部委託の方です。


 現在、こだわりのある小説〝憂鬱なカンダタ〟を全編外部委託に出して、校正から推敲、添削をして頂いております。それが終わったら公募に出します。


 同時に武者修行として別の公募に短編を出します。基本公募主体の活動に舵を切ります。カクヨムには、それらが通らなかったときに公開することにします。


 今年一年、読者の皆様には本当にお世話になりました。いや、マジで。


 このエッセイに注目して頂き、多くの方に読んで頂いたことは何よりでした。来年こそ、このエッセイを読んで頂いた方々が、ご自分の夢にたどり着けることを切に願っております。


「業界のつらいところも見ずに書籍化だと?」というご意見も散見しますが、それはそれ、これはこれです。夢が現実になったときにそこで何が待っているかは、人それぞれです。現実が過酷なんてことは、多くの方が知っていることだと思います。


 それでも夢を見る、自分の書籍が本屋に並ぶ夢を。たとえそのあと辛い現実が自分を押しつぶそうとしても、夢がかなうのはかけがえのない瞬間でしょうから。


 2023年も残り少なくなりました。この文章をお読み頂いた皆様のご健康と幸せをお祈りして、今年は締めさせて頂きます。来年もまた、宜しくお願い致します。

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