番外編:講評、頂けませんか?

 まちかり、公募に出そうと思い立ちました。カクヨムに掲載された素敵なイラストのバナーをクリックし、応募要項を確認します。……なるほど、タグ入れるだけで応募出来るのですね、楽ちん楽ちん。選考方法はと……読者選考あり、そのあと本選考ですか。講評は頂けるんですか? 講評、講評と……無い?


 ありません。講評は頂けないのです。


 まちかり、手当たり次第にいくつかのカクヨム上の公募確認しました。……ありません、講評を頂ける公募が無いんです!


 ちょっと唖然としました。皆様が無い時間を捻出し、書き上げた小説を応募しても何のコメントも頂けないのです。


 イヤもちろん、主催者様側にもいろいろ事情もお有りでしょう、経費削減とか人手不足とか。読者選考コメントやレビューが講評の代わり、ランキングが市場マーケティングですか? そうなんですか?


 作家を育てるならば、講評は必要ではないでしょうか? 例えそれが別な公募に出されて講評をもらった後だとしても、別の編集部員の方の違う視点、違う表現で頂ける講評は執筆者の大事な財産です。


「公募なんて、昔は採用か不採用しかなかったんだよ」


 そう云う判断もあるかもしれません。


 まちかりは声を大にしてお薦めします。


「執筆者の皆様、新作は誰かに見せたりネットで公開する前に、

 

まず 一番に


 講評を頂ける公募に出しましょう!」


   ◇


追記:まさか、〝カクヨム甲子園〟すら講評を頂けないのには驚きました。


 これから何十年にも渡って、小説を書いてくれる貴重な作家様であり、小説を読んでくれる読者様なんですよ。もっと暖かく見守ってあげても良いのではないでしょうか?!

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