第3話:講評は頂きましょう【考察】

 頂ける講評は頂きましょう。講評は貴重なご意見です。また、公募の講評は主催した会社からの、紛れもない公的な感想です。そんな貴重なモノを活用しない手はありません。


 ただ、最近「感想を送ります」とか言って執筆者を公募に参加させたあげく、誉め殺しのような感想を送ってくる主催者もいます。


「あそこが良いです、ここも良いです。何々が優れた良い作品です!」とか……。


 そんな良い作品なら、何で公募に通らないんだ! なめとんのか!


 あ、すいません。ちょっと熱くなってしまいました。


 こんな提灯感想をもらわないようにするには、


①公募を選ぶ

 基本的に有名な出版社のライトノベルの公募は真摯な講評が来ます。G○文庫様などは一次選考通過しなくても講評がもらえます。

「選考から漏れた理由など教えてください」と書けば、何が問題点かちゃんと書いてくれます。書いて頂いたからには、こちらも真摯に受け止め、決して逆恨みなどしてはいけません。


 逆にあまり有名で無いところや、ネット系などの感想などは、前述したような褒めるだけの感想しか出さないところがあります。


 ただし、これも致し方のないところがありまして、へたにこき下ろして恨みを買って放火されたりでもしたら、目も当てられません。


 まちかりが講評を貰って憤慨したのは二社、そのうち一社は、色々有名なあの会社です。読んだ瞬間、頭に血が上ったのを覚えています。書いた小説そのものを否定するような講評が書き連ねて有りました! 後日ああ、と思ったものです


 以前はKADOKAWA様も多くの公募を抱え、講評など頂けたのですが、最近はめっきり減っております。野生時代様の新人賞も出したことがありますが、こちらもやはり有無を言わさず一次選考バサーッと切って捨てられました。


 やはり書籍化出来るくらいのクオリティを持ち、担当者の方が付かないとそのクオリティの向上という境地には行き着かないかなと思っております。そこに行き着く迄か大変なんです(泣)

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