第374話 アプデと新しいエリア
お正月も終わり、冬休みも終わった。学校とバイトとゲームといういつも通りの日常の再開だ。ギルドエリアにログインした私は、アップデートのお知らせを確認する。皆の様子を確認するために、短時間のログインはしていたけど、長時間のログインは久しぶりだ。だから、改めてアップデートの内容を確認しないといけない。
『新エリア追加
・北方面 氷城エリア 大雪原エリア
・南方面 溶岩エリア 焦熱エリア
・東方面 妖怪道中エリア 妖都エリア
・西方面 黄昏エリア 廃都市エリア
新スキルの追加
ランク6スキルの追加
生産系アイテムの大幅追加
クエストの追加
ダンジョンの追加
NPCとモンスターのAI向上
細かい調整』
エリアの追加に加えて、ランク6のスキルが追加された。消費SPが50という結構大きな消費だけど、その分強力なスキルが手に入りそうだ。
まぁ、今の私には、あまり関係ないけどね。スキルも取れないし。
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ハク:【武芸千般Lv100】【二刀の極みLv100】【武闘術Lv100】【始祖の吸血鬼Lv100】【大地武装Lv100】【暴風武装Lv100】【雷電武装Lv100】【光明武装Lv100】【暗黒武装Lv100】【加重闘法Lv100】【万能探知Lv68】【蒼天Lv100】【天聖Lv76】【邪鬼Lv45】【鬼Lv100】
控え:【聖剣Lv1】【鋏Lv50】【三叉槍Lv55】【氷結爪Lv30】【竜爪Lv50】【岩竜爪Lv43】【剛爪Lv55】【棘拳Lv50】【武闘気Lv100】【爆熱闘気Lv81】【敏捷闘気Lv80】【銃Lv1】【散弾銃Lv3】
【魔導王Lv12】【天候魔法才能Lv12】【大地魔法才能Lv13】【暴風魔法才能Lv11】【雷霆魔法才能Lv12】【闇魔法才能Lv41】【付加呪加才能Lv15】【状態異常才能Lv13】【死霊術Lv35】【死霊誘引Lv25】
【支配(火)Lv71】【無限火Lv81】【支配(水)Lv100】【無限水Lv100】【吸血鋭牙Lv65】【根源(血)】【完全支配(血)Lv100】【支配(影)Lv41】【無限影Lv50】【植物操作Lv13】【操縛糸Lv21】【重力操作Lv100】【眷属創造Lv92】
【HPMP超強化Lv100】【物理超強化Lv100】【魔法超強化Lv21】【器用さ強化Lv100】【運強化Lv100】【神体能力強化Lv100】【五感超強化Lv55】【頑強顎門Lv100】【反発弾性強化Lv50】【骨格強化Lv90】【機動性強化Lv85】【神力(封)】
【毒耐性Lv100】【麻痺耐性Lv54】【呪い耐性Lv31】【沈黙耐性Lv66】【暗闇耐性Lv1】【怒り耐性Lv11】【眠り耐性Lv1】【混乱耐性Lv60】【魅了耐性Lv38】【出血耐性Lv1】【気絶耐性Lv11】
【夜霧の執行者Lv100】【堅牢堅固Lv88】【茨鎧Lv58】【腐食鎧Lv55】【隠蔽色Lv100】【隠密Lv21】【雨隠れLv51】【明暗順応Lv100】【回転Lv100】【遠心力Lv100】【韋駄天走Lv81】【悪路走行Lv72】【跳躍Lv57】【飛翔Lv100】【慣性制御Lv80】【暴飲暴食Lv100】【悪食Lv100】【貯蔵Lv100】【心眼開放Lv100】【精神統一Lv26】【適応Lv100】
【神炎Lv90】【氷炎Lv48】【水氷息吹Lv42】【土水息吹Lv41】【氷雷息吹Lv90】【岩炎息吹Lv38】【岩風息吹Lv78】【蒼炎息吹Lv90】【炎牙Lv75】【噴火Lv36】【熱血Lv70】【氷牙Lv38】【水流レーザーLv42】【氷結破砕Lv40】【冷血Lv76】【蓄放電Lv51】【電光石火Lv100】【疾風迅雷Lv100】【雷脚Lv100】【猛毒牙Lv100】【猛毒鎧Lv65】【猛毒触手Lv50】【猛毒墨Lv51】【猛毒生成Lv91】【猛毒血Lv100】【麻痺毒牙Lv43】【麻痺血Lv86】【奪声牙Lv43】【呪毒牙Lv43】【奪明牙Lv43】【狂戦士化Lv41】【発狂Lv15】【猪突猛進Lv85】【繭Lv25】【強靭絹糸Lv76】【魔力糸Lv65】【ドラミングLv15】【超圧縮Lv100】【念力Lv51】【射出Lv100】【虫翅Lv2】【白翼Lv81】【黒翼Lv16】【鋼鉄翼Lv20】【魔力翼Lv55】【炎翼Lv31】【浮遊Lv100】【珊瑚砲Lv61】【黒腐侵蝕Lv31】【粘体Lv60】【断熱体Lv55】【模倣Lv31】【感染Lv46】【死神鎌Lv12】【再生Lv56】【超反応Lv100】【解錠Lv34】【暗闇の魔眼Lv56】【混乱の魔眼Lv31】【宝石創造Lv35】【鉱石創造Lv35】【水晶創造Lv35】【竜紋Lv28】
【鬼気Lv88】【黒鬼気Lv87】【竜王息吹Lv100】【竜王血Lv100】【竜王鎧Lv12】【炎竜鎧Lv1】【水神竜Lv16】【岩竜鎧Lv51】【竜翼Lv100】【精霊体Lv100】【魔王Lv100】【色欲悪魔Lv28】【色欲の大罪Lv37】【嫉妬悪魔Lv12】【嫉妬の大罪Lv18】【悪魔王翼Lv21】【聖王Lv100】【熾天使Lv81】【熾天使翼Lv91】【魔聖融合Lv100】【属性結合Lv100】
【機織りLv31】【糸紡ぎLv32】
【水中戦闘術Lv51】【掘削Lv18】【竜騎Lv71】【農家Lv100】【果樹Lv100】【稲作Lv100】【畑作Lv100】【花卉Lv100】【茸栽培Lv100】【畜産Lv100】【解体Lv85】【酪農Lv100】【羊飼いLv100】【養鶏Lv100】【養豚Lv100】【養蜂Lv51】【木こりLv61】【テイマーLv25】【精霊に愛されし者Lv42】【神獣使いLv45】【統帥Lv36】【言語学Lv100】【古代言語学Lv100】【現代言語学Lv100】【プリセット】【海神のお守り】
SP:-689
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後一息というところまで戻っているから、もう少し頑張れば元に戻るかな。氷点下エリアでのレベル上げは、かなり効率が良い。モンスターが硬いから、色々な武器やスキルを試せるというのが大きいかな。
「まずは、皆の様子を確認するところからかな」
全員の様子を確認したけど、特に変わりなしだった。まぁ、そこまで大きな変化が伴うようなアプデではないし、極端に変わるような事はないかな。
「さてと、どこのエリアから攻めるかな……」
精霊達の進化を考えると、南か西になるかな。でも、ちょっと気になるのは東方面のエリアだ。妖怪道中とか妖都とか妖怪系のモンスターが出て来そうだし。
「でも、妖怪とかってホラーの分類だよね。そうなると、西のエリアになりそうなものだけど……いや、妖怪って和風な感じが強いから、東になったみたいな感じなのかな。う~ん……安全そうな妖怪道中エリアから行こうかな」
東と西が一番安全そうなので、この二方向から攻略していく事にする。その中でも気になるので、妖怪道中エリアの方を選んだ。
神桜都市に転移してから、【悪魔王翼】を広げて、桜エリアから妖怪道中エリアに転移した。妖怪道中エリアは、思いの外明るい。
「こんな明るさで妖怪が出て来るのかな?」
ちょっとだけ疑問だけど、探索を進めるためにエアリーとメア、エレクを喚び出す。相手が妖怪という事もあって、メアも喚びだしておいた。
「さてと、取り敢えず、全体的に探索していこうか。結構平地も多そうだから、よろしくね、エレク」
『ブルルッ!』
エレクは返事をしてから頭を押し付けてくる。そんなエレクを撫でてあげてから、背中に乗る。そして、前にメア、後ろにエアリーを乗せて、エレクを走らせる。
『お姉様、周囲からモンスターが近づいてきています』
「うん。私も感じた。エレク、気を付けてね」
『ブルルッ』
『思ったよりも闇は少ないかも』
「妖怪は、闇を中心に出来ているわけじゃないって事?」
『多分。これなら、私じゃない方が良いかもよ。エレクがいるなら、ライが良いかも』
「分かった」
せっかくメアに来てもらったけど、相手の闇が少ないとメアも自由に拘束が出来ないから、エレクと相性の良いライと交代する。
そのまま走っていると、正面から猿みたいなモンスターが突っ込んできた。名前は狒々。狒々は、こっちに向かって飛び掛かってくる。対して、エレクが私達ごと【電光石火】で狒々の背後に回ってから、後ろ脚で蹴り飛ばした。狒々が、空高く舞い、そこにライが放った雷が突き刺さり麻痺状態になった。動けなくなったところで、私も空を駆けて、狒々の身体に噛み付いて吸血で倒す。普通に持っているスキルだった。
「色々と進化も重ねてるし、ここにいるモンスターも大体が既に持っているスキルなのかな。まぁ、取り敢えず吸血していって確かめよう」
空を飛んで、エレクの元に戻る。そして、またエレクに走って貰いつつモンスターを吸血していく。二メートルくらいの巨体をした大入道と戦った時は、エレクの蹴りも通用しないので、エアリーが風で拘束しつつ、私も血と影で縛り上げて吸血した。
次に化け狸が現れた。化け狸は、私と同じ姿になったけど、途端に爆散した。正直、かなり驚いた。多分、私のスキルが特殊過ぎて扱いきれずに自爆するしかなかったとかかな。そのせいで、化け狸に関しては吸血が出来なかった。
その次に輪入道という大きな燃える車輪の中央に男性の顔が付いたちょっと気持ち悪いのが出て来た。輪入道に関しては、私が炎を消して、エアリーによって倒れさせられて、ライとエレクの雷で麻痺したところを、血と影で拘束して吸血して倒していった。
次に出て来たのは、髪切りという手が鋏になっているよく分からないモンスターだった。名前の通りに、しつこくこっちの髪を狙ってきたので、最初は苛ついて、色々なものを纏わせた蹴りで倒してしまった。その後に、血と影で拘束してから吸血すると、【消音】というスキルを手に入れた。
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【消音】:MPを消費して、自分は発する音を消す事が出来る。
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控えでは発動しないから、装備しないといけないけど、結構強いスキルだった。
その次に、般若と遭遇した。こっちを見つけて一瞬刀を構えたけど、すぐに構えを解いて、どこかに歩いていった。
「あれ? 何で?」
『敵ではないという事でしょうか?』
「どうだろう? こっちから攻撃したら、向こうも攻撃してくるだろうけど……」
何となく、般若の様子から、何だ仲間かというような印象を受けた。何で般若から仲間扱いされたのか分からないけど、それなら何もしないでいいかな。相手が人型だからか、あの反応をされたら攻撃をしようという気が起きなくなってしまった。なので、般若は見逃す事にする。
そのまま襲ってくるモンスターを吸血していったけど、結局【消音】以外に新しいスキルは手に入らなかった。
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