【閑話】第49話 コープシング


キキside


 あたしはキキ。可愛い名前だろ?希望の希が二つで希々ってんだ。夢も希望も溢れた女の子。高校卒業のその日までは、概ねその名の通り過ごしてきた。


 

「キキー!じゃ後でカラオケね!」

「あいよ、皆んなもう行くの?」

「うん、そうー!プリクラ撮ってから行くから。キキ嫌いでしょ、アレ」

「やたら高い証明写真なんか嫌いだよ。アタシはカラオケだけ行く」


「はーい!」


 仲良しグループの女の子とみんなはゲーセンでプリクラを撮るらしい。あんなもん何が楽しいのか理解できないな。

 目玉が異常にデカくなるし、足はヒョロヒョロするし。宇宙人みたいになるんだ。補正とか言ってたが価値がわからないアタシには無用の長物だ。やたら高いしな。

 

 


 胸元に刺したフリージアの花を外し、その甘い匂いに思わず微笑む。

 毎年卒業生へ生花のブローチを作ってくれるのは後輩達。アタシは文学部の後輩にもらったんだ。

 実は、その子が好きなんだけどさ。結局卒業するまでずっと言えなかった。

 アタシはこれから看護学校に進学して、看護師になる。ヨーチューブで人気の看護師が動画で言ってた。恋愛なんかしてる暇、ないって。

これも青春の一幕ってことでいいだろ。いい思い出にするしかないね。



 

 ブローチをハンカチで包み、ポケットに入れる。プリザーブドフラワーにでもすれば長持ちするだろう。お菓子についてたやつ、このためにたくさん貯めてたんだ。


 ホクホクしながら三年間使った革のカバンを肩にかけ、誰もいなくなった静かな廊下を歩く。

 


 廊下に貼られた作文コンクールのポスター達。最後に募集されたのは将来の夢って題材のやつだった。卒業にふさわしいそのテーマには応募してない。

 アタシは作文が得意で図書カード目当てにたくさん応募して、本を買うために稼いでた。本が好きなんだよ。


  

 今後そんな事はできなくなる。

 小説家になりたいなんて思ったこともあったが、それもいい思い出だ。

 アタシは、命を扱う仕事をさせて貰えるようにしっかり勉強するんだからな。


 自分の足音が廊下に響き渡る。砂や埃の匂い、汗の匂い、花の匂い、紙や鉛筆、チョークの匂い…いろんな匂いが混じった校舎に訪れることはなくなる。

 

 複雑な気持ちで階段の手すりに手を触れ、滑らせながら降りていく。

 感傷的な気持ちってのは言葉になりにくいものだな。何にも出てこないや。


 


「あっ…居た!キキ先輩!!」

「あれ?どしたのこんなとこで」


 アタシにブローチをくれた後輩が階段の踊り場で佇んでいる。学ラン姿が眩しい。

 毎日顔を合わせていた日々は、もう過去の物だ。毎日毎日小さな部室で小説読んでただけだけどな。

胸がキュッと音を立てて、思わず駆け寄る。


  

「あの、先輩を待ってました。その…えっと」

「なんだよ。はっきりしな。はっきりしない奴は嫌いだよ」


 憎まれ口を叩きながら、口の端が上がる。

アタシの口の悪さも笑顔で受け止めてくれるコイツは、本当にいい奴だった。

かっこいいから彼女もすぐできるだろ。


 


「せ、先輩!あの、ずっと好きでした!つきあってください!」

「…えっ?」


 …思考が停止した。今、なんて?


「先輩?」

「えっ?は?なに、ちょっともう一回言って」


 顔が真っ赤になった後輩が手紙を差し出してくる。


 

「僕、先輩のことが好きなんです。年下だし頼りないけど…先輩が看護師学校に行って忙しくなるのも知ってます。でも、あの…彼女になって欲しいんです」



 

 真剣な眼差しに、じわじわと頬に熱が集まってくる。

 

 アタシの事が好き?彼女にしたい?

 本気か?罰ゲームじゃないのか?

 

「罰ゲーム?」

「違います!!…キキ先輩の事だからそう言うだろうと思ってました。手紙に書いて来たので、ちゃんと読んで返事ください」


 手紙を押し付けられて、思わずそれを握って呆然としてしまう。

 

「返事、待ってますから」



 

 肩を掴まれ、屈んだ後輩が頬にキスを落とし、走り去っていく。

唇が触れた頬を抑えて、目の前の手紙を見つめた。


「ドラマかよ…」



 

 小さなつぶやきは、吹き抜けの天井に吸い込まれていった。


 ━━━━━━


「んじゃまたねー!」

「キキ!ちゃんと返事してやんなよ?」

「いいなー私もカレピ欲しい〜!!」

「バカ!はよ帰れ!」


 茶化されて、またもや顔が熱くなってくる。


  時計を見ると夜九時。卒業したての元女子高生が歩くにはちょいと危ない時間だ。

さっさと帰って、ブローチを加工して…手紙を読まなきゃならんし。

 別に、罰ゲームかもしれないから確認するだけだ。手紙を開いたらドッキリ大成功!って書いてあるかも知れないだろ。


 にやけつつ財布をカバンに突っ込み、繁華街に足を踏み出した瞬間、複数の足音に包まれる。


 


「お前、大林希々だな」


 足元に、黒い革靴が複数並ぶ。

背の小さいアタシを取り囲んだ黒いスーツの男達。わー、なんだこれ。嫌な展開だな。


 

「…誰?」

「お前んちの借金元。お前頭いいんだろ?看護学校に行くんだってな。学校は行かせてやるからよ、頼みテェことがあんだ」


 にたりと笑う男は、歯がスカスカだ。

アタシを取り囲んだ似たような顔つきの男達は、ガラが悪いどころじゃない。明らかに危険な人間だ。



 

「ウチの親は担保物資も信用もないからできない筈だけど」

「おう、正確にはお前んちの借金じゃねぇよ。親父の不倫女の借金だ。お前の父親はそれに騙されて保証人になったって事。

 あぁ、ちなみに二人ともこの世にはいないぜ」


 

 衝撃的な事実だな…でもまあ、フルネームを知ってるんならそうなんだろうな。進学先の学校も知ってるなら逃げられないだろう。

 黒塗りの車を示され、そこに乗り込む。シートに座る一瞬、フリージアの香りがした。

 

 あーあ、腐らせちまうな、こりゃ。



 

 車に揺られながら、頭の中からオルゴールの音が流れてくる。

 アタシが生まれた時に買ってくれた、『亡き王女のためのパヴァーヌ』。

 

 静かで物悲しい曲は、作曲家が晩年記憶障害を患った時に自分の曲を聞いて「美しい曲だ」と評したと言う。

 

 今はもうなくなってしまった物や人の懐かしさを思わせる曲は、今のアタシにぴったりだな。

これから得るはずだったものを全部失うんだから。親からもらった唯一の物品であるオルゴールは…きっともう、私の手には戻ってこない。


 

 

 アタシは割と不幸なものに対しての耐性がある。

 父も母もアタシが生まれる前から、お金がなかった。だから生活は苦しかったし、借金だらけでこう言う輩が自宅まで取り立てに来ていた時期もあった。


 真っ暗なリビングで学校から帰ってきたアタシにカップラーメンを差し出して…完全に伸び切ったそれを啜りながら、呆然としていた母の姿を思い出す。


「一緒に、死のうか」


 そう言ったあの人は、借金の取り立てで精神的に参ってたんだろう。

カップ麺がご馳走だったアタシのウキウキした気持ちは沈み、ラーメンの味がしなくなる。

 

 なんだよ、それ。アタシは別に死にたくないし、金がないのはアタシのせいじゃない。

それでも不満を言わずに生きてきて、バイトだってしてるし。唯一の趣味の本は自分で稼いで買ってるのにさ。

 


「やだ。死にたくない」


 そう答えて、ラーメンを啜る。

 

 アタシは悲しさなのか、虚しさなのかわからないまま涙が出てくるのを止められなかった。

 

 泣きながら食べたカップ麺は、本に書いてあるように涙の味も、しょっぱさもなく…ただただ…なんの味もしなかった。

母も泣いていたが、何も感じなかった。アタシの感情はそこで凍りついたままだ。



  

 あの人が泣く資格なんて、あったのかな。今でもそれが疑問のまま。金がないなら子を成すな。大人の不幸を子供に継がせるなんて、とんだお笑い種だし頭が悪い。


 思い出が途切れ、苦い味が口の中に広がる。ラーメンなんか二度と食うもんか。


 


「お前泣きも叫びもしねぇな。大人しくて助かるが、可哀想になぁ」

 

 隣に座った男が何故か悲しげな顔をしている。

 

「体が小さいからな。抵抗しても無駄だし、学校に行かせてくれるならいい。

 どうせ風俗だろ?アタシの卒業待ってたのか?」

「そうだ。風営法によると十八から仕事はできるが、学校やら通勤時に制服だとマズいんだよ。鼻のいいやつは客にもいる」



 ふーん。そう言うことね。今朝家を出てきた時、両親は普通だった筈だ。

 いや、ここ数年はもうすでにおかしかったか。夫婦仲が壊れてたんなら精神的に異常をきたしていたとしても無理はない。

 手作りの飯なんか何年も食ってない。親に興味がなかったから見もしなかったが、リスクヘッジは必要だったな。しくじった。

 死んだならナカミを売られたか?それか生きているけど海外で船にでも乗ったのかな。どっちにしても死んでいるのと同じことだ。二度と顔も見ないだろう。


 本はたくさん読んできたけどさ。事実は小説よりも奇なりって本当だったんだな。アタシが生まれついた宿命なんだろうか。

 

 学校だって本当に行かせてもらえるのかわかんない。チビだから売れっ子になりそうだしさ。

 さて、そうなればできることはやっておこう。


 


「痛いのはやだなぁ。どう言う系統のハコに行くの?住まいは?飯はくれるのか?」

「あぁ、お前若いから結構いいところだぜ。タコ部屋だがアパートもあるし、飯は支給される。

 客は金持ちばかりがくるからよ。うまく取りいって沢山チップもらえ。チップは半分小遣いになる」

 

「体が貧相だがイケるのかな。ヤった事ないんだけど講習とかしてくれんの?やるならちゃんと稼ぎたい。看護学校は本当に行かせてくれるのかわからんし」


「そう言う趣味の奴もいるんだよ。価値があるものは金になるから講習はねぇ。

 良かったな、スタートダッシュが見込めるぜ」

 

「ほーん、そうなんだ。まぁせいぜいいい値段にしてくれ。借金がいくらか知らんけど、どうせ足抜けできやしないんだろ?

 できれば長生きしたいがどうしたらいいんだろうなぁ。あ、セーラー服も売るか?」


 なるべくなら死にたくないし、売れるもんが他にあるかな。ガサゴソカバンを探る。



 

「教科書はほとんど後輩にやっちまったし、卒業アルバムは売れそうだ。後は…」


「ぷっ…はぁ?おま、マジかよ…突き抜けてんな…ぷふっ」


 男が思わず吹き出す。

 

 笑うってのは脳内でエンドルフィンを放出するんだ。…アタシもそれを真似てニヤリと嗤った。

 吹き出すような面白いことがこの先あるのかね?エンドルフィン仕事しろ。ちっとも幸せになりゃしない。


 

 

「そーお?だってこれが夢じゃないならヤるしかないし…親が死んだならアタシは金を稼がなきゃならんし。売れるものはなんでも売りたいんだよ」

 

 

「お前、何で怖がらねぇんだ?そんな淡々として…俺が言うことじゃねぇけどよ」


 ポカーンとした様子の男を一瞥して、カバンに視線を戻す。

中を見ていない手紙が鞄の底に見えた。

 

 ここまで来て、やっと笑えるよ。それなりに希望に満ちた卒業式の後にこれとはな。

 でも、泣いて叫んで絶望したって何にもなりゃしない。明日の飯を食う金にすらならん。


 この、手紙みたいに。


 

「慣れてるよ、不幸には。そう言う星の生まれなんだろ」

 

 感心したように頷いた男。こいつが担当なら絆されてくれりゃ多少マシになるだろう。


 


「度胸がいいし、頭もいいし、お前は本当に学校に行けるようにしてやるよ。看護師?だよな。解体屋でも出来りゃ、裏社会で生きていけるぜ」

「そりゃいいな。そうしてくれ。せいぜい汚く生きてやる。死ぬよりはマシだ」


 ますます感心したように頷く男。なんとかうまくいきそうだな。


 アタシは手のひらの中で、手紙を握りつぶした。


 ごめんな、綺麗な気持ちがもらえて、嬉しかったよ。

 

 ――さよなら。全ての綺麗な物達。



 ━━━━━━


「それで、そこからどうなったの?」

 

 蒼が目を真っ赤にして、手を握ってくる。


 診察の後、みんなで飯でもと言うことでラーメン屋に来てる。

ご馳走でも食うのかと思ったが蒼がラーメン食いたいなんて言うもんだからさ。

 久しぶりにラーメン食ってたら思い出しちまって、ポロリとこぼしたらいつの間にか全部吐かされた。

 

 ただのラーメン屋じゃないから、いいけどさ。個室の中華屋でフカヒレラーメンなんか初めて食ったがフカヒレ自体は大して美味くない。出汁はうまいけど。味がするのは不思議だ。精神的な回復でもしたか?

 


 蒼といると調子が狂うんだよな…喋らせる才能でもあるんだろうな。

男どもは微妙な顔してるけど、トップスリーは知ってる話だろ。


 


「その後立派に風俗勤め上げて、看護学校も卒業して、無事解体屋になったよ。

 元々の組織はそこの二人に壊滅させられてそのまま引き取られて仕事してた。

 解体屋はやらせたくないとか言い出すから…困ったもんだろ?これしか出来やしないのにさ」


 親指でくいくい、と昴と千尋を指すと、二人がますます苦い顔になって、慧は拗ねたような顔してる。

 

 ふんわり微笑む蒼の顔を見て、アタシの心が満たされて行く。

 コードネームにした吹き出すってのはアタシの小さな抵抗だった。

幸せになりたかったんだよな。諦めきれなかった。

 

 今はこうして吹き出さずとも眦が下がって、口端がわずかに上がった蒼の微笑みが幸せをくれる。

 


「キキ…私ももう、してほしくない。キキは立派なお医者さんでしょう?私の主治医さんで、組織もきちんとした会社にする。

みんなの健康診断をして、ちゃんと病院作り直して、キキがやりたいお仕事しよ」


 …やりたい、仕事?


 


「解体しかできないよ」

 

 手を握ったままの蒼がふるふる、首を振る。

両手で頬を包んで、温かいその体温でアタシを包んでくる。


 綺麗な目だ。蒼だって、アタシに負けず劣らず…ううん。アタシよりずっと重たい宿命を背負ってるのに。

 ずっと前を見て、自分のできることを精一杯やって。アタシもこんなふうになりたいなんて、思ってる。


 

 

「キキはお医者さんだよ。とっても、とっても優秀なお医者さん。解体の技術は手術に活かせる。きっと日本で…ううん、世界でいちばんすごいお医者さんになる。

 でもキキが解体をやりたいならそっち方面に行ってもいいと思う。警察関連でそう言うお仕事があるでしょう?司法解剖、行政解剖、病理解剖なんかがあるんだよ。それも大切なお仕事だし、警察とコネクションがある今はそれも活かせるからね。

 どっちにしても医師免許の取得からになるかな…。日本でも飛び級ができるから、最短で行けるように手配するから」


「なんで…そんなこと知ってんの?」


 頬を包んだまま蒼が微笑む。


 


「キキがそう言うかもしれないって思ってお勉強したの。まだ途中だけどね。他のみんなができるお仕事も、やりたいお仕事もちゃんと勉強していくの。」


 蒼の両手にアタシの手を重ねる。

 なぁ……なんでそこまでしてくれる?辛い記憶を取り戻して、赤ん坊まで腹に抱えて、自分の寿命が短いってのに。なんでアタシなんかのこと真剣に考えてくれるんだ?

 

 アタシはまだ何にもしてやってない。何にもできてない。それなのに、なんで優しくしてくれるんだ。蒼の事、どこまで好きになればいいんだ?

 


 

「その勉強はしなくていい。アタシは医者になる。研究して、蒼の延命を完成させる。アタシが一番やりたい仕事だ」


 琥珀の瞳を見つめる。千尋のくっさい理由の社名がアタシの中に染み込んでくる。

 朝の強い光、夕の柔らかい優しさ、月の穏やかな光。

 蒼には、アタシの全部をやっても足りないよ。最初からずっとアタシのことをまっすぐ見てくれていた。

 

 愛してるなんて陳腐な言葉でしか表せない自分の中の辞書が憎らしい。千尋みたいに色んな言葉で言ってみたいのに。本の虫仲間なのに随分差があるもんだ。


 

「わかった。絶対夢を叶えようね。キキは私の大切な人だから。一生懸命サポートする。約束ね」


 小指を差し出してくる蒼に自分の小さい指を絡め、指切りする。

 嘘ついても、針なんか飲ませないよ。

 夢を叶えるのはアタシ自身だ。蒼を助けるのがアタシの夢だからそれだけは今までみたいに諦めてやんない。


 指を離した瞬間に、蒼がぎゅっと抱きしめてくる。

 


「ありがとう、キキ。私の女神様。助けてくれるって言ってくれて、嬉しいの。大好き」


 自分の震える手を背中に回して、精一杯力を込めて抱きしめ返す。

 蒼の方が神様だろ。汚れたアタシに躊躇いもなく近づいて、手を握って、抱きしめてくれる。

 生き様を見せつけて、ウジウジしてんじゃねえって引っ張ってくれる。

 アタシを認めて、嗜めもせず、否定もせず、肯定したまま道先を変えてくれた。光の射す方へ。こんなキラキラしたもん見たことないんだ。眩しくて仕方ないよ。



 

「アタシも、大好きだよ」


 握りつぶして捨てた手紙を、心の中でそっと引き延ばす。腐り落ちたフリージアの香りが自分の中に生まれて…その甘い香りがアタシの涙を吸って蘇る。

 

 ずっと忘れていた命が流す涙の感触に、心が震えて…嬉しく思える自分が誇らしく思える。


 もう自分を誤魔化すために皮肉に嗤うことなんか、しなくていい。きっと。


 

 勝手に上がる口端を感じて、温かい気持ちに満ちた頭の中でコードネームをそっと仕舞いこんだ。

 

 


 

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