第44話 並び立つ意志
蒼side
ローテーブル上に置かれた昴のハンカチ。三人が顔をならべて私の手元を見てる。
「い、嫌なんですけど。検査薬は尿をかけるのでですね」
「いいから」
「ここに」
「おいてくれ」
「うぅ…」
昴が念の為と六つ買ってきたうちの三つを使用して、結果待ち。なんでも余分に買ってくるのはやめて欲しい。三つも使うのは大変だったんだから。
「どのくらいでわかるの?」
「1分と書いてある」
「心の準備ができない!!」
私もちょっとドキドキしてる。どうかな…?
「と、言うかだ。そもそも俺が蒼を抱いた時は、お前達まだ好きじゃなかっただろ」
「蒼が来た初日だからね」
「昴は前から好きだったんだからいいとでも言う気か?」
「そ、そうだ!」
「蒼の合意はあったの?」
「たしかに。ちゃんと聞いてるのか?」
「一応…聞いてはいるが、多分…」
「あ、あの時何回も聞いてたのそれ?ぜんぜん何言ってるかわかんなかったなぁ。ヘロヘロだったから」
「「サイテー」」
「くっ……」
「もー!二人して昴をいじめないの。私を監禁するために仕方なかったんでしょ?ね?」
「すまん。確信犯だ。できてしまえば逃げられないと思った」
「「サイテー!!!」」
「あらら…昴ヤンデレだからね」
「はっ!?」
昴がテスターを持ち上げる。慧も、千尋も。うう、テスターをあんまり触らないで…。
「で、できてる!!!」
「クソっ」
「やられた」
「蒼!蒼っ!!」
「きゃっ!昴、落ち着いて…」
「落ち着いていられるか!!子供!赤ちゃん!俺が一番乗り!!」
「ふふ。そんなに嬉しいの?私も嬉しいけど…あはは!」
私を抱きしめて、くるくる回る昴。
おかしくて、笑ってしまう。
がしっと両側から二人が掴んでそれを止める。
「昴!!やめろ!危ないだろ!!」
「そ、そうだよ!中にいるんだから!」
「はっ、そうだった…蒼、大丈夫か?」
すとん、と足がやっと地に着く。
「大丈夫だよ。心配しすぎ。さて、今日は千尋も慧も泊まるんでしょう?
お夕飯の支度する?お風呂掃除してこようか?あ、洗濯物もしたいね」
「「「ダメ!」」」
「えー」
「洗濯は俺がする」
「じゃあお風呂掃除する」
「家主が夕飯を作るのは当たり前だからな。栄養満点の夕食は俺が作ろう」
「じゃあ…私ネイル道具の整理してくるねー」
スタスタとリビングを出ようとすると、昴がブランケットで私を簀巻きにして、千尋に羽交締めにされる。
「ちょ?!な、なに??」
「頼むからじっとしててくれ!」
「千尋、離すなよ。絶対に」
「俺が風呂掃除と洗濯やるから!動かないの!全くもう!」
口々に叫んで、ぷりぷり怒りながらそれぞれ荷物を取りに行ってしまう。
「えぇ…?過保護すぎるんじゃない?」
「そんな事ないだろ。初めての子なんだから大事にしたい。子供も、蒼もな」
「千尋も大切に思ってくれるの?」
簀巻きにされて抱っこされながら、千尋がソファーにそっと座る。
「当たり前だ。昴の子だとしても蒼の子でもあるんだ。すごく嬉しい」
「そうなの?…よかった。」
「なんて言ったらいいか、わからないよ…。心の中にいろんな気持ちがあって、複雑すぎて言葉にならない。幸せな気持ちが溢れてくる」
「私はそう言ってもらえてうれしいけど…千尋は昨日一緒にいたからショック大きかったんじゃない?大丈夫?」
「本人が心配しないでくれ。明日、先生に会うのも…行くんだよな?」
「それはそうでしょう?申し訳ないけど…話をしてきた三人ともちゃんと情報を聞き出せてないんだもの。事情をわかってる私が聞いたほうが早いと思うの」
「ぐうの音も出ない」
三人とも動揺していたんだと思うし、仕方ないけど。ずっと覚悟していた私よりも衝撃があったみたいだし…。
千尋は苦い顔をしてるけど、じっと見つめていると柔らかい笑顔に変わる。
「お腹…触ってもいいか?」
「良いけどわからないと思うよ?まだ大きくなってないし」
「うん。それでもいいんだ」
ブランケットを解いて、優しく手のひらがお腹を触ってくる。あったかい。
「はぁ…なんか、すごく感動する。ここに命が……」
「ふふ。そうだねぇ。私もまだ知識が不足してるから勉強しなきゃ。千尋が見てた雑誌まだある?ぴよこクラブって言う…」
「あるぞ。全部覚えたから俺が教える」
「す、すごいね?妊娠初期の症状ってどんななの?」
「常に眠いとか、出血があったり、眩暈とかふらつきがある。熱っぽくなったりお腹が張るとかもあるそうだ」
「どれもまだないなぁ。つわりはいつからなの?」
「5~6周が一般的。…計算からしてもうあってもおかしくないんだが」
「そうなの?妊娠周期ってなんか変だね?生理予定日からなの?」
「いや、最後の生理初日が0週0日となるんだ。」
「だからキキが聞いてきたんだ…それにしても一発で仕留めるとか、怖いね昴は」
「ほんとにな。ヤンデレ発揮しすぎだろ。…しかしそう考えると…安定期になってないのにやってきた色々が…不安になってきた」
千尋が顔色を青くしてる。
確かにねぇ。パーティーでは媚薬を盛られてるし、野戦で走りまわったし。夜は夜で色々したし…。
「んー、今のところ何ともないし私の子なら大丈夫じゃない?安定期っていつなのかな?」
「五ヶ月ごろからになる。しばらく安静にしてほしいが…」
「無理だねぇ。ファクトリー壊滅の方が早いから」
ぽんぽん、とお腹を叩く。
「ねぇ、もうちょっと我慢してね。ママはやりたい事があるから。後二人産まなきゃいけないし、ちゃんと中に居てね」
「ママ…」
昴がキッチンでカラン、と包丁を落としてる。
「後二人…」
リビングのドアでどさっと慧が崩れ落ちた。
「う…うぅ…」
千尋が私を抱きしめて唸ってる。
「パパたちはしっかりしてね。やることたくさんあるんだから。」
「「「パパ…」」」
真っ赤になった三人が一様に押し黙る。
大丈夫かな…これ。
ママは先行きが不安ですよ。
━━━━━━
「お腹いっぱい…苦しい…」
思わず呟くと、両側から慧と千尋がガバッと起き上がる。
「苦しいのか!?」
「えっ、ど、どうしよう?キキ呼ぶ?救急車?!」
「ちがーうの。昴がご飯たくさん作るから食べすぎただけ。…と言うかどうしてこんな体制なの?すごく寝づらいんですけどー」
昴の大きなベッドに所狭しと並んだ四人。
真ん中に昴、両側に千尋と慧、私は昴の上。おかしいよね?何コレ。
「昴、重たいでしょ?」
「重たくない。パパだから平気だ」
「クソっ」
「もう父親ヅラしやがって…」
「んもう…変なの。たまには良いけど、これから先ずっとこの寝方はいやだなぁ。千尋とも話したように3人でお家一緒にしたいな。順番で一緒に寝ればいいでしょ?」
昴が真下でううん、とうなる。
「確かにそうする必要はあるな。そうなると防音が必要だ」
「ちょっと。妊娠中はダメだよ。いくらボスとはいえ許さないからね」
「そうだぞ。昴は信用ならん」
「くっ」
スバルは確信犯だからねぇ。半身を起こしたまま、慧が頬を撫でてくる。
「蒼はどう言うお家がいいの?夜景気に入ってたよね?」
「慧のお家みたいなのも良いんだけど…私千尋のおうちが好き。縁側でお月見ができるし、畳の上でお布団敷いて寝るのすごく気持ちよかった」
「そうか。そんなに気に入ってくれたのか」
千尋がニコニコしながら手を握ってくる。
「…俺の家はダメなのか…」
「ここは何ともいえないなぁ。私自身庶民的なお家で暮らしてきたし、あんまり高級すぎるのもちょっと気が引けるし。
お庭でお花とかお野菜とか育てながら…春はお花見して、夏はスイカ食べて花火して。秋はお月見して、紅葉を見て。冬はストーブの上でお餅を焼いて、雪景色を見て…大地に足をつけて生きていきたいなぁ。
歩けなくなったらエレベーターがあっても厳しいでしょう?平屋の家屋がいいと思うの。」
昴が胸の下に手を回して、二人が両側から挟んでくる。
あったかいけど冷静に考えるとすごい姿勢すぎて笑っちゃう。
「うちは父が亡くなる前にバリアフリーにしたし、塀に高圧電気流れるし、上空はレーザーで狙えるし、オートロック、窓の電子制御、監視カメラ、セキュリティは万全だ。組織ビルからは離れてるが5LDKだし、片付ければみんなで住めるぞ」
「ネイル道具置いても良い?」
「ネイル部屋含めてちょうど良いだろ。もう、うちに来るしかないなこれは」
「千尋のお宅は家族から継いだんだったな」
「あぁ。父の遺産だよ。兄弟もいないし天涯孤独だが…こんな風になるとは思いもしなかっただろうな」
「賑やかにして大丈夫?」
「喜ぶと思うよ」
「じゃあそうしましょう。二人とも良いよね?」
「「わかった」」
「住まいはいいとして、赤ちゃんは出生届を出さなきゃならないでしょ?婚姻届が必要なんですが」
「「「それについては協議中」」」
「なんか怖い…。あと、結婚式したいな。お腹が大きくてもドレス着れるでしょう?」
「マタニティウェディングはお腹が大きくなる前の三ヶ月か、安定期の五ヶ月ごろにする人が多いそうだ」
「昴は本当に確信犯なんだね。調べてたの?」
「…ハイ」
「昴は昔からヤンデレだった。警察学校では好きな子を付き合う前に調べ上げて、追い詰めて断れなくしてから付き合ってたぞ」
「えっ、ボスこわっ」
「別れる時どうしたの?」
「大体相手が束縛されすぎて、音を上げて普通に振られてた。別れたあとしばらくストーキングするんだ。バレてないのが怖い。凄腕ヤンデレなんだ」
「怖いね。ボスは蒼の事もストーキングしてたの?」
「あんまりしてない。できなかった」
「あんまりってことはしたんだな」
「前科二犯じゃん」
「ふふ…昴のヤンデレは怖いねぇ。別れることはないから大丈夫でしょ。受け止められる私が相手で良かったねぇ」
「うん…本当に良かった」
昴がお腹を撫でてくる。私でよかったね、なんて言っちゃった。恥ずかしいけど私こそそんな発言をそのまま素直に受け止めてくれる昴で良かったと思ってるのに…私の口が勝手にほころんでしまう。幸せだな…。
「蒼はすごいな。俺たちの暗い気持ちを吹き飛ばしてしまった」
「ん?吹き飛ばした原因は昴でしょ?」
「うっ…」
「やはり許せん」
「全くもって同意だね」
「次はどっちが先かなぁ。キキが経産婦は妊娠しやすくなるって言ってたし、年子で産めば間に合うかなぁ……」
「「「……」」」
あっ、しまった。私の寿命に関する話は今のみんなにとってセンシティブだったのに…。
「明日は…ゆっくり起きて朝ごはん食べて、警察庁だ。一つずつやって行こう。今できることを」
「…うん」
背中から響いてくる昴の声。
優しく私の体に沁みて、暖かく広がってくる。
私は一人じゃない。そう、思える。
「あー、眠れない。ボスの布団シルクのシーツで落ち着かない」
「…俺はいつもの布団じゃないからそもそも違和感がある。うーん…」
二人がモゾモゾ動いてる。昴はもう寝ちゃったのかな。静かな呼吸音が聞こえる。
「子守唄でも歌ってあげましょうか?練習しておかないとね」
「はっ!お願いします」
「ブラームスだろ?いいよな、あれ…」
ふふ、と笑って、二人の手を撫でながら子守唄を歌う。
優しくて、綺麗な音階。赤ちゃんにもきっと、聞こえてるはず。
やがて二人の吐息も規則的になって、静寂が訪れる。……もう大丈夫かな?
私は注意深く体を動かして、昴の上から滑り降りる。
大きな男の人3人が仲良く眠る姿を眺め、寝室の扉を開いた。
━━━━━━
慧side
「蒼どこ行ったのかな」
「慧は起きていたのか。千尋もか」
「寝てても蒼が動けばわかるだろ」
そっと寝室を出て行った蒼。
俺たちは連れ立って後を追う。
足音と気配を消すのは得意だ。
玄関脇の小さな部屋から灯りが漏れている。蒼の仕事道具を置いた部屋だ。
薄く開いたドアから蒼が何かをしてる様子が見えた。
「何してるんだ?」
「仕事道具の掃除っぽいな」
「あんなにたくさん筆持ってるんだね」
パジャマのままで机に座って、筆の掃除をしてるのかな?
キッチンペーパーの上には蓋を外したたくさんの筆が並び、それを一つ一つキッチンペーパーで拭き取っている。何かの液体を白いポンプからカシャカシャ音を出して染み込ませてるけど、面白い道具だ。
蒼のサロンにあったものは全てボスの家に運び込んだ。流石に家具は殆ど無理だったけど。
忌まわしい思い出のソファーは燃やしてスッキリした。
机と椅子はそのまま持ってきている。小さいコンテナに詰め込まれた謎の液体やら筆やら、光る箱を持ってきて…。
蒼がここにくる前はこうしていたんだな、と思わせる様子が垣間見えている。
ボスだけこの空間にいたことがあるのは妬けるな。
「ジェルはフリマで売ろうかなぁ。マシンはケアに使うからいいか…薬剤は触っていいか調べないとだし。サンプルたちは引っ越しの時に捨てるとして…うーん。組織のみんなは、銃を使うからネイルはしないよねぇ」
相変わらず独り言言ってる。
蒼は考えてることが良く口から出てくる。可愛い癖だ。
「ねーえ、赤ちゃん。私、あなたが大きくなる頃にはもうこの世には居ないの。
お手紙でも書いておこうかな。それとも写真とか録音メッセージがいいかな。
パパ達にも毎年思い出してほしいから何か遺さないとね。」
「…っ!!」
蒼の言葉に胸が締め付けられる。鷲掴みされて、握りつぶされるような痛みが押し寄せて、息ができない。
髪の毛を後ろで一つにまとめ、パジャマ姿の背中から…蒼の吐息が聞こえる。
それに合わせて、深呼吸する。
蒼を抱きしめたい衝動が込み上げてくるけど、ダメだ。蒼は一人で頭の中を整理しようとしてる。
これを邪魔してはいけない。
「赤ちゃんもきっと寂しい思いすると思うの。あなたにも弟か妹がいたら、寂しくないでしょう?パパ達と一緒に頑張るからね。
早く会いたいな…。
私ねぇ、寂しいの。みんながくっついてくれると幸せなのに…ずっとずっと一緒にいられないのが、寂しい。
ゴールは決まっているし、覚悟はしてるけど…やっぱり寂しいな。
ゴールした後もあなた達のこと見ていられるかな?大きくなった姿を見たいなぁ。」
蒼が筆を拭き終わって、一つ一つ筆先をデスクライトの光に翳して確認しながら蓋を閉めていく。
「小学校でランドセル背負って、中学は学ランかな?あなた男の子でしょ?なんとなくそんな気がする。高校は進学校かな。昴の血を引いてるならきっと頭も良いと思うな。凄いモテそう…ふふ。
大学も行くのかな?私は全部行ったことがないからわからなくてごめんね。
きっと楽しいと思うよ。たくさん友達を作って、やりたいことやって、夢を叶えてね。
ママがそばにいられなくても大丈夫。組織のみんなも助けてくれるから。」
蛍光灯の光にキラキラ光る涙の粒が見える。
「内緒だよ、ママが泣いてるの。パパたちが泣かないって言ってたから。私もそうしたいの。自分のために泣くのはあなたに会えた時にするからね」
かちゃかちゃと道具を触る音。
蒼の震えた声が耳に沁みる。
力が抜けて、廊下に座り込んだ。
「みんなねぇ、とっても優しいよ。私の事大切にしてくれるんだ…私も大切にしたい。だから、これからちょっと大変だけど、お腹の中で踏ん張って下さい。
あなたにまで負担をかけて申し訳ないけど、ママ忙しいから。やる事沢山あるし。わかった?約束ね」
筆をケースに入れて、机に頬杖をついてる。小さなため息が落ちて、紙に何かを書き始めた。
「先生と話すから整理しておかないと。
脳のデータ化はもう実験済みか。
すげ替えのやり方、器の子の自我がなくなった後どうなる?
30歳上限の意味、チップをつける意味。
両親の今後、組織を潰すためにどうするか、子ども達はどうするか…延命薬も使えるのか聞かなきゃ。
あっちのボスの現状…組織の状態…先生はどうするのか、あとはなんだろう…うーん」
ボールペンのカリカリ書く音と、蒼がうーん、とうなる声。
静かに立ち上がって、寝室に戻る。
三人でベッドに横になって、重たいため息が三つ重なった。
「蒼はもうずっと先を見てたのかな」
「そう言ってたしな」
「最初の延命薬の話の時点で、既に今と同じ話をしていた。あの時にはもう、蒼の中でゴールが決まっていたんだ」
なんだろう。不思議な感覚だ。
悲しいのに、蒼の意志の強さがそれに沈み込むことをさせない。ずっと前を向いて、振り向かない蒼の隣に並び立ちたい。自分がお姫様じゃなくてナイトだと言い続ける蒼のそばにいて、同じものを見たい。
「強くなりたいな」
「そうだな」
「蒼のために、自分のために、子供のために…そうなりたいな」
ガチャ、とドアの開く音がする。
瞳を閉じて、蒼の気配を感じる。
「うーん。また乗っかるの…?でもそうしないと不平等かな」
するする、布の擦れる音。
ちゅ、っとリップ音がする。
蒼が順番にキスしてるみたいだ。
「慧…愛してるよ」
耳元で蒼の声が囁いて、唇が重なる。
トスっと音がしてボスの上に蒼が寝っ転がって、腕を引っ張られて…お腹にまとめて三人の手が重なる。
おやすみなさい、と呟いた愛おしい人の声が…いつまでも頭の中で響いていた。
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