第三十三怪 鵺の親子②

「チッ、親父の奴、ふざけやがって。なんだよあれ」

「エルガー、戻ロウ、キット、アレ、ワルガー、作戦ダッタハズ」

「はぁ!? 敵の前で寝そべっておしゃべりするのが作戦なのかよ!? どんな作戦だよ。ふざけんな。あんな親父の姿もう見てらんねえよ」


 四方八方を喧騒に包まれる中、エルガーはワルガーとキカザールの戦いの観戦を途中放棄していた。

 エルガーは、転がっていくコブリンや、威嚇するマンティコアを避け、吹っ飛ばされる剣やら槍やら、あるいは魔法の余波という様々な流れ弾をなんとか搔い潜って安全そうな場所を探す。

 もちろん、一番安全な場所は撤退経路確保のために出入り口を占拠している撤退支援班のゴブリン達といっしょにいることだろう。だが、その場所は同時にワルガーとキカザールの戦いを眺める特等席でもあった。エルガーは自分の親父がふざけた戦い―――少なくともエルガーの眼にはそう映った―――をしているのを観戦席から何もせず見ているのが我慢ならなかったし、周りにいるゴブリン達にどう思われているかと考えると居た堪れなかった。

 もっとも、実際には撤退経路確保のためのゴブリン達は、戦況の把握と自分たちを排除しようと突撃してくるマンティコアを牽制するのに忙しかったので、エルガーごときに一々侮蔑の視線を送る余裕など有りはしなかった。そもそもトロツキのゴブリン達は、どういう形であれワルガーがキカザールの足止めという大任を果たしている以上、評価こそすれエルガーのように苛立って見ているものは一人もいなかったのだが。


「エルガー、カガメ」

「えっ?」

 突然のムラサメの忠告にエルガーが反射的にしゃがむと、頭上スレスレを複数の石弾が通過していった。


「エルガー、急グ、左、跳ブ」

「へいへい」

 エルガーは直ぐにその場から左側へと跳躍する。

 すると次の瞬間には、元居た場所を大柄のゴブリンがすっ転んでいき、右側ではどこからか流れて来た火球が破裂していた。


 エルガーは撤退経路確保の拠点陣から抜け出した後、いくつかの擦り傷、火傷、打撲跡が出来ていたが、素直にムラサメの忠言に従うことで、この混戦模様の戦場において、それらは最小限に抑えられていた。


「げっ、【雷波浪】じゃん。しかも大きいし」

 エルガーの目の前から、雷撃の波が押し寄せる。攻撃威力自体は大したことはないが、確率で広範囲の敵に味方もろとも麻痺効果をばら撒く技だ。この技を習得しているマンティコアはエルガーの知り合いに何匹もいるが、混戦では使えないから困ると愚痴っていたはずだ。

 おそらくはキゾティー族のマンティコアの誰かが切羽詰まった結果、やけくそで撃ったのだろう。無数の流れ弾が飛び交う戦場で麻痺させられるなんて冗談ではない。

 とはいえ、雷波浪の進行速度から見て、回避は不可能である以上、

「【雷槍】」

 エルガーは同じ雷系の魔法で打ち消そうとする。

 しかし、それは雷波浪の厚さをやや薄くして進行速度を落としただけだった。

 焦るエルガーだったが、目の前にストンッとムラサメが立つ。

「エルガー、ヨクヤッタ」

 それだけ言うと、ムラサメはピョンと空中に跳ね上がる。そして、押し寄せる雷波浪にその刀身を振り下ろした。

「【魔法斬り】」

 途端、雷波浪は真っ二つにされ、ムラサメの太刀筋を中心にしてエルガーを左右に避けるように去っていく。

「た、助かった・・・」

 エルガーはほっと一息ついた。


「エルガー、ヤッパリ、危険、戻ロウ」

 ムラサメが忠告してくる。確かに今のはなかなかに危なかった。だが、それでもエルガーに戻るという選択肢はない。欲を言えば、エルガーはフレイムラットの少年が三杖流のイワザールとかいう猛者と戦う所を見に行きたい。

「・・・あそこの通路に入ろうぜ。さっきから人の出入りが少ないからよ」

 エルガーは近くの横穴を目指した。

 大広間にいるから、周囲360度の流れ弾を気にしなくてはいけないのだ。だが、狭い通路や小部屋に入れば警戒する方向は少なくても済む。それがエルガーの考えであった。そこで落ち着いてじっくりと観察すれば、お目当ての決闘が行われている場所も自然と判明するかもしれないという目算もある。


「ドウ、ナッテモ、シラナイ、ゾ」

「頼りにしてるぜ。ムラサメ師匠」

 不穏な忠告をするムラサメに、若さゆえの無鉄砲で聞き流し、エルガーはお茶らけた返答をするのみだ。


 そうこうして大きな横穴に入っていくと、何やら奥の部屋から剣戟の撃ち合う様な音が聞こえてくる。どうも雑魚同士の小競り合いというよりは、強者の一騎打ちのような気配だ。・・・あるいはエルガーが単にそう思いたかっただけかもしれない。

 いずれにせよ、覗いて確認せねばならないと、エルガーは勇んで奥の部屋と走り出す。

「・・・エルガー、ソノ部屋、ハイルト、死ヌ」

「俺はそんな簡単に死なねぇ!」

 エルガーは部屋の前に垂れ下がっている巨大な葉っぱで編んだ暖簾を潜った。もしムラサメの言う通り危険であったなら、大人しくこの暖簾の陰から中の戦闘を観戦していれば良いだけだ。


 エルガーが暖簾をくぐった瞬間、鼻先を雷光がかすめる。

「伏セロ!」

「うおっ」

 とエルガーはムラサメの言葉に反射的に地に伏せることで、それを避けた。


「おやおやおや、どうしてガキがこんな所に迷い込んでいるのですかね~? 脱出口は3番通路の方ですよ」

 心をざわつかせる様なねっとりとした声にエルガーが視線を上げると、生臭い匂いが充満する部屋の中央に一匹の大柄なマンティコアがいた。そいつは真っ白い目隠し覆いの頭巾を付けていて、両手と尻尾の蛇で3本の鎖を握っている。鎖の先端には鋭利な鉄の鎌がついており、右手で握っている鎖の先の鎌は、赤黒いシミの出来た部屋の壁に突き刺さっている。

 その下にはトロツキの総長がいた。大剣を支えにして膝をついている。

「ゴブッ・・・ゴブ・・・」

 全身傷だらけで、血を流している。息も絶え絶えだ。対して、マンティコアの方は大きな外傷は見られない。戦況は明らかだった。

 

「エルガー、仲間ト、勘違イシテル。今ノウチ、ニゲル」

 ムラサメが小声でエルガーに撤退勧告をする。

 が、エルガーは動かない。

 エルガーも事前に対キゾティー族の戦術を齧り聞いていた。妖精のボスと側近たちが敵のボスを倒す間、近衛を他の面々で抑える必要がある。父のワルガーが対戦するのは剛体のキカザール。フレイムラットの少年が対戦するのは三杖流のイワザール。そして、トロツキの総長が過去の因縁を理由に担当することになったのが・・・。

「三雷鎖のミザール」

 エルガーは状況を見て敵の正体を悟り、呟いた。その瞬間、言葉は分からないはずのトロツキの総長がエルガーの方を見る。両者の眼が合った。が、総長は直ぐに眼を逸らす。そして、小さく手であっちへ行けと払いのけるようなジェスチャーをした。

「・・・・・・かっけー」

 エルガーはその姿を見て、ただただ感動していた。

 エルガーの脳裏には、自分の父親がキカザールの前で寝そべりおしゃべりしていた姿が再び蘇る。それに比べて、今のトロツキの総長は漢の中の漢に見えた。

 間違いなく、スズカもモッケ爺もワルガーを正解と判断し、むしろ因縁などと言う感情的理由で分不相応の役を一人で買ってしまったトロツキの総長を非難することだろう。だが、エルガーには戦略的な正誤など知ったことでは無い。少なくともエルガーにとって、トロツキの総長は彼の憧れるだった。


「よし。助けよう!」

 エルガーは即決した。そして、トロツキの総長の元へ一歩踏み出す。

 が、

「ッ! 助ケタイナラ、仲間ヨブ。ソレガ確実!」

 慌てふためいたムラサメの忠告に、すんでの所で我を取り戻した。

「おっと、あぶねえ。感動のあまり冷静さを失う所だったぜ」

 この部屋に突撃した時点で、既に冷静などとはとても言えないわけだが、少なくともエルガーはムラサメの忠告を素直に聞くだけの知性はあった。エルガーは自分が弱いことを知っている。感情だけで助けに入って、総長もろとも殺されてしまっては得るものが無い。


 エルガーはクルリと向きを変えると、さっと暖簾をくぐろうとして、


「待て」


 突如、目の前の地面に突き刺さった鎖鎌に行く手を遮られた。


「んんんんんっ、私としたことが。いやはや、すんでの所で騙される所でしたよ。ええ、ええ、実に巧妙な罠ですねぇえ。・・・あなた、内通者ですね?」

「内通者??」

 エルガーは首を傾げた。

 どういうわけか、敵対関係だとばれてしまったようだ。しかし、内通者というのは意味が分からない。内通者。スパイ。裏切り者。エルガーは生まれてこの方誰かを裏切った覚えはない。アホの父親とは違って。


「やれやれやれ。とぼけるのが上手いようですねぇ。しかし、無駄ですよ。ちっちっちっ。私はね。頭の出来が違うんです。私は老若男女問わずキゾティー族に属する全てのマンティコアの顔を覚えているんですよ!」

 声高におつむを叩いて見せるミザール。

「・・・ムラサメ、コノ男、タカダカ百程度、貌ヲ覚エル、自慢、理解デキナイ」

「いや、百以上の貌を覚えてるって凄いだろ・・・」

「・・・エ?」

「・・・え?」

 ロークビ帝国の古代遺産であるムラサメにとって、その感性の基準は人間という種族の能力である。マンティコアであるエルガーとは感性において大きな差があった。(ちなみに、通常の人間の認知機能においては最低でも千人以上の判別が可能である)


 貌認識に関する感覚の違いで戸惑うエルガーとムラサメを前に、ミザールの演説は続く。


「しかし、貴方の顔は見たことが無いんでね。内通者確定です。これで疑問は全て解消されましたよ。全くおかしいと思ったのですよ。ゴブリンどもが探知の網をかいくぐって突然攻め込んでくるなんて。全て、あなたの手引きというわけだ。おそらくゴブリンどもがこの日の為に、よそのマンティコアの集落から赤ん坊を誘拐し、番犬の様にあなたを育てあげたという所でしょう。いやはや、さすがは卑しきゴブリン。血も涙もない所業ですねぇええ。そして、飼いならした子供を密かにこの巣に潜入させて秘密工作を行っていたと。くくく。この三雷鎖のミザールの眼を以ってしても見抜けない謎など、有りはしないのですよ!」

 ミザールは高らかにそう語り、自らの目隠し覆いを指し示す。

 全くの見当外れである。

 とは言え、エルガーが敵であることは、ばれているのだ。ならばなんとか隙を見て部屋の外に逃げ出さなければならない。


 と、トロツキの総長が立ち上がり、エルガーの方に一瞬だけ目配せした後、大剣を構えてミザールに突進をした。

「ッ! エルガー!」

「分かってる」

 ムラサメに言われなくともエルガーにも総長の意図は分かる。エルガーは目の前に刺さっている鎖鎌をジャンプして超えようと、少し戻って助走をつける。


「ふむ」

 が、ミザールにもバレバレだった。

 ミザールは壁に刺さっていった鎖鎌を勢いよく回収しつつ、総長の背後を狙う。同時にエルガーの前に刺さっていた鎖鎌を勢いよく跳ね上げさせ、エルガーの跳躍を牽制。さらに、3本目の鎖鎌をエルガー目掛け、出入り口側から薙ぎ払う軌道で投げ込む。


「エルガー、ダメダ。ヒケ」

「クソッ」

 エルガーは跳躍を諦め、それどころか襲い来る鎖鎌を回避するため、部屋の奥側へと追いやられる。だが、鎖鎌は止まることなく、エルガーに追いすがる。


「ゴブッ!」

 トロツキの総長の大剣が横薙ぎに払われ、エルガーを追う鎖を打ち払う。

 だが、

「ふんっ・・・愚かなw」

 ミザールの左手と尻尾の蛇がクルリと鎖を捩じる。途端、鎖鎌の軌道が変わる。一本は総長の大剣に巻き付き、そのまま総長へと刃が襲う。総長は大剣を握ったまま、咄嗟に魔法の石盾を作って防御した。が、魔法の発動に集中力を割いたことが致命的だった。残りのもう一本が総長の体に巻き付き、鎖で雁字搦めに縛ってしまったのである。

 さらに、

「ゴ、ゴブッーーー!!!」

 鎖に雷撃が走った。空中にバチバチと余剰魔力が放電する程の勢いで、ミザールは鎖鎌を通してトロツキの総長に電撃魔法を叩き込んだのだ。

 エルガーの見ている前で、全身から焦げ臭い匂いを発しながらトロツキの総長は鎖を巻き付けたまま、ゆっくりと倒れる。


 状況は著しく悪化した。

 

「・・・俺のせいか? 俺がこの部屋に入ったせいで?」

「オソカレ、ハヤカレ、同ジコトダッタ」

 倒れ伏し、辛うじて浅い呼吸をする総長を見て、エルガーは酷いショックを受けていた。間違いなく、エルガーを庇うための行動がこの事態に直結していた。

 もっとも、ムラサメの冷厳とした見立てが正しいならば、エルガーが部屋に入った時点で既に勝負は半ばついていたので、結果は何も変わらなかったろうが。

 だが、エルガーにはそういったことを反省する時間も与えられていない。

「他獣ノ心配、シテイル場合、チガウ」

「分かってる。分かってるけどよぉ・・・」

 エルガーの眼はついつい倒れ伏す総長の方へ向いてしまう。今は敵である三雷鎖のミザールから目を離してはいけないと、頭では分かっていたが。


「さてさてさて。普段、同じ種族であるマンティコアのガキを殺そうとすると、何かと非難されるわけですが・・・」

 ミザールの言葉に、ごくりとエルガーは唾を飲み込む。敵の慈悲で生き永らえるなど情けない話だが、しかしエルガーとて犬死したいわけではない。恥を積んでもここから生還できるなら、それにすがるしかない。

 が、

「というわけで残念ながら・・・、ついぞ同族の子供を殺す機会には恵まれなかったのですよねぇええ。くくく。別の氏族の子供で、この事態を引き起こした元凶とならば、殺しても非難されることはないでしょうぅとも!」

「・・・はっ?」

 エルガーはミザールの冷酷無慈悲なる言葉に我が耳を疑った。


 次の瞬間、総長を縛っている鎖以外の2本の鎖鎌がエルガーを襲う。

「ムッ」

 一本はムラサメが跳び上がって打ち払う。払われた鎖鎌は捻じれながらムラサメに巻き付こうとするが、ムラサメは流水が掌から零れ落ちるかの如くに捕まらない。しまいに鎌の柄の鎖を地に縫い留めてみせた。

「ほほう。自動律のインテリジェンスウェポンですか。これはこれは良い魔剣をお持ちだ。・・・しかし、同じものがもう一本必要だったようですねぇええ」

 そう。もう一本の鎖鎌をエルガーは自力では避け切れなかった。

「うっ。くそっ」

 エルガーの胴体はザックリと切り裂かれていた。腹部からとめどなく血が流れ出る。強烈な痛みと共に死の恐怖がエルガーの脳裏を支配する。エルガーの覚えている魔法のレパートリーに回復魔法は無い。


「エルガー、オマエハ、コノ部屋、ハイッタ、ダカラ、死ヌ」

 そしてさらにムラサメからも無慈悲な死の宣告が追撃される。


―――そうか。俺は死ぬのか。何もできずに、この初陣で。


「くくく。実に運の無いクソガキですえぇええ。よりにもよってこの私と邂逅してしまうとは! キカザールやイワザールなら、あるいは見て見ぬふりをしたかもしれませんがね。しかし、逆に私は何という幸運。今日という日を与えてくれた運命の女神に感謝しましょう。ついについに、私は同族の子供を合法的に嬲り殺し、腹を掻っ捌いて良い機会に恵まれました」

 痛みと悔恨の中、エルガーの耳にミザールの狂ったような声が響く。


―――だが、犬死は嫌だ。戦士として、わずかでも戦士として生きて死にたい。


「ムラサメ師匠。・・・俺が死ぬのは分かった。でも戦士として仕事がしたい。トロツキの総長に代わって、あいつの足止めをしたい。この命尽きるまで、一瞬でも長く時間稼ぎがしたい。の勝利の為に」

「ソレハ、ドンナ、方法デモカ?」

「ああ!」

「敵ノ前デ、寝テ、オシャベリ、デモカ?」

「・・・・・・ああ、そうか。うん。それでも良い」


―――ああ、親父はちゃんと戦士だったのか。


 死の覚悟は、エルガーを一つの悟りへと導いた。生への絶望は、エルガーの価値観を急速に戦士としてのそれへと鮮明に先鋭に尖らせていた。


「さてさてさて、そろそろおしゃべりは終わりにして、解体ショーといきましょうか。あまり遊びに油を売っても、後でボスに怒られてしまいますからね。くくく」

 ミザールがジャラリと鎖を鳴らし、笑いながら手元に戻した鎌の刃をペロリと舐めあげる。刃先にはエルガーの血がべっとりと付いていた。


 エルガーはもう総長の方を見なかった。真っ直ぐミザールを見据え、その手にする3本の鎖鎌を視界に捉える。苦痛はある。だが不思議と恐怖は和らいでいた。

 エルガーは生を諦めていた。積極的に。そう、それは決して無気力になることの理由とはならない。なってはならない。


「エルガー」

 ひらりとムラサメがエルガーの正面に躍り出た。だが、その声はいままでの無機質ながら温かみのあるものとは少し違った。心をざわつかせる様な不気味な響きだ。


「我ガ霊名ハ、ムラサメ。シカシテ我ガ体銘ハ、テオテカ砦ノ三祭具ガヒトツ、契約魔剣バフォメット。我ニ汝ノ命ヲサシダセ、サスレバ汝ノ望ミヲ叶エヨウ」


「・・・好きにしろよ。・・・くくく」

 エルガーは笑った。

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