第二十九怪 小鬼の秘宝②

「ええっと、フェアリス語は分りますか?」

 俺の問いに赤鬼達、もといゴブリン達は「ゴブゴブッ?」と言って首を傾げた。


「ゴブゴブ、ゴブッ、ゴリブー、ゴンブン」

 ゴブリン達の一人が前に出てきて何かしゃべりかけてくる。

「ごめん。ゴブリン語は分からないよ」

 俺はムステリス語で答えながら首を振った。ゴブリンも首を振る。


 すると、別のゴブリンが前に出てきて、「ヒィヒヒーン、ヒンヒン」と別の言葉で話し出した。

「ごめん、それも分からないよ」

 俺はゲッシー語で答えながら首を振る。ゴブリンも首を振る。

「スズカ殿。モッケ爺殿を待った方が良いのでは?」

「そりゃそうだけど、モッケ爺が来るまでは、出来る限りコミュニケーションを取る努力はしたいからね」

 シャベリキの言う通り、その方が効率的だと思う。ただ、ゴブリン達の心証を考えると果たしてどうだろうか。・・・俺は何となく直感的に、このゴブリン達を粗略に扱わない方が良い気がしていた。


「バウゥー、ワオウゥン、バウバウバウ」

 三匹目のゴブリンが前に出てきて、また別の言語をしゃべる。

「ううぅん、それも分からないよ・・・」

 俺はハヌ語で答えながら首を振ると、ゴブリンも参ったという風に首を振る。

 と、そこに慌てて四匹目のゴブリンが前に出てきた。


「スタルジア、ハヌ語分かります」

 おおぅ、ついに俺たちは共通言語を見つけだしたようだ。


「こんにちは。俺はスズカと申します。あなた方はどのようなご用件でこの砦にいらしたんでしょうか? もしもテオテカの料理屋をお訪ねになったなら、申し訳ありませんが現在臨時休業中でして」

「こんにちは、スズカ。スタルジア達は料理屋のバステトの娘に尋ねたいことがあった・・・それと、敬語はやめろ、下さい。聞き取るのが難しい」

 これはあれか、ミノタウロスの族長と同じく流言麗色がコミュニケーションを阻害する可能性があるパターンか。

 にしても、ノクスに尋ねたいことって、あの猫叉ほうぼうで何かやらかしているんだろうか? ・・・あ、有り得る。


「その娘は今ちょっと忙しいんだ。尋ねたい内容を教えてくれないか? 聞いてくるから」

「スタルジア達、ある魔獣ストラスを探している」

「ストラス・・・」

 ストラスと言えば、俺の知り合いには一人しかいない。

「スタルジア達、考えた。料理屋なら噂が集まる。もしかしたら、スタルジア達の、トロツキ族の丞相、モッケ老師の手掛かりが見つかるかも」

 それは間違いなくモッケ爺のことだった。

 そして彼らは、先のゴブリン戦役を引き起こしたゴブリンのトロツキ族なのだ。


 これは直ちにモッケ爺を引っ張ってくる必要がある。

 俺は横に突っ立っていたシャベリキにモッケ爺を探し出してくるように頼むと、ゴブリン達を中庭へと案内した。


♦ ♢ ♦ ♢ ♦


 トロツキ族と面会したモッケ爺は感涙しむせび泣いていた。両者の間で交わされた会話はゴブゴブ言ってばかりだったので内容は分からないが、それでも再会を喜んでいることは傍から見て分かる。


「うあぁー、噂のトロツキ族を生で拝めるなんて、やっぱり僕スズカ殿の押し掛け配下になった甲斐がありました。集落にずっと閉じ籠っていなくて正解でしたね」

 シャベリキが興奮して、ゴブリン達を見ている。最初見ていた時は、なんだただのゴブリンか、という感じだったのだが。ミーハーめ。


 と、モッケ爺がゴブリン達との会話を切り上げて、こちらに飛んでくる。

「スズカよ。これこそは僥倖ぎょうこうぞ。天の采配がわしらに味方しておるのじゃ。ほっほっほ!」

 モッケ爺はいつになく上機嫌である。

「もしかして、ゴブリンが味方になってくれるんですか?」

「それだけではない! まさかまさか、先の大戦で全て失われたと思い、わしの百年の努力の結晶が消え失せたと絶望していたものを、ああ、信じられん。トロツキ族のクラウンジュエル、人間の国を滅亡寸前まで追いやった秘宝が残っていたのだ。彼らの手元に!」

 モッケ爺は興奮しながら、ひどく物騒な発言をする。

「クラウンジュエル? その秘宝は兵器か何かですか?」

「いや、兵器と言えば兵器なんじゃが・・・。剣だの槍だのとは違う兵器でな。まあ、それは実物を見れば分かることじゃ。いや、この話は今はよそう。今すぐ手に入れたところで、どうせグリフォンとの戦には間に合わん・・・そもそもグリフォン相手には無用の長物じゃしな」

「そうですか」

 聞けば聞くほど、その秘宝とやらの正体が掴めなくなる。まあ、ポチッとボタンを押せば強力なビームを放って辺りを薙ぎ払う・・・みたいな単純なものではないことは確かだが。


「というわけでな、トロツキ族の生き残りたちをこの砦に迎え入れたいのじゃが、良いであろうか?」

「もちろん。今は一人でも戦力が欲しいからね」

 まあ、いくら人手不足とは言え、誰彼構わず引き入れたら不和の種になるかもしれないが、かの赤鬼達はモッケ爺のことを丞相だの、老師だのと敬っているようだからモッケ爺の指示には唯々諾々と従うであろう。混乱は回避できるはずだ。・・・そうであって欲しい。切実に!


 と、安請け合いしてしまった俺だが、

「って、ちょっと待って、モッケ爺。それって何人くらいの話?」

 数について一切聞いていなかったことを思い出して、慌てた。そうだよ、ゴブリンって数こそパワーな種族じゃなかったっけ? 『生き残り』というワードのせいで勝手に少人数だと考えてしまったが。

「なんじゃ、スズカよ。砦がゴブリンで溢れるかもしれないと心配したのかの? それなら問題ない。たったの150匹程度じゃ」

「150・・・結構多くない!?」

 今砦にいる魔獣は、20に満たない。

「なぁに、あやつらは大して嵩は取らんし、この砦は十二分に広く大きい。南側に建っておる兵舎だけでも全部収容できようぞ」

 南側の兵舎とは、かつて古代ロークビ帝国の兵士が寝泊まりしていたであろう2階建ての宿舎で、全部で20部屋あり、一部屋にはベッドが4つある。つまり、一つの人間用ベッドにゴブリンを2匹ずつ放り込めば足りるという計算らしい。


「でも、ゴブリンって鼠算式で増えていくんですよね? あっという間に埋め尽くされるんじゃ・・・」

「その場合は、貴族だけを砦に住まわせて、平民は砦の外に勝手に集落でも作らせれば良い。なぁに、あやつらは穴掘りは得意じゃ」

「ゴブリンにも貴族がいるのかい?」

「何を言うておるんじゃ・・・。スズカよ。お前さんが任命するんじゃよ」

「そんな、無茶苦茶な」

「ムチャでもクチャでもない。支配者が統治と管理において、分割と階級システムを用いるのは必須であろうが」

「支配者って・・・。あのさぁ、モッケ爺。俺はただモッケ爺に担ぎ上げられただけの生後数日の赤ん坊妖精に過ぎないんだから」

 実際のところ、俺は行き当たりばったりに行動しているだけで、その行動の方向性がどういうわけか、密かな野心の火を灯すモッケ爺の企みに一致してしまっただけのことなのだ。

 だから俺は支配者だの統治者だのなんて柄じゃないし、そもそも勝手気ままに他

種族の者たちを「お前は気に入ったから、今日から貴族。お前は使えない奴だから末代まで平民」などと分類して良い物だろうか? それは統治者ではなく、征服者ではないのか?


 しかし、モッケ爺はそんな風に考える俺を窘める。

「やれやれ、何を寝ぼけたことを言うておるのじゃ。わしらは間違いなくお前さんを中心として纏まっておる。それが首輪の強制であろうとなかろうとじゃ。故に、この城砦の主に相応しいのはお前さんしかおらんし、その事実を以ってしてお前さんは既に『見えざる王冠』を戴いておるのじゃ。なぁに、実態が名に遅れて後からついてくるなど世に多いことじゃ。むしろ、往々にして形が中身を創り出すことがしばしばある。・・・むしろ、形に逆らって中身を維持することの方が困難じゃよ」

 そう。自分の安全や、敵への恐怖や、我儘な慈悲心やら、お節介な救世主願望に身を任せてきた結果、気付けば、シックル、ノクス、ワルガーと、他者の命を支配する立場になってしまった。シャベリキなどという、首輪も嵌められていないのに俺の下に馳せ参じて瞳を輝かせている迷惑な奴までいる。

 もはや、簡単に全てを放り出せる立場ではなかった。

「まあ・・・、自分の気持ちに従って、やりたいようにやった結果ここに行き着いてしまった以上、自分が蒔いた種は自分で刈り取りに行くべきか」

「それが良きにつけ、悪しきにつけじゃよ」


♦ ♢ ♦ ♢ ♦


 俺とモッケ爺はゴブリン達を迎え入れることに決定したのだが。

 その意向を伝えに行ったモッケ爺が難しい顔をして帰ってきた。


「どうやら、ちと一仕事する必要がありそうじゃ。こちらから護衛を出して迎えに行く必要があるの」

「道中そんなに危険なんですか?」

 俺はてっきり、ゾロゾロと行列をなしてやってきたゴブリンを両手を広げて歓迎してやれば良いだけだと思っていたのだが。

「どうやら、クラウンジュエルの存在がよそに漏れたらしい。秘宝を狙ってマンティコアの一団から襲撃を受けておるようでな。洞窟で籠城しているという話じゃが、食糧を得に外へ行く者たちが次々狩られては、早晩干上がるのは目に見えておる。降伏交渉においては間違いなく、クラウンジュエルの引き渡しを要求されるであろう」

「マンティコアって、まさかとは思うけどハクタの群れではないよね・・・」

 全面協力体制のハクタの群れと軋轢が生じるのは避けたい。

「そう思うがの。万一の場合は、ややこしいことになってしまうのう」

「これはマンティコアに聞いてみるのが一番かな」


 ということで、ワルガーを呼び出した。


「小生をお呼びとのことですが、何でしょうか主殿」

 俺様ワルガーが嘘のように畏まっている。これぞ借りてきた猫ならぬ借りてきたマンティコア。存外、上に立てば横柄な者は、下に回れば阿諛追従の輩になるのかもしれない。少し離れたところにいるゴブリン達は、威圧感のあるマンティコアが俺に平伏しているのを見て、ざわついていた。


 まあ、それを良いとして。


 俺がことの経緯を話して聞かせると、ワルガーは直ぐに否定した。

「それは我らエスプー族の群れがやったことではありません。主殿。・・・そのゴブリン達の巣というのはどのあたりにあるのですか?」

「あやつらの話からすると、おおかた、ここから東にジャガーの杖10万本前後といったところかの」

 ワルガーの問いにモッケ爺が答える。

「10万本前後、東・・・。それはおそらく、キゾティー族でしょう。直接縄張り争いをしたことはありませんが、なかなかの乱暴者揃いと聞きます」

 別の群れならば問題ない。しかし、

「万一の場合もあるから、一応ワルガーにも来てもらう方が良いね」

 同じマンティコア同士なら、剣を交えずに交渉で事を収めるのにも一役買ってくれるかもしれない。


「けどモッケ爺、グリフォンの方は大丈夫かな? 俺らがトロツキを迎えに行っている間に監察官が来たら困ったことになるけど」

「心配性じゃのう。グリフォンはまだこちらの事態に気付いてもおらん。少なくとも周辺地域の魔獣や妖精にばら撒いた賄賂が効いておる内は大丈夫じゃ。・・・心配ならば、出来るだけ速やかにこの件を片付けてしまうことじゃ。日が経つにつれて、リスクは高まっていくのじゃから」

 まあ、ビビッて何も行動せずにいるのが一番ハイリスクってこともある。これで監察官が来るのを待って開戦日が決まってから行動しようなんて決定した場合に、監察官が7日たってようやく来るとか、協議が破断して即日開戦になだれ込むとなったら後悔するだろう。

「なぁに、最悪の場合は、こんなちんけな砦さっさと放棄して逃げるようにと留守番の者たちに言い含めておけばよい。その場合は我らとグリフォンの間で攻守が交代するだけじゃ」

「・・・それもそうだな」

 俺はトロツキの救出作戦中にグリフォンが来ない方に掛け金を乗せることにした。


♦ ♢ ♦ ♢ ♦


「・・・というわけで、あまり時間をかけたくないから強行軍で行こうと思います」

 俺は城砦門前に集った面々を見回した。

 派遣メンバーは、俺、モッケ爺、シックル、キエン君のいつもの四人とワルガー、トロツキのゴブリン達4人に加えて、魔精ジンの剣ムラサメ、鉄 メタルラットのライゴ、そしてエルガー君である。

 シャベリキ? あいつは留守番だ。行きたそうにしていたが「留守の城を任せられる軍師がどこかにいないもんかな?」と言ったら、喜び勇んで「お任せください!」と言ってきた。なお、ノクスには何も言わないうちから「嫌よ」と断られた。


「スズカ! ムラサメ! シックル! キエン! ワルガー! ホカ、ワカンナイ」

 俺の後ろで飛び跳ねるムラサメをゴブリン達は遠巻きにして気味悪そうに眺めている。

 

「ふぇふぇふぇ。坊ちゃまのことは拙僧が必ずお守りしますぜ」

「要らないよ! 僕頼んでない」

 石柱の陰でキエン君とライゴが何やら揉めている。

「そうは言われてもですね、拙僧はエンカさんに言われたから来たわけなんで。それに城砦主猊下も許可して下さっているんでね。文句があるならエンカさんと猊下に言うんだな!」

「もう、お母さん、余計な事ばっかり・・・スズカ様まで・・・」

 エンカさんの差し金でメタルラットのライゴはキエン君の護衛の従士として付いてくることになった。まあ、拒絶する理由もないので事前に同行を許可していたのだが、キエン君は不満そうである。

「あー、キエン君。なんかごめんね。ただ戦力は多い方が良いから・・・」

 俺はちょっと申し訳なく思い、キエン君達の所へにじり寄って言い訳した。

「えっ? スズカ様!? あ、いえ、あの、その、違うんです。ライゴが同行することが嫌なわけでは無く、護衛対象みたいに扱われるのが嫌なだけで。肩を並べて戦う戦士としての扱いというか、せめてそういう態度をとって欲しかっただけで」

「これはしたり。拙僧に問題ありでしたな!」

 ライゴはぴしゃりと自分の額を叩く。


 と、俺が鼠組みと話し込んでいたら、

「ちょっと待て、エルガー。お前は見送りに来ただけだろう!?」

 門の近くで、突然ワルガーが素っ頓狂な声を出す。


 なんだ、なんだ、と皆の視線がワルガーの方へと集まった。

「俺も行く! 俺も戦える!」

 意気軒昂に牙を鳴らして、エルガー君が叫ぶ。

「馬鹿を言うな、エルガー。お前には外の世界は未だ早い」

 たしなめるワルガーに対して、エルガー君はさらに激昂した。

「・・・そんなこと、そんなこと知ってる! でも踏み出さなきゃいつまでたっても外の世界は危険なままじゃないか。あのフレムラットの子供はもう立派に戦士として扱われていて、従士までいるのに。親父がかなわなかったミノタウロスのゾンビも、デスサイズが苦戦してたグリフォンのゾンビも一瞬で火達磨にしてて・・・、めっちゃくちゃカッコ良かった。憧れた。悔しかった。俺と同じで未だ子供なのに、俺の方がずっと図体がデカいのに、なんで俺は庇われて震えて何もできずに縮こまってるだけなんだって!」

 叫びながら、エルガー君はキエン君を指さした。ハヌ語が分からないキエン君は首を傾げた。


 ワルガーは突然のエルガーの迸る激情に触れ、目を白黒させていたが、次第に渋面を作っていく。

「エルガー、そんなに焦ることは無い。成長の速度は獣それぞれだ。お前は、もっと体が大きくなって、魔法も十全に使えるようになってから実践に励めばよいのだ。それまでは、安全な所にいなさい。俺様はキャサリンと約束したのだ。お前を大切に育てると。今後は俺様の都合に巻き込んで危険な目には合わせぬと」

「嫌だ。俺は今すぐ強くなりたい。例え弱くても力の限り戦えるオスになりたい」

「無茶を言うな。弱いままで戦ったら命を落としてしまう。それでは、強くなるならない以前の問題だ。じっくり力を涵養し、確実に勝てると踏んだ相手だけを狩り、敵わぬならば速やかに退く。これが賢明にして、もっとも確実に強くなる王道ぞ」

 ワルガーは、己の息子に魔獣としての正しい在り方を諭す。

 まさに賢明なる魔獣が歩むべき王道。弱肉強食の世界を生き抜く正しき作法。


 しかし・・・、

「・・・から、・・・んだ」

「ん?」

 小声で呟くエルガー君にワルガーは怪訝な顔をした。

「親父はそんなんだから、本物相手には負けたんだ!」

「ほ、ほんもの?」

 困惑するワルガーにエルガー君は容赦なかった。

「そうだ! 親父が勝てるのは、自分より腕っぷしの弱い仲間のマンティコアにだけじゃないか。ハクタ様みたいに忍耐と研鑽を積んだ相手には負ける。ネクロマンサーのバステトみたいに影で技術と心の刃を研ぎ続けた相手には負ける。俺には分かるんだ。親父はきっとここにいる奴らの中で一番弱いって。妖精のボスにも、知恵のフクロウにも、密林の死神にも、あのフレイムラットの子にも、命の取り合いをしたら絶対に勝てやしないんだって」

「そ、そんなことは・・・」

 ワルガーは口の上では否定しつつ不安そうに体をゆすった。

「ハァ。俺は、俺は、本物の強者になりたい・・・」

 エルガー君は長口上につかれたのか、荒い息を飲みこみながら、ワルガーを睨む。

 ワルガーはほとほと困ってしまったらしく、俺の方を懇願するように見てきた。


 ・・・参った。

 あまり親子の問題に首を突っ込むのはどうなのかとも思ったのだが、助けを求められては一歩引いて見守るというわけにもいくまい。

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