第26話艶っぽい仏壇

「しゃらくさいわいデモ言うな!何を 守っとるなが! おて手は両方とも引き出しの中やきね!」


言い終わって引きだしをスコスコと出し入れしていた。


「アッ、あん!」


欅仏壇がしなやかに撓る。


「あはぁあん!」色っぽい仏壇やな・・・。


と、呟く。


「引き出しをズコバコと、出し入れしたら感じるんかい?」


「オモロイやないか!」鼻息が荒くなった徳永秀樹の顔面は仄かに上気し、ピンクのチークに変って行った。

「ムラムラしてきた!引き出しでシコッてもらうからな!?」


 言い終わらぬ内に下着のブリーフを脱ぎ捨て引き出しの中にイチモツを入れて来た徳永はプーンとイカ臭い体臭を発散させていた。

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