第8話 捕食 ~奴隷少女とショタ狂い~
※この作品には過激な表現を含みます! ご注意下さい。
『今度は、ベッドで、“ストレッチ”しようか?』
宿の浴室で、褐色肌で長身の盗賊娘ティンは、恥じらうジョンをベッドに誘う。
ティンは、緑髪を軽く結い、珍しく右目が見えている。
傷があったから、前髪を伸ばして隠していたのか。
ジョンは、緑髪の美少女にやさしく手をひかれ、言われるがまま、浴室を出る。
「?急に止まって、どうしたの?」
ティンは、ベッドの前で足を止めたジョンに尋ねる。
「お断りします。」
「どうしてかな?」糸目のティンは、笑顔を崩さない。
「キミの命も、金も、未来の全ても、そして何より大事な“秘密”も、ボクは握ってるんだよ。」頬を撫でながら、あくまで、優しい口調で、ジョンに語りかける。
「まだ、銀貨を、お支払い頂いていません。」ジョンは、相手の金色の瞳を見て、はっきりとした口調で、ティンに答える。
「まだ、ボクは“満足”してないんだけどな~?」
「浴室を出て、部屋に戻ったら支払う、という約束だったはずです。お支払い下さい。」ジョンは、ゆっくりとした口調で食い下がる。
「そうだったね~。ん~、わかったよ。」
盗賊娘ティンの交渉スキルは、意外と低いようだ。あっさり引き下がる。
それとも、何かの作戦だろうか?
「はい。これが銀貨10枚。」
ティンは、銀貨を財布から出し、ジョンの手を包み込むようにして、手渡す。
青い模様の入った四角い財布は、ジョンの財布ではない。
おそらく、盗賊娘ティンがどこからか、“拾って”きた財布だろう。
ジョンの財布の場所を確認し、“金貨”を取り返そうとする、ジョンの作戦は失敗した。
“隠匿”の呪文がかけられているが、金貨が部屋の何処かにあるのを感じるのだ。
いったいどこだ?
「じゃ、美少年、“ストレッチ”しよ?」
「はい。」
ティンとジョンは、お互いを顔を見合わせて、手の指を組み合わせて、足裏を合わせ柔軟運動をする。
「ん~。白いすべすべの、もちもち肌。このショタは、良いものだ。」
ティンは、ジョンを手とり、足とりリードする。身体がほぐれてきた。
「やっぱり、緊張しているね?」ティンが、ジョンの目を覗き込む。
「いいえ、そんなことは・・・。」
「え~。お貴族様だからぁ、女中とシたりしないの?大学のガールフレンドとはナニしてたの~?」
「あいにく、僕は勉学に忙しくて、そんな経験はありませんでした。」ジョンはそっけなく答える。
「そっか~。もしかして、これは初物かな?」
ティンは横を向いて、口に手を当て「シシッ。初物っ。初物の王子様かぁ・・・。ししっ。超高級品だね~。デザートにするのは、もったいないかなぁ。」と小声で、かすかに笑った。
ティナの糸目が、まるで、捕食者のように細くなるのを、ジョンは冷たい目で黙って見つめた。
いくつか、ストレッチをした後、ジョンの気が緩んだときだった。
「ねぇ、や ら せ て よ~。」ティンが迫り、馬乗りになろうとする。
「ご勘弁いただけないでしょか?」ジョンは身を翻した。
「じゃ、ゲームをしようよ?」褐色肌の娘は、ベッドにタオルを引いた。
「ゲーム、ですか?」
「そう。キミがボクに、“マナ”を出す度、ボクはシャワーを浴びに、浴室に行くよ。
ゆっくり、ボクはシャワーを浴びてくるからさ~。
キミは、ボクの居ない部屋で、好きに過ごしていいよ~。
逃げてもいいし、“金貨”をさがしてもいいし、部屋のすりガラスから、僕のシャワー姿を覗いても、しごいて待ってても、イイんだよ?」
「・・・いいえ、そんな事は致しません。」
「少し、迷ったね~。そんなにボクの身体に興味があるのかな?」
ニヤリとティンは笑う。
「さて、どうかなぁ~?
勇気ある冒険者の坊や。どうする?このゲーム、受ける?」
ティンは、ベッドに腰かけ足を組んで座り、両手をジョンに向けた。
ジョンはしばし、考える。
「勝利や敗北、報酬、ペナルティは、ありますか?」
「キミの勝利は、今晩一回もマナを出さないこと。
報酬は、キミを即座に“自由に”する。いくつか、持ち物は預かるけどね。
敗北は、3回“マナ”を出すこと。
ペナルティは、奴隷を買いに行く前にさぁ、ボクの話を聞いてよ。
お金が大好きなキミにとって、“悪くない”話さ。
絶対に、損は、させないよ。
ボクは、今まで、キミを飼ってきた連中とは違う。
そんな、疑わしそうな顔しないで?
大丈夫っ!“ボクは、君の味方だよ~”。
まあ。うん。
キミにとって、最善の選択は、ボクのもうけ話を聞き、“決断を下す”ことかな?」両足を組み、モジモジとしながら、ティンは条件を伝える。
「わかりました。そのゲーム、お受けします。」
「決断が早い!イイね~!
キミは、とてもボク好みだよ~。」
「おいで?坊や。」ティンは、ゆっくりとジョンを誘う。
再び、ティンとジョンは、ベッドに向かい合って座る。
「んー。ちゅ♡」
ティンは、前髪をかきあげて、ジョンの唇に軽くキスする。
「痛かったら、言ってね?」
上目遣いにティンは、ジョンを見る。
ティンは首を前にかがめると、ジョンの下腹部に顔を近づけた。
両手を優しく添える。
「いただきまーす♪」
細身のティンは、背骨がくっきりと浮き出ている。
チュウ、チュウ、シュバ、シュバ、シュバ、シュバ・・・。
音を立てて、盗賊娘の顔が上下する。
両手も使いながら、歯を立てないように、丁寧に吸っているのを感じる。
褐色の美少女は、レロレロと、さくらんぼを舐めるように舌で愛撫し続けた。
「ごめんなさい!もう出ます!」
言いながら、ジョンは、ティンの咥内にマナを放出した。
「えっ!?早っ!」出し切るまで、ティンの口に“マナ”を注ぎ込む。
「ウッ、ぐッ、ぷっッ・・・。」大量の“マナ”にティンは目を見開き、苦しそうにすると、口元を押さえて急いで浴室に駆け込んだ。
さて、物色するか。ジョンは、手当たり次第に、部屋を探す。
引き出し、クローク、ベットの下、冷蔵庫、観葉植物の下・・・。
箱の中身を漁り、全ての荷物をひっくり返す。
ない。
見つからない。
ジョンの“金貨”は、どこにもない。
部屋のどこかにはある。気配は感じる。一体、何処にあるんだ。
もう一度、すべての場所を、最初から探すか?
見えていても、認識できないのか?それとも、別の異空間に、格納しているのか?
そろそろ、ティンがシャワーから戻りそうだ。片づけよう。
「はぁ~満足、満足! 力がみなぎるのを感じるよ!」ティンが浴室から出てきた。
「キミもぉ~。あんなに、いっぱい“マナ”を出してさぁ~。そんなに、気持ちよかったの?」
ジョンは、ティンの問いかけを無視した。
「満足されたのでしたら、もう終わりにしますか?」
「冗談っ!今度はキミが、シャワーを浴びてきてね?もちろん、戻ったらゲームを続けるよ!」
「さっすが、爪を深く切ってくれて、ありがと~キレイな指だね。」
風呂から出たジョンの手を、ティンは優しく、自らの下腹部に添える。
「指をゆっくり、入れてね。始めは、1本・・・。次は、2本・・・。ゆっくりと、ほぐしてね。もっと入るかな?」言われるがまま、褐色の蜜壺に、ジョンは指を出し入れする。
「はぁ~!イイよ~。上手っ!んっ~!
あん、イイっ!スゴく、イイよっ!
・・・坊やは、すごく上手だね?絶対、初めてじゃないでしょ~?」
度々、上を向いて、喘ぐティンは、満足している様子で、蜜があふれている。
「ありがとね~。充分、濡れてるから、お口ではしなくていいよ~。
また三回戦でして欲しいな~。」
ティンの前にかがみ、顔を近づけるジョンに、ティンが答える。
「お礼に、また、ボクが少しだけご奉仕シて、あげるからね~?」
「準備できた~?今度は、横になってね~?」ティンは待ちわびたように、ベッドを両手でバンバンと叩く。
ジョンは、言われた通り、敷かれたタオルに、身体を横たえた。
褐色の娘が、股を開き、ジョンの身体に跨った。
「次は下のお口で、」
「いっただきまーす♡」
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