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2024年7月19日 14:10
まともな軍医殿がいらっしゃるのは僥倖と思えてしまいます。陸軍のお客様でしたが。昔ビルマに派遣された中尉さんの記された実体験の戦記を読んだのですが、降伏後に痔の手術をお願いしたら元獣医の軍医殿しかおらず、しかも錆びたカミソリでの執刀だったとか…降伏後で安心して手術が出来たのかも知れませんが人間専門の軍医殿が居ないとは戦争末期は恐ろしい…
作者からの返信
いつもご感想ありがとうございます。そうですね、通常潜水艦に軍医はその一纏まりごとの旗艦にしか乗らないので、どうしたものかと考えた結果こうなりました。私事ですが……自分の曽祖父も兵隊に取られて太平洋戦争に参加していたそうです。もっとも序盤のフィリピン戦で大怪我を負って、その後はずっと伊豆大島の療養所におり、そこで終戦を迎えたようで……その間、ヒィリピンにいた部隊は玉砕……。その後、半身不随になったとしてもある意味運が良かった……。結局、生きるか死ぬか全てが運任せなのが戦争なんだな、と思います。隣で煙草をふかしていた戦友が、或いは自分が、いつ砲弾で吹き飛んでもおかしくない世界。恐ろしいと思います。
まともな軍医殿がいらっしゃるのは僥倖と思えてしまいます。陸軍のお客様でしたが。
昔ビルマに派遣された中尉さんの記された実体験の戦記を読んだのですが、降伏後に痔の手術をお願いしたら元獣医の軍医殿しかおらず、しかも錆びたカミソリでの執刀だったとか…
降伏後で安心して手術が出来たのかも知れませんが人間専門の軍医殿が居ないとは戦争末期は恐ろしい…
作者からの返信
いつもご感想ありがとうございます。
そうですね、通常潜水艦に軍医はその一纏まりごとの旗艦にしか乗らないので、どうしたものかと考えた結果こうなりました。
私事ですが……自分の曽祖父も兵隊に取られて太平洋戦争に参加していたそうです。
もっとも序盤のフィリピン戦で大怪我を負って、その後はずっと伊豆大島の療養所におり、そこで終戦を迎えたようで……その間、ヒィリピンにいた部隊は玉砕……。
その後、半身不随になったとしてもある意味運が良かった……。
結局、生きるか死ぬか全てが運任せなのが戦争なんだな、と思います。
隣で煙草をふかしていた戦友が、或いは自分が、いつ砲弾で吹き飛んでもおかしくない世界。
恐ろしいと思います。