第3話 直感

Aのアンケート用紙を見ながら考える。Aは俺に何か伝えたいのか…?




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K 「A、ちょっと来て」



A 「は、はい…」


―10分後―


K 「先生〜!」



俺 「ん?」



K 「流石に2時間連続はしんどいです〜」



俺 「しょうがないじゃん、俺の権限じゃないよ、それは」


K 「え〜、面倒くさいなぁ〜」


A 「…」



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思い出すと同時にふと思い立った。もしかして…


「先生〜!」


そんな声が聞こえた。Kだ。


「何かあったんですか??」



俺は切り替えてとっさに言った。


「いや、なんでもないよ」


するとAが、


「Kさん、確認いいですか?」



そして二人は教室を出ていった。

直感ではあるが、多分あの二人に何か問題がある…そんな気がした。




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