MEG ザ・モンスターズ2 ※ネタバレ編

 公開から日にちが経ちましたが、皆さん、MEGザ・モンスターズ2は観られましたか?


 さてさて、今回はネタバレ編をお送りしたいと思いますが、相手はサメ映画。そしてステイサム。

 察しの良い皆さんは、もうおわかりだね?


 ステイサムVS巨大鮫メガロドン


 そう、これに尽きるわけだ。

 もちろん、途中にいろんなアクシデントに見舞われるが、もし誰かに「MEGザ・モンスターズどんな話だった?」と聞かれたら、こう答えるしかない。

 

 他にも、叔父さんVS巨大ダコ!!

 有象無象の登場人物VS肉食トカゲ!!!

 主人公達VS違法採掘集団!!!! という、敵味方入り乱れてのVS祭りもあるので、巨大サメとステイサムだけじゃ物足りないという人も大丈夫。

 それに、メガロドンVS巨大ダコの怪獣大戦争が途中に挟まったりするので、人間同士の戦いはお腹いっぱいという人も安心して観て欲しい。


 なによりアクションシーンもメジロ押し。

 これがまた丁度いい塩梅で、アクション物にありがちな「いつまでバトルシーン続くんだろう。そろそろ飽きたなぁ……」と、いう事が一切無かった。(もしかして、私の脳がやられただけかもしれないが)

 ガッと始まって、ガバっと終わるアクションシーンばかり。そうガバっと終わるのだ。

 

 でも、2でしょう? と思ったアナタ。

 大丈夫だ、問題ない。1を観ていなくても、全然楽しめる。

 でも、1も探して観てみよう……と切実に思う。こんなに2が面白いなら、1も期待できるんじゃないだろうか!? と。


~以下ちゃんとネタバレ※注意~


 ジェイソン・ステイサムこと、潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーが海底調査チームに同行し、前人未踏の深海へ。

 探査機2台にそれぞれ3人ずつ乗り込み、マリアナ海溝の深海調査へ。


 しかし、ジョナスの探査機には、「一緒に調査に行きたい!」とダダをこねていた14才の少女が、こっそり乗り込んでいて……。


 待って。

 深海探査機よ。空気に限りがあるの。3人分の空気の計算で出発したのに、ひとり多いって空気の計算変わってきますよ?

 一般人なら発狂ものですが、さすがのジョナス。落ち着き払った表情で一回戻ることを提案しますが、少女の叔父さんこと探査チームの所長は「大丈夫っしょ!(^o^)」と暢気な返事。

 旅行気分かな?

 海底は人の手が入っていない未開の地なのに? 前作で人死んでるっぽいのに?

(納得したらダメよ、ジョナス。絶対良くないことが起きるわー!)と私の心の叫びも虚しく、了承のジョナス。

 観たこともないような色とりどりの海底の景色と、魚たちを前にWAKWAKが止まらない登場人物たち。


 そして、お待ちかねのメガロドンの登場である。


 調査船の丸い窓の前を横切ったのは、約200万年前に絶滅したとされる超巨大鮫メガロドンの

 大きな目玉と目が合うのはどう言う気分でしょう……。

 けれど襲ってくる様子はないようで、そのままメガロドンと一緒に海底のお散歩をしゃれ込みます。

 正気か?

 しかし、メガロドンがいるであろうことはある程度予測していた彼らだったが、予想を裏切る展開が。

 前人未踏の海の底。なのに、見慣れない謎の海底ステーション。

 それは海底資源を盗掘する悪い奴等の秘密基地だったらしく、ジョナスたちにバレた! と焦った盗掘者のリーダーは、なんとレアメタル採掘の為にしかけた爆弾を仲間ごと爆発させ、ジョナス達を葬るつもりでしたが、なんということでしょう。

 お亡くなりになったのは盗掘者のほうで、海底調査チームのみんな全員無事。無駄死に!!

 しかし、不死身のモンスターではない探査機はそうはいかない。大部分が壊れてしまい、前人未踏の深海で決死の脱出を試みる。

 

 前半が海底パートで、後半が海上、陸上パートになるのですが、海底パートはどちらかというと制限時間ありの脱出もの。

 後半パートはみんな大好き巨大生物とバトル! という感じでした。

 後半は、もうなんというか考えるな、感じろ!! って感じで、パニックアクションはこういうものだと訴えかけてくるものがありましたね。

 爆弾付けた自前のモリでステイサムがメガロドン×3と戦っていたとしか説明が出来ない。

 ……だが、この映画を観にきた人間は、それを求めていたはずだ。

 


 ~以下登場人物紹介~


【ジョナス・テイラー】

 我らがジェイソン・ステイサム。

 本編の主人公の深海救助ダイバー。

「コイツならなんとかしてくれるぜ!!」という安心感しかない。

 海の底を生身で泳ぎ、肉食トカゲを殴り、手製のモリを持ち巨大鮫も足で止める。

 メンタル、フィジカルがカンストというか、もはやコイツが一番の化け物である。

 異世界転生したとしても、転移ボーナスなしで何ら問題なく世界を掌握しそう。


【メイイン】

 どうやら前作でも登場したらしい。

 前作は8才、今作は14才。ジウミンの姪。

 大人もパニクる場面で冷静に落ち着かせ、あわや溺れ死ぬ場面ではさすがに「もう死んじゃう!」と弱音を吐くが、子供特有の甲高い悲鳴を上げていた記憶が無い。

 海底ステーションでは、才女ぶりも発揮。胆力と行動力が半端ない。

 地上に戻ってからはメガロドンビーチと化した海で人命救助をしたり、なんだりと大活躍。

 多分、この子もモンスター予備軍である。

 なにせ主人公にめちゃくちゃ懐いている。将来有望である。


【ジウミン】

 メイインの叔父さん。

 金持ちの道楽でてっきりメガロドンを捕獲し、飼育してるタイプの中国人かと思ったら、お茶目な海洋研究者だった。

 死ぬにおいがプンプンしている。

 まずは、飼育しているメガロドンの水槽に入って「来い」と「行け」を教えるという躾のシーン。言うことを聞かないメガロドンが眼前に迫りくり、バクリ。

 うん、死んだ。そう思ったが、研究室に笑顔で帰ってくるサイコぶりを発揮。

 ならば、姪を守って死ぬのか?! と思ったら、そんなことはなかった。

 海底探査中、レアメタル盗掘者と遭遇し、その一味が証拠ごと海底を爆破。主人公と姪が乗った探査機の一部が瓦礫に挟まり、それを助けるべくして叔父さんの乗った探査機が落石に押しつぶされ……やっぱり、姪を守って死んじゃったのか、叔父さん。と思ったら、やっぱり笑顔で普通に生還。

 というか、この爆発で探査員達誰も死なない。はいはい、なるほど。みんな化け物だったか。

 他にも、海底ステーションでみんなを助ける為に犠牲になるかと思えば生還。

 地上に戻り、付いてきちゃった水陸両用肉食トカゲにスコップだけで立ち向かい、ヘリから飛び降りても無事。

 これまた付いてきちゃった巨大ダコと交戦。決死の覚悟で爆弾を持って突っ込み、まぁ、生還ですよね。

 うん、さすがに気づいたぞ。ここまできたらコイツは死なないな……と。

 

【ジェス】

 有能すぎる女性ダイバー。

 強いぞ、かっこいいぞ。

 つまり、みんな大好きゴリ子である。

 

【モンテス】

 1の敵なのかな?

 主人公と因縁がありそうな感じだった。違法な採掘を指揮していたのでそこそこ偉そう。

 海底ステーションで主人公とタイマンを張っていたとき、よくある石とかを粉にする機械が作動。

 なるほど、あれに巻き込まれて死ぬタイプの敵か……と予想を立てていたら、普通に回避。普通に海底を脱出。

 でも付いてきちゃったメガロドンに彼女をバクシ! と食われて涙。

 ちょっと私の可哀想可愛いセンサーが働いてしまった。

 地上で主人公と一騎打ちののち、多分彼女をバクシ! したメガロドンに食われてお亡くなりになりました。

 

【ヒラリー】

 違法な採掘を指揮していた悪い投資家の女。

 パンツ丸出しになってあえなく肉食トカゲに引き連られていきました。

 

 ついつい登場人物紹介に熱が入ってしまいました。

 他にもコスプレイヤーのお仲間や愉快な二人組、裏切り者お前かー!! っていう意外な人物、ギャルを守って死ぬおっさん、絶対死なない犬。などなど魅力的なキャラクターが勢揃いしていて熱い。

 

 パニックアクション「MEG・ザ・モンスターズ2」是非、この機会に劇場で!

 円盤買えるなぁ、なんて、ちょっとしか思わないから……!!笑

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