12月1日 選手権特集号
■高踏高校(初出場)
(チーム紹介)
昨年、県と市のバックアップを得て、三面に及ぶグラウンドを持つようになり、名将藤沖亮介を招聘。本格的な強化に乗り出すも藤沖の事故で頓挫したかに見えた。
しかし、藤沖の支援を受けつつ顧問の真田、主将の⑧天宮を中心にした思い切った戦術がはまり、一年生軍団が躍動。ハイリスク・ハイリターンの戦術で試合を重ねるごとに強くなり、準決勝で本命・深戸学院を、決勝で第二シードの鳴峰館を破り初出場を決めた。
チームの大黒柱は予選五試合で21ゴールを決めた⑦瑞江。正確無比の左足でゴールを陥れる。3トップを組む㉕稲城、⑤颯田は前から強固なハイプレスを展開して、相手にボールキープをさせない力を持つ。両サイドバックの⑨園口と⑪立神の攻め上がりも注目。
守備の中心は⑥陸平と④林崎だが、チーム全体で守るという意識が徹底されており、エース瑞江もさぼらない規律の高さが光る。
主戦力は全員一年、大会を戦い抜く体力と経験には欠けるが、滅多に見ない戦術と勢いは侮れない。旋風を巻き起こす力は十分にある。
(選手紹介)
① 鹿海優貴
長身GKでFWもこなす。
俊足で非常に高い位置まで飛び出す攻撃的GK。
② 曽根本英司
左サイドのスペシャリスト。
守備能力が高く左サイドならどこでもプレーできる。
③ 石狩徹平
俊足のCB。
高踏の高いラインを破られても相手FWに追いつく足をもつ。
④ 林崎大地
正確な展開力をもち、冷静さをもつ守備の中心的存在。
⑤ 颯田五樹
馬力に優れた右ウイング。
細かい技術はないが、時に大胆なシュートも見せる。
⑥ 陸平怜喜
豊富な運動量と鋭い読みでインターセプトを連発する中盤のダイナモ。
技術も高い。
⑦ 瑞江達樹
彗星のごとく現れたJも注目の大エース。
その左足に出来ないことはない。
⑧ 天宮陽人
キャプテン。
顧問の真田とともに二人三脚でチームの戦術・戦略面をまとめてきた。
⑨ 園口耀太
高い技術をもつ左サイドバック。
U12時代には全国ベスト4も経験している。
⑩ 道明寺尚
正確な技術をもつDF。
林崎のバックアップとしての能力は十分。
⑪ 立神翔馬
圧倒的な身体能力で右サイドを支配する。
技術・戦術面も高レベル、プロ注目の逸材。
⑫ 須貝康太
控えGKだが、能力は非凡。
GKとしての能力だけなら鹿海より上とも。
⑬ 樫原卓也
チームに三人しかいない二年生の1人。
一年の層は厚いが出番を掴みたい。
⑭ 田中耕哉
二年生の一人で予選の出場はなし。
まずはベンチ登録を目指したい。
⑮ 武根駆
チーム一の高さを誇るセンターバック。
セットプレーでも活躍する。
⑯ 戸狩真治
準決勝深戸学院戦でハットトリック。
高い技術とスピードを併せ持つスーパーサブ。
⑰ 芦ケ原隆義
二列目からの飛び出しでゴールをうかがう。
予選では6得点
⑱ 佐藤将
二年生の1人。
予選では出場なしだが上級生の意地を見せたい。
⑲ 篠倉純
懐の広さをもつ長身FW。
足の長さを活かした前線からの守備も得意。
⑳ 鈴原真人
予選で全試合に出場。
中盤の要で高踏のパスサッカーの中心を担う。
㉑ 南羽聡太
5月までは野球部という異色の選手。
技術は低いが運動量豊富で戦術理解も高い。
㉒ 久村護
本来はボランチの控えだが、決勝戦では最前線で起用。
前から激しく追い込み、勝利に貢献した。
㉓ 櫛木俊矢
控えFW。
技術は低いが創造性は高く、準決勝では巧みなプレーで同点弾を呼び込んだ。
㉔ 後田雄大
第三GK。チームの戦術面を支える役割ももち、縁の下から支えている。
㉕ 稲城希仁
FWだが最大の持ち味は前から激しく追い込む守備能力。
中学時代はボクシング王者で、相手の足運びを見るのはお手の物。
監督 真田順二郎
名将・藤沖の交通事故により昇格。
監督経験は皆無だが、選手達と良好な関係を築き、チームを初の全国に導いた。
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