【超短編】枯れたアザレア

覚醒冷やしトマト

美術室の隅にあるホコリ

君に言いたくて、逢いたくて

 今日も暑い、炎天下の空に灼熱の道路、地平線の先が熱気で歪んで見える。

 僕の名前は遠山廣戸とおやまひろと 。唐木宮学園に通う中学3年生。

 部活は美術部に所属している。そのせいか運動能力はなく、体育の授業では恥をかくばかり。足も遅い、高く飛べない、ボールも遠くへ飛ばせない。だけど、絵は描ける


 それだけが僕の生き甲斐、それだけが僕の個性、僕の取り柄。

 今日は夏休みの部活動で学校の美術室で各個人自由作業をする。

 それほど美術が強い学校ではないからか、部員も少なく、特段これといった課題やイベントもない。だからか皆は絵を描くことより、そこで集まった友達同士で話し続けたり、スマホをいじって終わる。その中で僕は部屋の隅で絵を描き続けている。別に彼らを蔑んだり咎めようなんて思いもしない。


 その程度のレベルの学校だし、絵を描くにもエネルギーが要る。そのエネルギーを持ち続けるというのは本当に大変だ。だから、つい友達と話してしまう。つい携帯をいじってしまう。その気持は良く分かる。だから、何も言わない。それだけさ。


 だが例年とは違う事が起きた。それは今年になって同じクラスで上位カーストに入るマドンナの西岐彩良にしきさらさんが美術部に入ってきたのだ。うちの部活は大方を女子が締めているが、男子たちは硬直していた。僕も心なしか緊張はした、でも僕には関係がない。僕にとっての世界はあの部屋の隅にしか無いのだから。


 それから、西岐さんは美術部の女子たちと話していた。学園でも美人で有名な西岐さんと話しせているという事実が彼女たちの心を震わせ、元気よく話していた。

対する西岐さんは普通に話してはいたが、どこか淡白というか困っていたというべきなんだろうか? 歯切りが少し悪かった。


 男子たちは男子たちで特にどうということもなく過ごしていた....ということは無かった。僕以外の男子は女子と偶にいがみ合いながらも普通に接して話していたが、西岐さんが来た途端に何処か塩らしくモジモジとした態度を出すやつもいた。

 女子たちの会話が聞こえる。


「西岐さんってー、どんな絵を描くんですか?」


「絵は本格的に書いたことはなくて、花の絵でも描こうかと」


「へーーそうなんだー! じゃあこっち来て! 私達が色々教えたげるからさ」


 そうして女子たちは西岐さんを取り囲んで、自分たちの領土に引き連れていった。

 そう普段とは違う美術部の様子をイゼールにのせたキャンバスを盾にして見ながら、僕は作業を続けた。僕が今描いている絵は夏蜜柑だ。みかんの皮と、断面図、剥いた皮をしっかりと観察しその背後に青い蜜柑を添えてバランスを作ってみる。これで良いのかはわからない、画家や芸大の人から見ればお粗末な配置かもしれない。でも僕はこれが良いと感じそのまま描くことにした。


 キャンバスに線を書く、全体の形を把握するために円を描き、細かな線も入れる。

 そうして次にオレンジ色の絵の具を筆に付け、塗る、塗る。

 そうしていると、不意になにかの気配を感じる。僕はキャンバスから目を離して顔を横に向かせるするとそこには、西岐さんがいた。僕は驚き、胸がドキッとする。


 なぜこっちにいるのか?それを聞くことにした。


「え、西岐さん? 何か用ですか?」


「一人一人ちゃんと挨拶をしておこうと思って」


「あぁそうですか。でも僕たち同じクラスですよね」


 とっつい言ってしまった。彼女が影の薄い僕のことなんて覚えているはずがないのにも関わらず。気まずい空気になることを覚悟した。


「はい、ですがちゃんと遠山さんと話したことはなかったので」


 覚えてくれていた?いやそんなはずはない。誰かに教えてもらったか何かに

書いてあったかに決まっている。自惚れるな。


「あーそうでしたね。……遠山廣戸です。よろしくお願いします。」


「西岐彩良です。こちらこそよろしくお願いします」


 そう言って彼女は去っていった。僕の心は予期せぬ自体に驚き震えたが、少しづつ落ち着きを取り戻し、平坦なものへとなっていった。彼女がいるだけで周りの人間は惑わされかどわかされる。恐ろしい人だと僕はそう感じた。泥沼に浸かっているような心を持つ僕でさえ、一瞬だけ引上されそうになったのだから。

 そうして絵が完成した僕は明日は「月下美人」という世界一と言われた花でも描いてみようかと感じた。



 次の日になって僕は早くも学園についた。いつものルーティーンである。皆より早く来て、早く準備を整える。それが僕という人間。

 そうして部室に入るために扉を開けると驚くべきものを見た。僕の目は飛び出るかのような状態だっただろう。そこには西岐さんがいた。スラッとした体が捻り長い黒髪がなびきこちらに顔を向けてくる。

 僕は扉を開けた手を話すことなくただ突っ立ていた。すると彼女が話しかけてきた。


「どうかしましたか? 何かあります?」


 彼女はあたりを見渡す。僕は自分がしていたことのおかしさに気がづき言い訳をする。


「あーいやその、こんなにも早い時間に普段人が来ないものですから。つい驚いてしまって……すみません、困らせてしまいましたね。……ははは」


「そうですか。来る時間を間違えてしまったみたいで、思いの外早く来てしまいました。」


「あーはは。そういうこともありますよね」


「遠山さんはいつもこの時間に?」


「あーまぁそうですね。準備とか色々早めに済ませたくてこの時間に来てます」


 西岐さんと会話をしている。おいそれとは話しかけることの叶わない彼女と今、話しているという事実は僕の心を湧き上がらせた。


「そうなんですね。そういえば、いつもあちらの方で絵を描かれていますが、どんな絵を描いているんですか?」


 西岐さんが僕に、いや僕の絵に興味を抱いてくれている。少しドキッとするが、それでも平然を保ち会話を続ける。


「えーと、普段は季節にあった果物や花といった物を結構描いていますかね。……もしよろしければ、そこの美術準備室に僕の作品があるのですが見てみます?」


 と少し調子づいたように言ってしまった。僕の作品なぞ大したことはない、見せたら幻滅されるだろう。それに彼女がそこまでして僕の作品に興味はないはずだ。彼女にとっては多分ただの気まぐれで、気まずさを紛らわすための会話に過ぎなかったのに。


「ええ、お願いします。」


「!? ……あえっと、こっちです。」


 意外な反応に驚く。やっぱり興味が……いや僕がああいう風に言ってしまったものだから断るのも悪いと思った彼女が大してみたくもない同級生の絵を見てあげる。という彼女なりの心の優しさがもたらしたものに決まっている。


 そうして僕は自分のスペースにある。すでに完成した僕の作品のなかでいくつか自信のあるものを取り出す。そうして彼女に見せる。


「! ……上手いですね。とても」


「!? いやそんな……その大した事ないですよ。」


 もしここで彼女に対して「そんなことはない」という否定的なことを言ってしまっていたら、彼女に対して見る目がないと言っているようなもの。ここはぐっと堪え曖昧な返事をした。


西そんな謙遜することはないですよ。ここで見たどの人の絵より上手いです。」


「そんな、皆を差し置いて……ありがとうございます。とても嬉しいです」


 あまりくどいと煙たがれるかもしれないと思った僕は素直に褒めの言葉を受け入れた。まぁでもどうせお世辞だろうけど。


「お花、描かれているんですよね」


 と西岐さんが突然話を切り出してくる。


「ええまぁ。たまにくらいですけど。」


「私、薔薇を描きたくて昨日描いてみたのですけど、アドバイスくれませんか」


「えっでも昨日のたちのほうが話しやすいですし、教えるのも上手いと思いますよ」


「彼女たちはどうにも……その少しだけ余計な話が多くて、嫌ではないんですけど。どうにも気になってしまって」


 なるほど。彼女はどうやら本気で理想の薔薇を描きたいようだ。その思いに少しでも答えてあげたいと思った僕は言う。


「そうなんですね。わかりました。僕で良ければアドバイスしますよ」


「!……お願いします」


 心なしか彼女の頬が緩んだ気がする。気の所為だろうとは思うがどうにもその顔が頭にこびりついて離れなかった。


「えっと、そこはこうしてーー」


「なるほど、ここはーー」


 という具合で僕は彼女に絵の描き方や薔薇や物の見方、どうしたらうまく描けるかという初歩的なところを教えてあげた。あとのことは実践という名の練習しか無い。

 絵は不思議なもので感覚的なものに近く、言われたからできるものではない。だが気をつけて描けさえすれば塗り絵のように上手くいくこともある。


 そうして時間が過ぎ去っていく中で、僕あろうことか彼女をかなり意識していた。

教えるためとはいえ、こんなにも至近距離で彼女と話し彼女の芳しい香りが鼻を通り脳機能を阻害させる。こうして近くで見ると本当に美形と言える。ちらりと見えた目尻下にあるホクロに目を奪われてしまった。それは小さなブラックホールのようだった。


「あとは、練習あるのみです。がんばってください!」


「はい、ありがとうございました。頑張ってみます」


 他人に干渉を必要以上にしない自分がこうまでも入れ込むとは自分自身でも驚きであった。それは彼女が美しいから?それともこんな自分にも優しく接してくれるから?

 ……違う……違う。恐らく彼女が「絵を描く」ことに真剣に向き合っているからだ。この部活にこれほどまでの情熱を持った人はいない。返ってくる言葉は丁寧で何処か素朴だが、その言葉には隠しきれない真剣さと情熱が感じとれた。


 そうして僕は僕でいつもの場所に行き昨日描こうと思っていた「月下美人」を描き始める。だが今日の僕はいつものように参考画像や実物を見ながらではなく、真剣に薔薇を描き続けている彼女を見ながら月下美人を描いていた。



 翌日、僕は学園に向かった。今日は雨が降るという予報を受けて、雨傘を手に持って歩いていった。その足取りはいつものような淡白なものではなく、夢に向かって突き進むような少年のようだった。そうして学園に着き、部室に入ろうとしたときに声をかけられた。


「ん?遠山、お前なんでここに来ているんだ?」


「え?いや今日は部活があるから来ただけですけど」


 声をかけてきたのは美術部担当教員の帆足先生だった。


「部活なら今日は休みだよ。昨日事前に連絡して他の生徒にも連絡が行くようにRINEで広めろって言ってたがなぁ」


「え……」


 そう僕は知らなかった。そのようなグループRINEがあることを、そして誰からも招待されずにいたという事実をここで初めて知ったのだった。

 外から雨が振り始める音が聞こえる。予報ではまだ早いはずなのに。


「そう……だったんですね。僕、そのRINEやってなくて」


「なんだそうなのか。じゃあ知れるわけ無いものなぁ。親御さんか何かに言われてるのか? 大変だなお前も」


「……ははは。じゃあもう帰りますね」


 僕は嘘をついた。RINEをやってないという嘘を。本当はやっていたのだ。親との連絡に2,3人程度の友人とのたまのやり取りでしか無かったがやっていたのだ。この事実は美術部の部員から本格的に隔絶されていたということ。自然とできた自分のテリトリーが実は人間関係というコミュニティによって形成された世界でしかなかったということを。僕の心は沈み行き、いつもの泥沼へと浸かっていった。


「なんで雨降ってんだよ……。天気予報なんて当てにならないなほんと。」


 そう今日のテレビで見るすべての天気予報士に対して小さな声で愚痴をこぼした。

 そうして下駄箱まで向かい靴を履き替えているとき、目の前に人の足が見えた。

 おもむろに顔を上げるとそこには西岐さんがいた。


「え?どうしてここにいるの...?」


思わず僕はその体勢のまま言った。


「? だって今日、部活あるでしょ?」


 少なくともその事実を絶対知っているであろう人物が、知らずに来たことに驚くが昨日の出来事を思い返した僕は納得する。


「そういえば昨日西岐さんは僕より早く帰っていましたもんね。実は今日部活がなかったらしいんですよ。それで僕は今帰ろうとしてて……あれでもグループRINEで広めてって先生言ってたような……?」


「あぁそれなら私、まだ誰とも交換してなくて」


「え!? あ、そうなんですか。意外ですね」


 「意外ですね」なんて失言をこぼしてしまった。あんな言い方をしては傷つくだろうという思いが駆け巡った。だが本心からの言葉であったがために、僕はついポロッと声にだしてしまったのである。


「まだ入ったばかりか、そのようなお誘いはなくて……今日お願いしようと思っていたのですが、そうですか残念です」


 いやいやそんなはずはない。いくらなんでもそんなことがあるはずが。なぜだ? あの女子たちは話に夢中になってたのか? それともスマホのいじり過ぎで電池がなかったのか? それとも……などという余計なノイズが頭に流れ込み続ける。そのノイズを掻き消す声が耳に届く。


「遠山さん、よろしければRINE交換しませんか?」


「え!? でも僕、そのRINEグループに入ってないですよ!」


「構いません。それに、絵のアドバイスまだ聞きたいから」


「あっじゃあ、その……はいわかりました」


 そうして僕たちは連絡先を交換する。その最中に雨音が引いていき、次第に雨雲で暗かった空から光が差し込んできた。どうやらあの雨はにわか雨だったようだ。

そうして僕たちはほんの校門前までは一緒に帰ったが方向が反対だったためそこで別れた。


 「絵のアドバイスが聞きたい」その言葉は僕が今まで絵を書き続けた事、それによって培われた実力。それらすべてを肯定し褒め称えてくれたかのような、少なくとも僕にとっては魔法の言葉であった。


 だが翌日、その翌日、そのまた翌日になっても彼女と会話することは無かった。理由は美術部の女子たちにガッチリ囲われていたからである。黄色い声が耳を刺す。


「ええーー西岐さんの絵、上手くなってない!?」


「ホントだすごーい! 先輩才能あるんじゃないですか!」


「よっ! 美術部の麒麟児! 私達が教えたこともう全然出来てるじゃーん」


 それはすべて僕が教えたことであり、僕の才能と技術だ! と感じなくもなく頭が沸騰しそうになったが、頭を落ち着かせよく思考を錬る。それらを会得できるのまた才能であり彼女自身の努力と……彼女たちの教えも活きてはいるんだろう。と自分に言い聞かせ心を落ち着かせた。


 そうしていつもの平常を取り戻し、ただ目の前のキャンバスに向かい合わせて今日描こうとしている絵の完成図をイメージする。そう……する……した……いやできなかった。

 気が散ってしまったせいか今日は絵を描く気にならない。


 そうして自分はいつもよりだいぶ家に帰る準備をし始めたのだった。まだほぼ来たばかりなのにも関わらずだ。だがこういう直感的なものはその日の調子によって変わるものだから仕方がない。と自分に言い聞かせながら家へと帰った。



 その日の晩、ほとんど使っていなかったたRINEに未読のマークが付く。何かと確認したところ、西岐さんからのメッセージだった事に気づいた。急いで確認するとそこには、「明日の土曜日もしもお暇でしたら一緒にスケッチ会にでも行きませんか?」と書かれていた。スケッチ会か、聞いたことはある。参加者どうしでスケッチをし合うという会のことだ。僕はこのメッセージを見て疑問に思った。

 なぜだなぜ僕を誘ったんだ?という酷い困惑とあらぬ深読みが脳内を駆け巡るが、もっとも有力な説が脳内に浮かんできた。それは恐らくあの美術部の女子たちでは誘っても乗り気にはならないだろうという彼女の考えと、それならばアドバイスも貰える僕へとお鉢が回ったのだろう。そう何も難しいことじゃない。上手い人にアドバイスをもらう。それは当然のことであり、断じて僕に対する興味や一人の女性として恋心を抱いているからなわけがない。


 そう絶対にありえない。そぅ……そうありえないと考えても期待せずに入られなかった。僕も思春期の男であり、恋愛経験が全くないからこそ良くない勘違いをしては相手に対してただの迷惑になる。そう考えながらも、返信に僕は「はい!よろしくお願いします!」と元気のいい好青年風な返しをしたのだった。


 次の日、僕は待ち合わせの場所へと向かった。仮にも女性と共に街を歩くのだからそれなりの精一杯のおしゃれをしてその場所についた。彼女は白い服に水色のスカートを履いているそうだ。僕はまだ予定の時間より早いのにもかかわらず、似たような服を着た人を見かけるたび落胆した。

 僕は僕でもわからないくらいワクワクしていたようだ。

 僕は待った。心が透き通るような心待ちで待った。

 僕は待った。晴天の空に身を焦がしながらも。

 僕は……待った。周りの視線が気になりながらも。

 ……結局来なかった。彼女の姿は見えなかった。


 色々と何回もメッセージを送っても、勇気を出して電話を掛けてみても反応はなかった。既読はつかなかった。騙されたのかな? 何か事情でもあったのかな? そんな思いを抱え込みながら僕は家へと向かった。すると何やら騒がしい声や音が聞こえる。

 気になって向かってみるとそこには何台のパトカーと救急車が来ていた。

 周りには野次馬でいっぱいであった。


 何か、何か嫌な気分になった。僕はその野次馬を掻い潜り抜けて現場を眺めた。横転した車に、ひしゃげた車。そして巻き込まれた人たちの中に緊急搬送されている際中の彼女の姿があった。人違いではない。わかるのだ、あの髪に同じ服装。それはもはや彼女であるという何よりの証だった。僕は……僕は……眼の前の光景に酷く狼狽えた。顔は青ざめ変な汗が噴き出し慟哭が激しくなる。そうして僕の視界が暗転したときに最後に見たものは道端に落ちていた少し花びらが散ったアザレアだった。




 後日僕は、彼女が運ばれた病院に向かいお見舞いしに行った。未だ彼女の意識は戻らない。すでに他の部員たちやクラスメイトや先生も来ていたが、僕はいつものようにたったひとりで訪れた。結局彼女が僕を好きだったのかはわからないし、まだその段階ではなかったのかもしれない。それでも、もし彼女が目を覚ましたら言いたいことがあるし、その朗報を聞いたときはすぐさま逢いに行くさ。そう思いながら彼女が寝てる側にある机の上の花瓶に感謝の気持ちを込めて数本のアザレアを添える。

 彼女のまた元気な姿を見れるようにと祈りながら。





 あれから十年、結局彼女は目を覚ますことなくそのまま息絶えてしまった。

 当時の周りにいた人間から見れば恐らく、彼女の親御さんでさえも僕と彼女のちょっとした関係は知らず、こうして毎年彼女の命日に参りに来る私の姿は奇妙であろう。


 それでも私は彼女の墓の前に立ち、以前に備えて枯れたアザレアと新しく持ってきたアザレアと交換する。そして彼女に対する僕の思いは消化不良のまま、いつまでも残り続けたのだった。


「君に言いたくて、逢いたくて」 【完】


 作者:あとがき

 どうでしたか?初めての現代的な純粋な恋愛劇を書いたものですから、些か表現に苦労いたしました。一話完結とはいえ、少し長かったですかね?

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