第2話 狩りとショッピング

  ゲーム内で翌日。リアを起こしてお金を預け、リア以外のテイムモンスター達をテイム石に戻し、まだ薄暗いけど宿から出て、街の中で高い場所に当たりをつけ、周辺を良く見渡してみて、ピューマが居そうな環境の場所を探す……けど、見渡す限り森なので諦め、来た時とは違う門から街を出て、テイムモンスター達をテイム石から出して、フルパーティーで一直線に森に向かう。



 今回のパーティーメンバーは、私、カピタン達狼の群れ、ビボラ、アスール、ククル、そして街でフィリアの面倒を見るリア。



 とりあえず、一旦お昼までは採取を適当にしながら狩りをして、あんまり狩りが良くなかったらもっと奥に行って、良い子が居たらテイムしよう。



ーーーーーーーー


 朝早くに起こされました。そして、お金も預かりましたが眠いので寝ます。二度寝です。お店も開いてませんし、フィリアちゃんは良く寝る子なので、別に良いでしょう。服や防具なんて割りと直ぐに終わる用事です。



 寝すぎました。私もフィリアちゃんもお昼に起きて。今、朝食と言うか昼食です。食べ終わったら服を選んで買い。宿屋に戻って荷物を預けて、動き安い服に着替えて防具屋さんに行って防具選びです。ん?リンセちゃん、いつログアウトする気なんでしょう?まぁ、預かったお金的にログアウト後の資金も含まれていそうですね。服は3着くらいで、防具は予備も含めて2つですかね?というか、1週間以内には帰って来ましたが、宿屋に追加のお金を払ったんですかね?まぁ、出発する前には声をかける。って言ってましたから大丈夫でしょう……多分。


「フィリアちゃんは服の好みって有りますか?ヒラヒラ多めとかピシッとした感じとか、好きな色とか」

「ん-とね、青色が好き!ヒラヒラは多くない方が良いの。あとあと、可愛いの!」

「よっし、お姉ちゃんに任せなさい!」

「……大きくない」

「いやいや、これでもフィリアちゃんよりも生きてますか……フィリアちゃん?いったい何処を見て大きくないって言いました?」

「リンセお姉ちゃんよりも、大きくないもん」

「いやいやいや、胸の大きさだけがお姉ちゃん要素では無いですよ?あ、乗馬服っぽいのも買いましょう。乗る練習とかするかもしれませんしね」

「おー、男の子っぽいのも可愛いの有る」

「はい、軽く見繕いましたがこれで良いですか?」

「うん!凄いね。リアちゃん」

「ふふん、お姉ちゃんにかかれば」

「お姉ちゃんではない」

「むぐぐ……次は防具ね。宿に戻って買った服に着替えてから行きましょう」

「分かった!」



※……因みに、見た目のサイズ的には、リンセ>フィリア>越えられない壁>リア(人間サイズの身長にした場合はフィリアよりはありますが……そんな事は起きないはず……通常は約50cmの身長です)

 

ーーーーーーーー


 ちょっと夢中なりすぎた。というより、奥に来ても相手が弱すぎる。しょうがないので、採取をメインにして街に戻りながら狩りをして、ギルドで買取りとか常時クエストでお金に替えて宿屋に追加の支払いと、大体の出発時期を各代表と話し、馬車を改造するための材料を買ってからログアウトした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る