第17話 職業とギルド
とりあえず、アリアの言う通りにギルドでいらない素材とかを先に売った。なんでギルドカードの登録をしないと思ったら、そっちの営業は時間外だった。今は素材の買い取りしかしてないんだって。
で、テイムモンスターをぞろぞろ連れているから目立つので、先にテイム石購入。買ったのはテイム石大っていう群れ用のやつと、個体用のやつ。なんとなく、余るけど全員分買った。ほら、群れとはいえ、個人空間って嬉しいよね?後は、もっと
それで、皆で夕飯食べてからテイム石の中に入ってもらい、ギルドでオススメされた宿で1泊。もちろん、マイお姉ちゃんとは別部屋である。宿代を払う気、満々だったからね。さて、アリアと二人きりになったので、聞きたいこと聞こう。
「なんでギルドじゃなくて、最初に教会?」
「……いきなりですね。というか、私からすればリンセちゃんとマイさん、あんまり変わりませんよ?マイさんはリンセちゃんに抱きつく。リンセちゃんは私に抱きつく。ね?変わらないでしょう?」
「それはそれ、これはこれ」
「……まぁ良いです(割りと眼福ですし、柔らかいですし、いい加減、上の方はスクショ機能を下さい)。普通は、最初の街にスポーンしてギルド登録、色々しながら、レベルと職業スキル、ギルドランクを上げたりして、レベルが10になったら職業を選び直したり、副職業を得たりします。まぁ、これにもランダムが有ったり、今までの行動で、勝手に付く場合もあります。で、そうなりますと、ギルドカードに記載されてる情報と異なるので、ギルドでカードの更新を行うんです。まぁ、プレイヤーの役職が冒険者じゃなくなったら必要無いですけど。冒険者ギルドが管理しているので、職業等が変わったら報告する義務が有るんです。なので、先にギルドで登録してしまうと、次に教会に行って職業が変わったり、増えるので、またギルドに行って、ギルドカードを更新する手間がかかるんです」
「助かるけど、やっぱり説明長い。取説とかヘルプ?って機能は無いの?」
「はい、有ります。ステータス画面を開いて、歯車のマークの所、そこにヘルプ機能が有ります。私が居なくなっても、そこで確認が出来ます。後、前に言ってたマップ機能はギルドに登録して、地図を購入したりすると解放されます」
「むぅ……アリア」
「はい、なんでしょう?」
「アリア、テイム」
「はい……はい?え?テイム?え?は?え?」
「ん-……アリアはアリアで……無理?……じゃあ、リアで」
「えぇと、何してくれてます?というか、なんで、私、テイムされてるんです!?」
「満足……寝る」
「えぇ……(えぇと、なになに?……初心者サポート期間が終わったら、サポートAIとしてのお助けヘルプ機能が削除。アリア型21番から個体名リアに変更。実体化。風の精霊としての機能が解放。私が抜ける変わりに、アリア型サポートAI を1体補充。そして、スクショ機能付与っ!?(これが欲しかったんだろ?)ありがとうございます。上の方!いやっほぅ、撮り放題だぁ!あ、まだダメなんですね?……ぐすん)」
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