第8話 ゲームプレイ2日目

 夕飯と風呂、色々済ませてを済ませて、ゲームにログイン。まぁ、ログインする前に真衣お姉ちゃんから、また色々聞かれたり、やる事があったりして3、4時間位しかやらないけど。


「あ、お帰りなさい。こちらは問題なかったです。ゲーム内で、今は昼間です」

「ん……ご飯にする」

「そうですね。街に行ってテイム石というアイテムがないと、テイムモンスターが外に出しっぱなしの今と変わらないので、最悪テイムモンスターは餓死してしまいます。まぁ、2週間位ログインせずにテイムモンスターが宿屋等の部屋から出ない、出れない設定の場合なので、ご飯にしながら設定してみましょう」

「……それ、ログアウトする前に言って」

「すみません」

「今、第2フィールド?」

「まぁ、狼さん達やモンスターのレベル、種族、種類的に第2フィールドでしょうね」

「……ボス倒さないと第1フィールド行けない?」

「あー……そうですね。なので、第2フィールド内に有る村か街が一番近いと思います。ただ、村だとギルドがない場合が多いんですよね」

「んぅ……ボス挑む」

「えぇと、第2フィールドのモンスターをテイムしてますが、厳しい戦いになると思います。テイム石を買って、そこにテイムモンスターを登録しないとロストします。つまり、倒されたら復活しないです」

「……しばらく、ここら辺で狩りと採取する」

「それが賢明かと。強くなって薬草とかも手に入れば、ヒール以外の方法で傷の手当ても出来ますから。まぁ、ここを仮の拠点にしつつ、村か街が見つかれば良いですが……飛べるテイムモンスターは夜行性のアルコンさんしか居ないですし、厳しいですね」

「分かった」




 それから、体感時間的に夜になるまで、洞窟周辺の狩りと採取を行い、安全圏を広げた。


 狩った魔物は、ゴブリン×13にオーク×2、フォレストコング×1、フォレストベア×1、フォレストオウル×2。


 ドロップは、魔石(小)、肉、牙、爪、皮、毛皮、羽等と討伐証明部位。


 採取したのは、薬草?×34、キノコ×13、木の実×11、山菜?×26、石×16、枯れ枝×57、木の棒×20、蔓×31、苔?×3、小石×78。


 まずまずの収穫量だと思う。まぁ、採取したのは採取スキル?で採取出来るから取っただけ。どんなのかはよく知らない。大きい石は簡易かまど用、小さい石は投擲用として、枯れ枝は薪、食べて問題無いかの判断は、詳しそうなペロとアルコンに聞いた。


 あ、後、仲間(テイムモンスター)が増えたんだった。ゴリラっぽいのに襲われてた可愛いウサギ(ホーンラビットですよ?)のボニト、梟に襲われそうになってた猫?(フォレストキャットですね)のガト。ステータス表示的には、これ以上のテイムは外に出てる状態?のテイムモンスターをテイム石に入れて、パーティー枠を空けないとダメらしい。残念。


 そして、ウサギと言えば雑食!しかもメインは草!食べても大丈夫な草の判断がしやすくなる。お?キノコもいける?木の実も?あ、お肉も食べたい?フムフム……良い感じ。あ、クマ肉は臭いので売り用で。インベントリというのは楽。中に入れてれば時間経過しないし、腐らない。現実に欲しい。


 ただ、持ってる武器が解体用ナイフ。そう、解体用。ゴリラの時に出来るかな?と思ったら割りと直ぐに消えたので、クマの時に急いで刃を入れてみたらなんかやれた。なので、クマと梟は解体してみた。大変だったけど、普通のドロップよりは多い感じでお肉が多く手に入った。鶏肉が多いのは嬉しい。なんか、実際の大きさより量があったけど。クマは……多分毛皮が大きくて結構ボロボロ、お肉が多いかな?お肉いらないけど。

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