第3話 新たな家族
あれから、色々あった。まずは親の説得に始まり、書類申請やら書類申請やら審査やら……本当に、色々あった。まぁ、お陰で可愛い妹?みたいな家族が増えたけど……家族よりもペットの方が仲良くなるのが早かった。それはもう、出会った瞬間、秒だった。
まぁ、彼女は基本的にスペイン語を話すけど、書くのは無理で仕方なくスペイン語と日本語の勉強をしてもらってる。あぁ、それと彼女は女の子だった。あまりにも髪がボサボサだし、服もボロボロで垢とか汚れも酷かったから近くのホテルを急遽取って、風呂に入れて服も適当に買って、ある程度綺麗にしてから親の所に向かった。しかし、ペットの犬と話してる時は犬語なんだよなぁ。しかも、割りとガチの方で。何を話しているのか全く分からん。
で、これは全て外国での話。今は日本での同じような書類作成やら申請やら審査している所。まぁ、なんだかんだ俺の手からは離れたので気楽だ。
因みに……俺はロリコンではない!一緒に風呂に入ったが、彼女が風呂を嫌がるのが悪い。
……新しい家族が出来た。まぁ、前と違って初めての同じ人間同士の家族。ただ、犬とは直ぐに仲良くなった。会話はは大事(人間の言葉は難しい)。人間以外は割りとシンプルで良い。家族的には父親、母親、兄、姉(まだ会ってない)、犬という感じ。
今から1ヶ月後か2ヶ月後に日本という国?に母親と兄と一緒に行くらしい。父親はこの国?で、まだ仕事があって残るらしい。因みに、姉という人は日本語というのと、英語しか話せないらしく、向こうでスペイン語を勉強しているけど、私も英語と日本語を勉強してる。まぁ、話すのが先だから書くのはまだ勉強してない。というより、私は文字が書けない。教えてもらってないから。
しかし、此処での生活で嫌なのはお風呂である。最初に凄くゴシゴシ洗われた。ただ、お湯に浸かってぼんやりするのは好き。体をゴシゴシするのが嫌。髪も洗うのが面倒というより、泡が目に入りやすくて嫌。でも、犬は風呂好きである。むしろ、お風呂を嫌がる私を毎回、憐れんだ目で見てくる。ムカつくので最近は大人しく風呂に入ってる。まぁ、強くゴシゴシされなくなったから最初よりはマシ。
因みに……スペイン語以外で家族が話してる時は、本当に何を言ってるのか全然分からない。
さようなら、私の1人暮らし。そして……ウェルカム、マイ、シスター!
といっても、まだまだ先だけどね。写真を軽く見せてもらったけど、ちっちゃくて可愛い!褐色肌にダークブラウン?のロングの髪に茶色の目!愛犬のヘンリー君と一緒に見てるけど…そうかそうか、君にも分かるかね?彼女の可愛さが!
しかし、残念ながら彼女は日本語は不自由、英語もダメと……絶賛、君のお姉ちゃんはコミュニケーションを取れるようにスペイン語を勉強中ですよ。まぁ、新たな妹と会話をするため、というモチベで英語よりもスルスル覚えていきますとも!
こうして、一家の大黒柱の
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