第217話【ステ更新】しばらくぶりにステ更新と散財
ダンジョンアタックが明日に迫り、全員がそれぞれそわそわしだした頃。俺は俺で漸く明日の為の準備が終わった。
今回の為にガチャ以外でスキルを購入した事で3万弱近いポイントを消費してしまったが、生き残る為には必要な出費だろう。ガチャで出てくれれば最高だが、狙ったスキルを手に入れるにはやはり普通に購入するしかない。
という訳で改めて俺達のステータスを確認していこうと思う。
まずは俺からだ。
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【プレイヤー:御堂友樹(ミドウトモキ)】【所持ポイント:45211】
【LEVEL:4】
【ステータス:パワー:8 マジック:2 ガード:6 レジスト:6】
【スキル:ソウルギア:サイレーンLv4】
【スキル:ソウルギア:テルクシノエーLv4】
【スキル:ソウルギア:ミューズLv4】
【スキル:ソウルギア:ハトメヒトLv4】
■スキルセット:C:6 R:5 SR:3 SS:1
【C:先手】
【C:念話】
【C:蓮華】
【C:毒耐性】
【C:攻撃力強化】
【C:命中力強化】
【R:小剣との親和】
【R:リジェネレイト】
【R:ストラグルアタック】
【R:三散華】
【R:四奏蓮華】
【SR:バトルオーラ】
【SR:カーネイジ】
【SR:五爪雛芥子】
【SS:トランスブースト:未熟】
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俺の方はそこまでポイントは消費してない。強いて言えば小剣の攻撃スキルを二つほど手に入れた。【三散華】と【四奏蓮華】の2種だ。これは前の緊急ミッションの時にレヴォリューションが使っていた特技で、それぞれもかなり強いがこの技は、一部の技から【派生】させる事が出来る。
【蓮華】から【三散華】に派生し、そこから【四奏蓮華】【五爪雛芥子】と息をつく間もない小剣を用いた連続攻撃が可能になるって奴だ。更に言えばこの派生技は繋げる程、攻撃が回避できなくなり、複数の状態異常を追加で発生させ、更には相手のガードなどを突き抜ける【クリティカル】が絶対に発動するって言うおまけつきだ。
何だこれ強すぎないかと思ったが、小剣を用いた技は基本的に攻撃力が低いので、総合的には他の大型技と大差がないらしい。
本来はこの上に【六迅奏龍蓮華】という最終技があるんだが、それはSSスキルの上、安い方とはいえ3万以上のポイントが必要になるので今の俺には色々な意味で手が届かないので放置だ。SSはまだ1個しか装備できないからな。それなら切り札になるトランスブーストを装備する方を優先させる。
一応SSを複数装備させる方法はあって、【緊急ミッションを2回】クリアする度に1個拡張され、最大で5個まで装備できるようになる。今の俺は1回クリア出来てるから、次又緊急ミッションがあれば、行ける様なら参加するつもりだ。
それじゃ次はサイレーンだな。彼女のステータスとスキルはこんな感じだ。
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【ソウルギア:サイレーン】
【LEVEL:4】
【ステータス:パワー:3 マジック:8 ガード:5 レジスト:8】
【スキル:ブレイブシャウトLv4】
【スキル:ヒーリングボイスLv4】
【スキル:サイレーンヴォイドLv3】
【スキル:死へ誘う歌声Lv2】
【スキル:明日へ向かう貴方にLv1】
■スキルセット:C:10 R:5 SR:3 SS:1
【C:七色の声】
【C:沈黙耐性】
【C:毒耐性】
【C:歌唱】
【C:念話】
【C:火炎】
【C:治癒】
【C:ハイヒーラー】
【R:天使の歌声】
【R:大誘惑】
【R:焦火炎】
【R:土硬壁】
【R:風絶壁】
【SR:トラップ探知:上級】
【SR:トラップ解除:上級】
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【スキル:明日へ向かう貴方にLv1】
自身のマスターに対して、ミッション中、または24時間の間次の効果を付与する。
Lv1:全ステータス50%上昇
Lv2:攻撃力2倍 防御力2倍
Lv3:1度限り死亡を無効化。このスキル効果を解除する。
Lv4:上記効果を【2回】まで適用させる。
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俺への純支援+歌を用いての広範囲即死効果を含めた割と万能キャラという位置づけなのがサイレーンだ。物理攻撃はほとんど出来ないが、それでも俺のレベル1くらいの時の戦闘力は手に入れたので、銃器などを持たせればレベル1~2のモンスターを牽制する事は出来る。
そしてレアスキルからは【土硬壁】と【風絶壁】を覚えてもらった。値段もそれなりに安かったのと、純支援のソウルギアを持つ新島からこのスキルは出来る限り覚えておけと教えてもらったのだ。
どちらも味方の前の土の壁か風の壁を発生させて攻撃を緩和、弱ければ無効化出来るって言う代物だ。要はダメージ軽減スキルって奴だな。特に土硬壁などは無作為に張れば相手の移動場所を制限出来たり等と色々応用が出来るらしい。
後は万が一のためにサイレーンにもトラップ探知と解除は上級で覚えてもらった。片方はガチャチケから出てきたので、もう一つを買うだけで済んだが、まぁ結構高かったよ。
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【ソウルギア:テルクシノエー】
【LEVEL:4】
【ステータス:パワー:0 マジック:15 ガード:3 レジスト:6】
【スキル:狂乱の唄Lv4】
【スキル:勝利の唄Lv4】
【スキル:木星の加護LvMAX】
【スキル:魔性の魅惑Lv2】
【スキル:傾星の美Lv1】
■スキルセット:C:6 R:5 SR:3 SS:1
【C:治癒】
【C:解毒】
【C:鎮静】
【C:念話】
【C:毒耐性】
【C:沈黙耐性】
【R:絶叫喚】
【R:大治癒】
【R:速攻指示】
【R:大激励】
【R:エンサイクロペディア】
【SR:闇槍魔破】
【SS:ネガティブコントロール】
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【スキル:木星の加護LvMAX】
マスターにあらゆる【物理状態異常無効化】効果と【雷属性無効化】効果を
テルクシノエーが存在する限り常時付与。自動発動し解除されない。
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【スキル:傾星の美Lv1】
魅力を必要とするスキルなどの成功率をLv×300%上昇させる。
その美貌は星すら傾ける。
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テルクシノエーはそこまで変わっていない。
レアスキルの速攻指示と大激励をセットした程度だ。SSレアのネガティブコントロールがどこまで役に立つか分からないが、彼女ならうまく使ってくれるだろう。何にせよテルクシノエーが生きている限りは俺は状態異常無効なので、基本は後列で指揮命令を頑張ってもらうつもりだ。俺は前に出て殴る方が性に合っている。
一応手すきの時には攻撃魔法を使ったり回復魔法も持たせているので、彼女が何もやる事がないという事はないだろう。と言うか、テルクシノエーは正直いるだけで効果があるからな・・・敵が対抗できなければ常時魅了でほぼ無効化とか恐ろしすぎる。
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【ソウルギア:ミューズ】
【LEVEL:4】
【ステータス:パワー:6 マジック:6 ガード:6 レジスト:6】
【スキル:才能開花Lv4】
【スキル:ジャッジメントLv4】
【スキル:九の神の加護Lv4】
【スキル:ムセイオンLv1】
■スキルセット:C:6 R:5 SR:3 SS:1
【C:念話】
【C:治癒】
【C:麻痺耐性】
【C:睡眠耐性】
【C:混乱耐性】
【C:魅了耐性】
【R:帰還】
【R:岩石弾】
【R:大治癒】
【R:スティール】
【SS:ハイドエクシード】
【LR:神の右手】
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二体一対のソウルギア。片方が死亡しても即座に生き返る。
両方とも死亡したときは12時間のクールタイムが発生し、その後生き返る
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【スキル:ムセイオンLv1】
スキル展開時【3000】ポイントを消費する。
特殊空間【ムセイオン】を展開する。展開時間ミューズはあらゆる行動がとれないが
展開中は不死として扱い、絶対に死亡せずダメージもうけない。
Lv×5分の間、自分のマスターのステータスをLv×100%上昇させる。
さらにスキル展開中は、攻撃力、防御力をLv+1倍 常時生命力回復状態になる。
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そして今回の肝となるショコラとクレアだ。Sレアスキルを入れてないのはトラップ感知系をサイレーンに移したのと懐事情である。レベル5を目指してるのでこれ以上の散財は出来なかった。
だが、レジェンドスキルの神の右手があれば、それ以上のスキルを普通に使えるのでそこまで悪いスキル設定ではない。それに完全隠密状態になれるSSスキルのハイドエクシードも入れてあるから完全に今回の特攻キャラと言えるだろう。
コモンスキルには出来うる限りの状態耐性を入れておいたし万が一の回復スキルも入れてある。攻撃は完全に捨てる事になったが、その分は俺が補えばいい。何せ今回はディーヴァも混ざるし、火力は十分以上に足りているだろう。
そして最後は――
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【ソウルギア:ハトメヒト】
【LEVEL:4】
【ステータス:パワー:0 マジック:20 ガード:0 レジスト:0】
【スキル:精神系状態異常無効】
【スキル:沁み込む真実Lv10】
【スキル:天衣無縫Lv1】
【スキル:ヘキサグラムマジックLv4】
【スキル:ヘキサグラムアタックLv4】
■スキルセット:C:6 R:5 SR:3 SS:1
【C:念話】
【C:満たす霞】
【C:エンドレス酢昆布】
【C:翻訳】
【C:治癒】
【C:盲癒】
【R:デバッファー】
【R:イビルソーサリー:中級】
【R:エレメンタラー:邪】
【R:屍誕陣】
【R:対抗呪】
【SR:凶想遮呪】
【SR:邪連還痛】
【SR:対抗反呪】
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【スキル:沁み込む真実Lv10】
効果:このスキル所持者は嘘をつく事が出来ず絶えず真実のみを話すしか出来ない。
但し、その真実の言葉を聞いた対象はそれを【嘘】や【でたらめ】等と
疑う事が出来なくなる。それはレベルが高いほど、確実に成功する。
スキル所持者があえて疑問を持たせる事も可能である。
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【スキル:天衣無縫Lv1】
効果:自由を体現せしその姿は主にすら力を与える。
マスターに自身が持つスキルを使用可能にさせる。但し使用回数は
このスキルの最大レベルまでである。
パッシブスキルは現在は付与出来ない
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【スキル:ヘキサグラムマジックLv4】
効果:一度に6回の魔法を同時に発動する。それは同じ魔法でも違う魔法でも可能。
レベル回数使用する事ができる。
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【スキル:ヘキサグラムアタックLv4】
効果:一度に6回の攻撃を同時に発動する。それは同じスキルでも違う技でも可能。
レベル回数使用する事ができる。
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色々突っ込み所はあるが、エンドレス酢昆布はどうしても外したくなかったらしい。まぁ・・・うんハトメヒトだからね仕方ないね。
だがそれ以外のスキルはまさかのSRスキル魔法を3種装備と、どこからどう見てもおどろおどろしいスキル群。
どうやらハトメヒトは【邪属性】魔法をメインで使おうとしているらしい。今一どういう属性なのか分からないのだが、ハトメヒト曰く、邪属性は邪悪と言う訳ではなく、その魔法の在り方故に邪に属されている魔法らしい。
攻撃魔法なんて、人間の霊魂を弾丸にして発射するものや、魔法の糸を呼び出して周囲を切断したりと、見てる方からすれば悪人じゃねぇのと言われる魔法ばかりだ。
テルクシノエーも邪属性の【絶叫喚】という魔法を持っているが、あれは怨念などの声を大音響で周囲に拡散させて相手を恐怖させたり麻痺させたりする魔法らしい。うん、ラノベやアニメなら敵が使う魔法だね、分かります。
で、レアスキルにはあのリジェクションが使ってきた【屍誕陣】までセットしているほどだ。どんな魔法かと言えば・・・とどのつまりアンデッドを呼び寄せてけしかける魔法だ。ゾンビとかスケルトンとか呼びだして襲わせる、えげつないなハトメヒトと思ったのだが、どうやらこの魔法、悪役ネクロマンサーとかが使いそうな魔法だと思えば、使い方によれば全く逆の意味があるらしい。
ハトメヒトはこう言っていた。
「邪属性は使い手によって、悪とも善ともなる。確かに効果だけを見れば主殿などがしるいかにもな邪悪な魔法であるが、その実、術者が真摯に魂と向き合う事で、浮かばれぬ魂を天へと導く手助けができる魔法体系でもあるのだ」
魂を打ち込む魂弾は、悪霊と化してしまった魂に衝撃を与え、凝り固まった悪意を剥がし、無垢なる魂に変え成仏しやすい様にさせる魔法にもなり、屍誕陣は今も彷徨い死ぬ事が出来ないアンデッドを呼び出して希う事で、天へと昇らせる手伝いが出来る様になるらしい。
とはいえ見た目にはそういう所は全く見えないので、善人が使おうと悪人が使おうと、攻撃されてる側からすれば【何この極悪人】となるそうだ。うん、わかる。
何にせよこれでスキル調整と準備は整った。
後は明日の本番に備え体調を万全にさせるだけだ。
―217話了
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ステ更新と言う名前の手抜き回
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