第101話 レベル4のおじかんです。やったぜ。

【カクヨムコン9】登録中です。皆さんよかったら応援お願いしますね。

いつも閲覧有難う御座います。100話も超え、ここからはのんびり時間

次のシーズンをどれくらいで進めるかが問題です。とはいえ折角の時間を

色々なイベントとか入れてみたいですね。

──────────────────────────────────────


―所持ポイント:72632


 目を疑ったが、現実だ。4万ポイントって言う報酬のお陰で一気にポイント富豪になった気分だぜ。これ現金にすると7億円なんだよな。下手な宝くじより多いぞ。


 本当は6万少しだったが、アクセルから1万貰っているので7万になっている。そんな毎回律儀に支払わなくてもいいんだがな。それでも3万はあるしレベル4に必要なポイントは2万だから問題ないって事らしい。


 レベル4に上げるのは2万で良いので5万も余るが、流石にレベル5は10万のポイントが必要になるから一気に上げるってのは難しい。


 残りは次のシーズンに備えてある程度取っておくべきかもしれんな。ガチャは10連チケがあるからそっちに回してスキルレベルあげたり武具を買ったり、必要な物を購入したりに使う事になりそうだ。


 現在の俺達のレベルはこんな感じだ。


―流川 レベル5


―佐伯 レベル4


―アクセル レベル4


―スピネル レベル4


―リバティ レベル4


―ハルペー レベル4 


 羅漢のおっさんとバンカーは一時的な共闘だったんで、既に別れている。ハルペーはアクセルに誘われて俺達と行動を共にしたいって事で、メンバーの一員として頑張る事になった。


 レベル2から一気にレベル4に上げたのでポイントがカツカツで嘆いてたな。それでも2万8千だし、1万2千はのこってるから無駄使いしなければ何とかなるだろう。


 ちなみに俺はまだ上げてなかったりする。


 いや俺のレベルが上がると新しくソウルギアが増えるだろうし、ちょっと心の準備が必要でな。


「で? 何で全員ここに居るんだよ?」


「だっておにーさんのレベルアップでしょ? 絶対新しいの増えると思うから♪」


 いつの間にか俺の部屋に全員が揃っている。


 やはりと言うか流川含めて全員俺のレベルアップが気になるらしい。所でハルペー? その持っている藁人形は捨てような?


「狭い、物理的に狭い。マスター狭いからくっつこう」


「やめなさい」


 ここぞとばかりにサイレーンが俺にくっつこうとするが直ぐにテルクシノエーに剥がされる。いつもご苦労様だぜ、近い内に労ってやらないとな。


 さて、改めてここで俺達のステータスを再確認してみるか。レベル4に上がった時にどうなるかも見てみたいしな。


 まずは俺からだ。


──────────────────────────────────────

【プレイヤー:御堂友樹(ミドウトモキ)】【所持ポイント:72632】

【LEVEL:3】

【ステータス:パワー:5 マジック:1 ガード:4 レジスト:4】

【スキル:ソウルギア:サイレーンLv3】

【スキル:ソウルギア:テルクシノエーLv3】

【スキル:ソウルギア:ミューズLv3】

■スキルセット:C:6 R:5 SR:3 SS:1

【C:先手】

【C:念話】

【C:蓮華】 

【C:毒耐性】

【C:攻撃力強化】

【C:命中力強化】

【R:小剣との親和】

【R:ストラグルアタック】

【SS:トランスブースト:未熟】

──────────────────────────────────────


 前衛系のステータスとしては可もなく不可もなくって所らしい。佐伯少年やアクセルと比べれば基礎ステータスは大きく劣ってるのは致し方ない所だ。


 俺の場合、本来は召喚型だから前衛に立つタイプじゃあないみたいだしな。そこを皆の支援効果を受けて無理やり前衛に立ってるようなもんだ。


 次にサイレーン。


──────────────────────────────────────

【ソウルギア:サイレーン】

【LEVEL:3】

【ステータス:パワー:2 マジック:5 ガード:4 レジスト:5】

【スキル:ブレイブシャウトLv3】

【スキル:ヒーリングボイスLv3】

【スキル:サイレーンヴォイドLv2】

【スキル:死へ誘う歌声Lv1】

■スキルセット:C:6 R:5 SR:3 SS:1

【C:七色の声】

【C:毒耐性】

【C:歌唱】 

【C:念話】

【C:火炎】

【C:ハイヒーラー】

【R:天使の歌声】

──────────────────────────────────────

【スキル:死へ誘う歌声Lv1】

声が聞こえる範囲内の全ての対象に即死攻撃。敵味方識別可能

魅了、誘惑の追加効果

──────────────────────────────────────

 

 純支援だったサイレーンだが、今でも支援も回復も全体即死攻撃まで出来る万能タイプだ。対雑魚には凶悪な効果を発揮してくれる。


 【トランスブースト・タイプ:サイレーン】に変身したときはこれらのスキルも同時に使える感じだった。あの強化された状態で全体即死のスキルを使ったら、それなりに高レベルのモンスターでも倒し切れそうだよな。


 レベル4になった時どうなるか楽しみだ。


 さて、次はテルクシノエーか。


──────────────────────────────────────

【ソウルギア:テルクシノエー】

【LEVEL:3】

【ステータス:パワー:0 マジック:10 ガード:2 レジスト:4】

【スキル:狂乱の唄Lv3】

【スキル:勝利の唄Lv3】

【スキル:木星の加護LvMAX】

【スキル:魔性の魅惑Lv1】

■スキルセット:C:6 R:5 SR:3 SS:1

【C:治癒】

【C:解毒】

【C:鎮静】

【C:念話】

【C:毒耐性】

【C:沈黙耐性】

【R:絶叫喚】

【R:エンサイクロペディア】

【SR:闇槍魔破】

──────────────────────────────────────

【スキル:木星の加護LvMAX】

マスターにあらゆる【物理状態異常無効化】効果と【雷属性無効化】効果を

テルクシノエーが存在する限り常時付与。自動発動し解除されない。

──────────────────────────────────────

【スキル:魔性の魅惑Lv1】

自身とマスター、マスターのソウルギア全体に対して次の補助効果を常時付与する。

【魅了完全無効】【誘惑完全無効】【洗脳完全無効】【傀儡完全無効】

この効果はスキルレベル以下の貫通は無効化される。

更にテルクシノエーの魅力を極大上昇させる事で【自身を視認した敵対象全て】に

常時【魅了/誘惑/洗脳/傀儡】の状態異常効果を永続的に発生させ続ける。

これはレベルが上がれば上がるほど成功率が上昇する。 

このスキルによる状態異常効果は任意で解除、発動、対象選択可能

──────────────────────────────────────


 歩く魅了兵器と言わんばかりのスキルだ、戦闘力よりスキルで場を支配するのが得意なタイプではあるんだが、魅了は効かない敵も多いのが厄介だ。


 とはいえ彼女は俺達の中で唯一の指揮系統なので、そちらの方でとても貢献してくれてる。何かあれば彼女を頼るってのが定番だ。流川が居る場合は流川がそれをやってくれるんだがな。


 最後にミューズのショコラとクレア。


──────────────────────────────────────

【ソウルギア:ミューズ】

【LEVEL:3】

【ステータス:パワー:4 マジック:4 ガード:4 レジスト:4】

【スキル:才能開花Lv3】

【スキル:ジャッジメントLv3】

【スキル:九の神の加護Lv3】

【スキル:―――――Lv1】※詳細不明

■スキルセット:C:6 R:5 SR:3 SS:1

【C:念話】

【C:風刃】

【C:邪糸】

【C:魂弾】

【C:攻撃力強化】

【C:魔法力強化】

【R:スティール】

【R:ヘイトコントロール】

──────────────────────────────────────

二体一対のソウルギア。片方が死亡しても即座に生き返る。

両方とも死亡したときは24時間のクールタイムが発生し、その後生き返る

──────────────────────────────────────

【スキル:才能開花Lv3】

Lv×3時間の間、自身のマスターに様々な強化を付与する。

ミューズのステータスと同様の数値を付与

更にあらゆる才能や能力が大幅に強化される。

レベルが上がる毎に効果時間が上昇する。

──────────────────────────────────────

【スキル:ジャッジメントLv3】

敵全体に【回避不能】【軽減不能】の神の裁きを叩きこむ。

射程は一度視覚に捉えた場合ほぼ無限に追跡する。

威力はミューズの【マジック×スキルレベル】に依存する。

──────────────────────────────────────

【スキル:九の神の加護Lv3】

Lv×30分の間、九体のアバターを呼び出し、マスターに力を与え続ける。

マスターの全ステータスに+9の補正

ただし、この力は1度使う度に【1000】ポイントを消費する

──────────────────────────────────────

【スキル:―――――Lv1】

※詳細不明

──────────────────────────────────────


 まだ4番目のスキルについてはよくわかってないんだよな。まず二人もどういうスキルなのか分かってないからどうしようもない。


 レベル4になった時に解放されるとかだったらいいんだが。


「さて・・・やってみるか。レベル4・・・!」 


 ポイントを消費してレベルを上昇させた。


 同時に全身から力が溢れてくるのが分かる、レベルアップ時の特殊な高揚感ってのが全身を包んでいく。サイレーン達を見れば彼女達も身体を抑えるが見えた。


 ハルペーが顔を真っ赤にしているが、そういうんじゃないから落ち着きなさい。


 やがて高揚感も落ち着きレベルアップは終了する。


 さぁここからだ、レベル4になった以上新しいソウルギアが・・・


 やっぱりと言うかなんというか増えていた。


 俺達の目の前にいたのはまさかの少女。いやむしろ幼女と言えばいいだろうか。流川のポルクス達より幼く見える。下手すれば見た目年齢が1桁と言われても信じられる少女がそこにいた。


 深紅の赤色の髪をツインテール状に腰辺りまで伸ばしているのが特徴的だ。幼そうな見た目の子供に見えるがその表情はまるで慈愛の聖女とでも言わんばかりに美しい。


 純白のローブの様なものを羽織るその姿はサイレーンやテルクシノエー、ミューズとも違う、荘厳さを感じる。


 そして・・・頭の上に小さな帽子の様なものを被っており、それはどうやら魚か何かに見え、魚の頭部部分に【しゃち】って書いてるんだが・・・? 


「はろぅエブリバティ。呼ばれてはいないが、それでも来てしまうのはなぜか? それはやはりシャチだからだろう、ここがイルカとは違う所だと思う。故になんといえばいいか、お前あれで出番終了じゃなかったのか? 何でここで出てくるんだよ引っ張りすぎだろう、出るとこ出るぞと言われるかもしれぬが、ヒントは既に出ていたのである、それは何か。そう・・・我【女神】である故に? サイレーン、テルクシノエー、ミューズも女神と来た以上、次も女神ではないと誰が決めた、という訳で7年6か月と21日3時間ぶりであるな。ソウルギア【ハトメヒト】ここに降臨である」 


 目の前に居る幼女は表情を一切変えず、但し全力でボディーランゲージしながら自己紹介を終えたのだった。


 ・・・・・・え? 本当にこれが増えたの? どういうことなの・・・・??




―101話了


──────────────────────────────────────

ただいま(何

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る