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目次
⬜トラック・３⬜（彼女との放課後デート/夏の青春ラムネ開封！）
ふわふわ系彼女との怠惰なお外デート
//BGM 夕方の環境音（蝉、鴉の鳴き声、通り過ぎる自動車の音等）＋革靴の音
//ヒロ・左側少し離れて話します
「おばちゃん、全然変わってなかったねぇー。まだまだ若々しいって感じ」
（長生きしてほしいなぁ）
「ねー。あ、手握るの忘れてた（少し近づきながら）」
（うん）
//ヒロ・左側近くで話します
「ふっふっー。ねぇー、綿菓子さー、ひっさびさに食うとちょーうんまいよねぇ〜」
（まじそれだね。材料はシンプルなのになんでこんな旨いんだか）
「発明した人にはノーベル賞をあげてほしいね。いやぁ、わたしがあげちゃおっかなぁ」
（あげれるんだ……）
「ノーベル賞は流石にムリなのでぇ、代わりに肩たたき券を上げちゃおっかなぁ」
（振れ幅）
「てかもう食い終わったの？ 早くないー？」
（甘い物好きだからさ、すぐ食べ終わっちゃうんだ）
「そっかー。まぁわたしも好きだから、もう食べ終わっちゃうんだけどねぇ〜。ね、次はさ、三つのうち一個がすっぱいガムで勝負しよっ。すっぱいの当てたら勝ちねぇ〜」
（いいよ）
//SE 袋からガムを取り出す音
//SE ガムを開封する音
（はいっ）
//ヒロ・正面少し離れて話します
「んじゃあわたし、これかなぁ」
（僕はこれ）
「いただきまうす。はむっ（ガムを口に入れる）、ふんふんふん」
（ふんふんふん）
「あめぇ！」
（あめぇ！）
「ありゃりゃー。じゃあどっちもすっぱいのは無し、と。引き分けだねぇ〜」
（平和一番、だねー）
「じゃあこのすっぱいガムは……ジャン負けにしよっか！」
（よしキタ）
「最初はグー、じゃんけん、ポンッ」
（あっ！）
「ま、負けた……。いいでしょう。わたしが食べてしんぜあげましょう。ふぬぬ……そいっ（口に放り込む）」
（南無阿弥陀仏）
「すっぺぇぇぇぇぇなぁ。んふっ、これは、なかなか……。エクスタシーだことぉ……。うぅ……。けど、うめぇ……」
（なんやかんや、酸っぱいのも美味しいよね）
「だね。すっぱいのも好きぃ。ももも（ガムを噛む）」
//BGV ヒロがガムを噛む音
//間１０秒
「もー甘くなってきたかも。もっきゅもっきゅ。ね、そーいやさー、さっき買ったラムネ、今飲んじゃおー？ 喉乾いちゃった」
（いいね。……えーと、ラムネは……）
//SE 袋からラムネを取り出す音
//BGV 停止
（はい）
//SE ヒロがラムネを受け取る音
//ヒロ・正面近くで話します
「ん、ありがと。ガムはもう味なくなっちゃった。ティッシュティッシュ……。んし。じゃー開けよっかぁ」
（お先にどうぞ）
「では先陣を切らせていただきましょーぅ。それっ、よっと」
//SE ラムネを開ける音（炭酸）
//SE ラムネが勢いよく溢れる音
「うわわっ、飲まな飲まなっ。ごくん……ごくん……（ラムネを飲む）。」
//SE ラムネのビー玉が揺れる音
「ぷはぁ、うんまぁ。生きてるって感じぃですなぁ〜」
（僕も……）
「おぉ……良き飲みっぷりだことぉ。あ、乾杯忘れてた。はい、かんぱーいでーす」
//SE ラムネの瓶同士がぶつかる音
「ん……ん……。ぷあぁ、んー！ うまいぃ。しわーせしわーせ〜」
（しあーせしあーせ）
「夏休みは終わっちゃったけど、これ飲んでると、まだまだ夏に縋ってる感じぃ。あー、夏、終わらないでほしいけど、秋も秋で好きだからねぇ」
（紅葉の時期だねぇ）
「よし、秋は山でも登ろっか。紅葉見に行こうよ」
（いいねっ！）
「ではではー、アオハルを届けてくれた夏にも、お疲れ様のかんぱーい」
//フェードアウト
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