十章 お弁当をもって出かけよう

十章 お弁当をもって出かけよう


 水曜日、祭日。


「忘れ物はない?」

「うん。ハンカチ、ティッシュ、スマホの充電器も入れたし、水筒にお昼のパンも入っているよ」

「そう。あとこれ、なにか困ったことが起きたら使いなさい」

「え? あ、ありがとう」

 ぼくは、お母さんが手ににぎらせてくれたお金をポケットに入れる。

「健斗! オイラも準備できているぜ!」

「準備? ペパーもなにかもっていくの?」

「これさ!」

 ペパーはそう言うと小さなタッパーに入った苺を見せてきた。

「なるほどね。どうりでいつもより上着のフードが重く感じたわけだ」

「食べたら軽くなるよ」

「それ、ぼくのバッグに入れておこうか? フード重いし」

「そんなことしたら、すぐに食べられないよ」

「言ってくれたらすぐに出してあげるけど」

「いいよ。オイラ自分でもつから」

「あっそ……」

 これ以上、言い合ってもきりがなさそうなので、あきらめることにした。

「それじゃあ、いってきます」

「オイラも、いってきます!」

「二人とも、いってらっしゃい。気をつけてね」

 お母さんはそう言うと軽く手を振ってくれた。


「健斗、まずは琴音の家に行くんだよね?」

 マンションのエレベーターを降りるとペパーが話しかけてきたので、うん、と返事をした。

 スマホの画面に表示されている時間は朝の八時を過ぎたくらいだけど、よく考えたら琴音ちゃん起きているのかな?

「ペパー、いまさらだけど琴音ちゃん寝ていたらどうしよう」

「起こせばいいと思うけど?」

「それはそうなんだけど、出発するの少し早すぎたかな?」

「でも学校いくときも、このくらいじゃない?」

「うーん」

「もう出発してしまったんだから仕方ないだろ? とりあえず琴音の家に行こう」

「それもそうだね」


 Y字路を進み、しばらく歩くと目的地である三階建ての青い屋根が見えてきた。白川琴音さんの家だ。

 祭日のせいもあるのか、ここまで歩いてきて人をほとんど目にすることはなかった。犬の散歩をしているおじさんとジャージ姿のお姉さんが走っていたくらいだ。


 ぼくは白川さんの家に到着すると、インターホンを押した。

『はい、白川です』

 昨日と同じように、呼び鈴の音がひびいたあと、白川さんの声がインターホンから聞こえてきた。

「あっ、白川さん、おはよう。健斗だけど」

『おはよう健斗くん』

「オイラもいるよ! 琴音、元気になったか?」

『ペパーちゃんもおはよう。うん、もう大丈夫だよ』

 インターホンから聞こえる声は、たしかに昨日とは違って、いつもの白川さんだ。

「それじゃあ、一緒に行ける?」

『うん、大丈夫よ。でも、まだ準備ができていなくて、あと少しまってて欲しいの』

「わかったよ。それじゃあペパーと、まっているから」

『ごめんね。できるだけ早く用意するから』

 インターホンからブツっと音が鳴ると、声が聞こえなくなった。やっぱり少し早かったのかもしれない。

「ペパー、まっているあいだスマホでアオの情報を確認してみようか?」

「そうだな、操作は大丈夫か?」

「うん。完璧だよ」

 スマホの画面にある小鳥のマークを指でふれると、アオの情報がやり取りされている画面に切り替わる。

「健斗、なにか情報は増えているか?」

「うーん。今のところ、昨日から進展はなさそうだよ」

「そうか、仕方がないね。まだ朝も早いし、もう少しまったらなにか新しい情報がくるかもな」

「そうだね。スマホはまめに確認しよう」

 そんなことを話していると、ガチャ、という音とともにドアが開き、中から白川さんが出てきた。

「またせてごめんね」

 申し訳なさそうに両手で拝むようにしてみせる彼女は、おしゃれな黒いレースのキャミソールと黄色い長袖Tシャツの格好だ。このあいだの反省なのか、今回はスカートではなくデニムのパンツを履いている。

「あっ! 琴音の服、オイラと同じ色だ!」

「ペパーちゃんとおそろいだね!」

 笑顔で答える白川さんは、もう心配はいらないくらい元気そうで、完全復活という感じだ。

「あれ? 荷物はないの?」

 手ぶらの彼女を見て、気になったので聞いてみる。今日は一日探すことになるかも知れないから、さすがに心配になる。

「え? なにか必要?」

「アオがすぐに見つかれば問題ないと思うけど、そうじゃない場合は水分とか腹ごしらえ? が必要になると思うんだよ」

「あっ、それで健斗くんは、大きなバッグを肩からかけているのね」

「琴音! オイラは苺をもってきたぜ!」

 ペパーがフードからとび出してきて、ぼくの肩にのると、苺の入った容器を白川さんに向かって見せつけた。

「わぁ、いいなぁ。そうかぁ……ごめんなさい、あと少しまってくれる? ママに相談してくるね」

「いいよ、まってる」

「いってくるね」

 白川さんは家の中へと戻っていった。


 白川さんは少しと言っていたけれど、もう十五分くらいはたっている。このまま一時間とかまたされたらどうしよう……。

「健斗……琴音まだかな? オイラまつのに疲れてきちゃったよ」

「うーん、そうだね。そろそろ戻ってくると思うんだけど……」

 ペパーと、たあいない話をして暇をつぶしていると、ドアの向こうからドタドタと走る音が聞こえてきた。きっと白川さんに違いないと思っていると、勢いよくドアが開き、白いリュックサックを背負った彼女が戻ってきた。

「飲み物とかお菓子もってきたよー! あとはママ特製のサンドウィッチ!」

 白川さんは、そう言いながらピースサインをして見せた。お菓子は少しうらやましいかも。

「琴音ぇ……オイラまちくたびれちゃったよぉ」

「ごめんねペパーちゃん。それで健斗くん、どこから探す予定なの?」

「うん。そうだなぁ……まずはアオの情報が届いていないか確認してみよう」

 ぼくはスマホを取り出して操作を始めた。

「あれ? 健斗くんスマホ買ってもらったの?」

「あ、ううん。これはお母さんが貸してくれたんだよ」

「そうなんだね。あ……」

「どうしたの?」

「それなら家にくる前に連絡してくれたらよかったのに」

「あぁ……」

 たしかにその通りだ……思いつかなかった。

「ごめん。普段スマホ使わないから考えていなかったよ」

「ううん、大丈夫だよ。ちょっと思いついただけなの。アオちゃんの情報は届いていそう?」

「今、見るね」

 画面を確認してみると何件かメッセージは届いているようだけど……。

「うーん。届いているのは励ましのメッセージだけで、アオの目撃情報は見当たらないね」

「まだ午前の早い時間だし、仕方ないよ。あとでまた確認してみましょ」

「うん。そうだね」

「健斗、結局どこから探すんだ?」

 情報は確認できなかったし、ペパーの言う通り行き先を決めないとだよね。

 とりあえず今日までにアオが現れた場所は、ぼくたちが目撃した公園、それと男の子から聞いたコンビニの駐車場ってところかな? とくに公園はネットにも書かれていた……そうなると有力なのは公園かも……。

「コンビニ近くの公園に行こうと思うんだけど?」

「いいよ。このあいだも、あそこでアオちゃんを見つけたし賛成!」

「オイラも賛成!」

 白川さんは手を、ペパーは黄色い紙をシュルッと伸ばしながら、ぼくの意見に賛同してくれた。

「よし、それで決まりだね! さっそく公園に向かおう!」


 公園の入り口から軽く見渡した感じ、ぼくたち以外はまだ誰もきていないようだ。スマホの時計を確認すると、もうすぐ十時になろうとしている。

「祭日の午前って、こんなにも人がいないのねぇ」

「ここの公園は駅からも離れているし、もともと近所の人しかこないのもあるかもね」

「健斗、まずは、このあいだと同じように公衆トイレの中から探してみよう」

「そうだね」

「わたしは女子トイレよね」

「うん。頼むよ」

 せーので、同時にトイレの中に入る。

 男子トイレの中は、どう見ても生き物らしき姿は見当たらない。前回と同じように個室トイレのドアの裏も確認してみる。

「健斗! あそこ!」

 早々にトイレから出ようとしたそのとき、ペパーが声をあげた。

「どうしたの、ペパー」

「あそこ、ほら、個室トイレの奥」

 ペパーが言う場所へ目をやると、奥が少しくぼんでいるように見える。

「あれ? あそこの壁ってへこんでいたかな?」

 少しへこんでいる壁に近づいてみると、そこには用具入れと書かれた紙が貼られているドアがあった。

「気がつかなかった……」

 このあいだはトイレの中には小便器と個室しかないものだと思い込んでいて、見落としてしまったのかも知れない。

「開けてみよう……」

 ぼくは、ドアノブにそうっと手を伸ばす――と、ガタッという音が中から聞こえてきた。

「健斗!」

「うん。なにかいるね……」

「もしかしたら猫かもしれないぞ健斗。慎重にな」

「大丈夫、まかせて……いくよ」

 気を取り直して、ドアをそうっと開けてみる――。

「チューッ!」

「わわわわっ!」

「健斗っ!」

 突然、中から小さな黒っぽい影が、ぼくの足元を通り抜けていった。

「ネズミだっ!」

「大丈夫か! 健斗!」

「う、うん。大丈夫……びっくりしたぁ……」

 まさかネズミがとび出してくるなんて思いもしなかった。危うく転んで尻もちをつくところだったよ。

「健斗くーん! なにかあったのー?」

 白川さんの声が外から聞こえてきた。ぼくは大きな声で、大丈夫と返事をする。

「ペパー、白川さんのほうも確認は済んでいるだろうし、とりあえず外に出よう。用具入れにもいなかったしね」

「おう!」


 男子トイレから出ると、白川さんが心配そうな顔で立っていた。

「ねぇ、今ものすごく大きな声が聞こえてきたけど、なにかあったの?」

「それが、用具入れの中から突然ネズミがとび出してきたんだよ!」

「えー! やだ、怖い。わたしネズミ苦手」

 白川さんは指でバッテンをして見せながら、ぶんぶんと首を左右に振っている。そんなに嫌がるなんて、なにがあったのだろう?

「女子トイレのほうは確認できなかった、よね?」

「うん……どこにも見当たらなかったよ」

 念のため白川さんに確認をしてみると、予想通りの言葉が返ってきた。

「とりあえず、ここから見渡せる範囲のすべり台とかブランコの辺りは、アオはいなそうだね」

「そうなると、次は丘の中にある土管と、その先の複合遊具かしら?」

「行ってみよう」

「うん。今日はスカートじゃないから土管の中に入れるよ!」

 白川さんは、そう言うと自分の太もものあたりを両手でパンパンと叩いてみせた。

「それじゃあ土管は白川さんにまかせるよ」

「えー! わたし一人で入るのー?」

「琴音、オイラが一緒について行ってやるよ」

「ほんと! ペパーちゃん大好き!」

「エヘヘ」

 白川さんの言葉にペパーは照れているようだ。トイレットペーパーが女の子に照れる姿を見ることになるなんて今日まで思いもしなかった。


 土管の丘につくと、ペパーを両手にもちながら白川さんが中へと入っていく。

 少しすると、中から暗いよぉ、という声が外にもれてきた。きっとぼくが入ったときも、こうして外に声が聞こえていたのかも知れないと思うと少し恥ずかしい。

 ぼくは丘の上を走り、土管の出口に到着すると、先に見える複合遊具で何人かの女子が遊んでいる姿が目に入った。あの様子だと、とても猫が大人しくしているとは思えない。

 土管の中にアオがいなければ、他のところを探したほうが良さそうな気がする。

「健斗くーん」

 次の捜索場所を考えていると、ぼくの名前を呼ぶ声が土管の中から聞こえてきた。

「白川さんの声だ……なにかあったのかな?」

 土管の中をのぞき込むと、ペパーが突然とび出してきて、ぼくの顔にぶつかる。

「イタタ……」

「健斗! 猫がいた!」

「えっ⁉︎」

 ペパーの言葉に痛みを我慢しながら、土管の中をもう一度のぞき込むと、緑色のように光る二つの瞳が見えた。

 アオ? と、思ったそのとき白川さんが穴から出てきて、立ち上がる。その彼女が手にしていた猫――。

「へ? 黒猫?」

「え! ウソっ、アオちゃんじゃない!」

 土管の中をのぞいたときは、てっきりアオだと思っていたのに……白川さんもきっとそう思っていたに違いない。

「思えば、抱いた感じに少し違和感を覚えたのよね……」

 白川さんはそう口にすると、残念そうにしている。ぼくも土管の中をのぞいたときに見えた緑色のような瞳の光りを見たときは、てっきりアオかと思っていたから少しショックだった。

「黒猫ちゃん、無理矢理つれてきちゃって、ごめんね」

 白川さんが抱いていた黒猫を離すと、ニャー、と一声鳴いて土管の中へと入っていってしまった。

「あの猫、余程あの中が好きなんだね」

「次は邪魔しないように気をつけなきゃ」

 あの猫はノラ猫なんだろうか……もしかしたら、ぼくたちのように飼い主が探している猫かもしれない。念のため、あとでスマホを使って調べてみたほうがいいかも。

「健斗くん。ここの公園にはアオちゃんはいないかもだね」

「そうだね、複合遊具もあれだけ走り回って遊んでいたらアオもいないと思う。周辺にも見当たらないしね」

「健斗!」

 白川さんと話していると、ペパーが声をかけてきた。どうしたんだろう?

「オイラお腹が減ったよ」

「え……もう?」

「それなら少し時間は早いけどお昼にしちゃおうよ。ちょうど公園にいるし、このあとゆっくり食べられる場所もなさそうだもの」

 白川さんの提案を聞いて、スマホの時計を確認してみると、十一時を表示している。

「うーん。少し早い気もするけど、たしかに道路の端で食べるのも問題あるよね」

「そうよ。ここならベンチもあるから落ち着いて食べられそう」

「それじゃあ、お昼にしよう。食べながら次の移動先を決めるのもいいかもしれない」

「「やった!」」

 ペパーと白川さんは嬉しそうな声をあげた。そんな二人を見ていたら、なんだかぼくもお腹が空いてきた。


「琴音、オイラの苺を一個あげる」

「わあ、嬉しい。ありがとう」

 複合遊具の近くにあったベンチに三人で腰をかけて、それぞれがお弁当を広げた。

 ぼくのお昼はお母さんが用意してくれたピーナッツバターサンドだ。しかもバナナが入ってる!

「健斗くんのピーナッツサンド美味しそうだね」

「うん。白川さんのはハムサンドかな? チーズもはさんでいて美味しそう」

「一個、交換する?」

「いいの?」

「いいよ! わたしもピーナッツサンド食べたいなって、思っていたから」

 白川さんから交換してもらったハムサンドを食べてみると、チーズのほかにレタスも入っていてシャキシャキと美味しい。

「これ、美味しいね」

「良かったぁ。健斗くんからもらったピーナッツサンドもすごく美味しいよ」

「ペパーも、一口食べる?」

「オイラは苺だけでお腹がいっぱいになっちゃうよ」

「大きな苺だものね」

「それより健斗、次はどこへ探しに行くんだ?」

 ペパーはいつの間にか苺をすべてたいらげると、ぼくに問いかけてきた。

「うん。それなんだけど、このあいだのコンビニへ行こうと思うんだ。どうかな?」

「オイラはどこでもついていくぜ!」

「白川さんもそれでいい?」

「うん。いいよ」

「じゃあ、みんなが食べ終わったら出発しよう」


 公園からコンビニまでは歩いて三分くらいの距離だから、あっというまについてしまった。今回、駐車場に車は一台もないので下をのぞく必要はない。

「この感じだと、ここもハズレだねぇ……」

「コンビニの中にいるってことはないかしら?」

「さすがにそれはないんじゃない?」

「いや、健斗。いないと決めつけて離れてしまったら実は中で保護されていました。なんてことだって、あるかもしれないぞ」

 ペパーはフードから姿を出して言った。

 うーん。そこまで言われると、店内を探してもよい気がしてきた。

「確認してみる?」

「そうね。入りましょ」

「あっ、ペパーはフードの中に隠れていてね」

「オッケー!」


 コンビニに入ると、店内はガラガラでお客さんは誰もいない。店員さんの姿も見当たらないけれど、どこに行ったんだろう?

「健斗、ショートケーキ買おうぜ。苺以外は全部あげるから」

 ペパーが、ぼくの肩にのって話しかけてきた。

「あっ! こら! フードから出ちゃダメだよ」

「誰もいないんだから大丈夫だって」

「ダメよペパーちゃん。お店の中には防犯カメラがあるんだから」

「琴音に言われたら仕方ないなぁ」

 ペパーは転がるようにしてフードに戻った。

「なんで白川さんの言うことは聞くんだよ……」

「琴音は可愛いからな」

 フードの中からペパーが答えた。

「きゃー! ペパーちゃんにほめられちゃったぁ!」

「はいはい……白川さん、真面目に探そうね」

「あら、失礼ね。ちゃんと探しているわよ」

 白川さんはプクっとふぐのように頬をふくらませている。

 とりあえず、入り口から店内をぐるりと歩いてはみたけれど、アオの姿は見当たらない。

 あと見ていない場所といったら、トイレとかスタッフ以外立ち入り禁止とされているドアの向こう側になるけれど……トイレはともかく、さすがにもう片方には入るわけにはいかないよね。

 どうしようか考えているとドアが、キイィィー、と音を立てながら開く――と、中から見覚えのある店員さんが出てきた。

「おや? きみは猫を探していた子だよね? ちょうどよかった」

「あ! 昨日の店員さん!」

 アオのことを説明して連絡先を渡したお兄さんだ。ちゃんとぼくのことを覚えていてくれたみたい。

「実は少し前に店内から、外を歩く灰色っぽい猫を見かけたんだよ。それで今、きみから預かった連絡先に電話をしていたところなんだ」

「え! アオちゃん見たんですか⁉︎」

 白川さんが声をあげる。

「そうなんだ。そのとき接客中で保護することはできなくてね。申し訳ない」

「いえ、ありがとうございます。それで、アオはどっちに行ったかわかりますか?」

「それなら、このコンビニから左に向かって走っていったよ」

「左側ということは……」

「あっ! 健斗くん、そっちは動物病院があるよ!」

「まだ近くにいるかもしれない。急ごう、白川さん」

「うん!」

 店員さんにお礼を言ったあと、ぼくたちはアオのあとを追った。

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