樹海村抗争報告書
○○○○年 〇月 〇日
将 官 牟田口 准将
【樹海村抗争報告書】
記
目的:制圧と調査
期間:任務完了済み
結果:任務完了済み
詳細・経緯
⑴襲撃と鎮圧
逃走者 浅倉元主任・object実験体Cトラビス+C´オリバー捜索隊員が突如、目的捜索中に現地人から銃撃に合う。その後、襲撃にあった一隊は応戦しながら応援を呼ぶ。
比較的に近い二隊が合流し村の制圧へと向かい、その村は武装をしていた為に鎮圧までには翌朝の六時頃まで要した。
⑵捕獲と回収
村人三名を捕虜として確保。
objectobjCトラビスの死体を確保。C´オリバーの行方は依然不明のまま。
確保した村人から、別の捜索対象であるミシェル二等兵が村に潜伏し、Cトラビスを殺害したと証言している。
残された銃弾、薬きょうからもミシェル所属のアメリカ軍が使用するSIG SAUERであることから、間違いないと思われる。引き続きミシェル隊員の足取りも同じく追っている。
⑶カルト集落
我々が銃撃を受けたこの村、集落はカルト集団でした。
名称は『ディグ・ニダ教』
中央アジアに見られる「奇形信仰」に準ずる教えに伴い、村に逃げ込んできた実験体であるトラビス親子を神と崇め、保護していた模様。
この宗教は裏社会へのルートがあり武器商人との繋がりもある為、当村も銃火器装備が充実しており銃撃戦へと発展。鎮圧に時間を要した原因でもあります。
各地でそういった集落、組織が点在している。
武器弾薬をこの国へ供給している主要組織と見られていて、警察も組織犯罪対策部4課、通称『マル暴』とずっと睨み合っている組織の一つでもある。
麻薬の製造にも各地で関わっている可能性もあり、麻薬取締局『麻取』からも全国で見つけ次第報告、もしくは撤廃の姿勢を見せるようにと、犯罪組織クラスはAとなっている。
この組織に実験体の存在がどこまで広がったかにもよるが、こちらは軍とも繋がりがある武器商人ルートからは圧力をかけ調査が出来る可能性がある。各陸軍武器科への連絡と疎通、情報収集を強化して隠ぺいを図る。
その他
銃撃を受けた原因はミシェル元隊員がこのカルト集落で保護されていた実験体Cトラビスを射殺してしまったからだと思われる。
各犯罪組織と繋がっている団体でもあり、警察が軍と組みスパイを送り込む、もしくは
その後のミシェル元隊員は、待機させていた援軍兵と接触。その足取りは把握中。
実験体C´はミシェル元隊員と同行していると見ている。
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