隊員ヘッドセットカメラデータ 3-1 チームblue
◉REC
ガン!ガン!ガ!・・・ガシャン!
※ダクトの鉄格子を蹴りやぶり、落ちる
「はぁ、はぁ、ど、どこだ?」
※ダクトから顔、ゴーグルを出し周囲を検察する
「・・・ほっ!」
※ダクトから出る
※檻の内部が映る。錠は開けられていて扉は解放状態のまま
「・・・くそっ」
※中にはいないことを確認し、振りかえり周囲を警戒している
「・・・・・・あ!」
※机の下の隠れているC-1実験体を発見
「・・・よ、よぉ、ブルーノ、いい子だな。おいで、危ないから檻へ戻ろう。アルマスが来ちゃうよ・・・・・・」
※C-1がゆっくりと机下から這い出てくる。その目と表情は警戒の眼差しを隠せていない
「よし、いい子だ」
※しかし実験体は部屋の出口、扉へ向かう
「待て!・・・待て、外は危ない。お前とおなじで、みんな出てしまってるんだ。アルマスも、モスマンもだ。お前たちを助けにきたんだ、おいで・・・・・・」
※実験体に手を差し出す
ガチャ・・・バン!
「おい!!」
※実験体は隊員を
【警備員ヘッドセットカメラデータ 2-1 チームred 警備隊長】
◉REC
「はぁ、はぁ、みんな、出たか!」
ガッ・・ザザッ・・・《俺は、いま出口に着いたとこだ》
ガッ・・・《私は・・・出ました、ここは・・・地下の焼却室です》
「俺は3階の食堂だ。2階のコントロール室へ直行する、2人は1階、隊長の元へ加勢に行ってくれ!」
ガッ・・・《ラジャ》《ラジャー》
※食堂から廊下へ出て、階段のある方向へ走り出す
ガァン!ガランガランガラ・・・・・・
※前方の廊下上部から鉄格子が勢いよく落ちる。チームred警備隊長が上部を向くとダクトから顔を出し見下ろす隊員が見え、右手は親指を立てサムズアップのサインを送ってくる
「後で落ち合おう!」
※サムズアップのサインを返しながら廊下を走り抜け階段を駆け下りる
※2階
「スチュワートさん!」
※1階から駆け上がってくるC-1実験体を追う隊員と遭遇し声をかける
「おお!俺はブルーノを追っている!」
「気を付けて!」
「ああ!・・・・・・」
※2階にて隊員は手を挙げながら真っすぐ廊下を進む。見送ったあとコントロール室へ
バァン!
「どこだ!」
※扉を開け放つと同時に言い放つ
「ああ!斎藤さん!こっちです!」
※声の方へと急ぐ
「配線は把握したか!」
「はい!」
「見せてみろ。お前はあっちの機器の役割の把握と、パネルを開けてパーツを外しておいてくれ。マザボやコンパネがダメな場合、そっちのを併用した方が早い」
「了解しました!」
※ライトを口に咥え、体を反転させながら基板を確認しに機械内部コンジットへ入る
【隊員ヘッドセットカメラデータ 4-1 隊長】
◉REC
※画面がヒートシーカー(赤外線熱探知機)に切りかわり周囲を見わたす。反応オブジェクトなし。通常画面へ戻り廊下を進む
「ここは・・・トラビスとオリバーか」
※D実験体室の向かいにあるC-2実験体の部屋の扉を少し開け、室内へ入らずに再度ヒートシーカーに切りかえて確認。二体の反応が部屋の片隅でうずくまっている
「前回のときと同じ反応だな・・・・・・」
※熱源=生命反応が二体しかいないのを確認すると扉をそっと閉める
「・・・誰か、トラビスの部屋にきて錠をかけてくれ。俺は引き続きアルマスを追う」out
※隊長が無線連絡のあと、ポケットからスティモシーバーのリモコンスイッチを取り出す手元が映る
「倉庫か・・・・・・」
※リモコンを確認したあと、奥の倉庫へと移動する
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