監視カメラデータ 4 チームgreen

◉REC


「・・・気をつけろよ、objイレギュラー体に襲われた奴はみんな、ごと玉を食われてたんだってよ」


「じゃあ、おまえは安心だな」


「ハハハ」「言えてる」

「ざけんな」


「子宮に”種”も植え付けるらしいぞ」


「おいおい、かよ、最高な生物だな。うらやましいぜ」


「ああ、じゃあここの全員アウトだな」


「お前なら”両方とも”welcomeだろ?」


「ざけんなっての」


「まぁ・・・どっちも勘弁だぜ全く」


「ああ、さっさと見つけて安眠してぇ」


「寝てる間に、ガブッてのは、エヴァに食われたいねぇ」


「俺は、日本人がいいな」


「浅倉主任のことか?」


「まぁ、イケなくはないな」


「ハッ!教授に解剖されてお前もobjの仲間入りだぜ」


「エヴァも同じことだろ?」


「フン、どうせ教授は専用objとの毎日だろうぜ」


「そう言えば警備中、夜中でも教授の部屋の前を巡回する時、やけに騒がしいことがあるな・・・・・・」


「おいおい・・・マジかよ」


用生物か、グロいぜ」


「人口パーツの培養もしているらしいからな」


「ハッ!天然TENGAの開発研究所かよ、ここは」


「エド・ゲイン"博士"の完成だな」


「誰だ?それ」


「知らねえの?有名なネクロフィリアさ。墓地から死体を掘りおこしてパーツや皮を剝ぎ、乳房や女性器を自身に装着して遊んでいたサイコ野郎さ」


「げぇ」


「実在した人物さ。昔にな」


「おいおいやめろ、最初のがまだかわいく思えてきた」


「・・・ん?おい見ろよ」

※隊員①が銃口で先を指す


「やべぇぞ、ハッチとマンホールも開いているな・・・・・・」


「・・・これ、なにか動物の糞だ」


「でけぇネズミのかもな」


「隊長に無線で知らせろ。俺たちは急いで下に降りるぞ」




【監視カメラデータ 5 チームred】


◉REC


「ドローン、充電大丈夫だろうな」


「もちろんさ」


「過充電していることもあり得るんだからな」


「チェック済みだって・・・・・・」


「それぞれ1㎞の範囲を調べよう。お前は研究所の前部から右へ、お前は背部から左へ」

※ドローンの準備をしている


「充電が持つならそれぞれ交差して研究所を1周し、肉眼でも周囲を調べながら巡回してくれ。お互いの見逃しをカバーするようにな」


「ラジャー」


「・・・よし、飛ばせ」

※ドローンが左右へと旋回する


「ソーラーパネル搭載のドローンはどうした?」


「そいつはデカいし重くてスピードが乗らないっすよ。急ぎのミッションでは向かないのでは?」


「・・・いや、前後左右の捜索が完了したら、1名は再度、銃火器を装備して研究所周囲を巡回し、もう1名は屋上からそのソーラードローンで、巡回するやつのバックアップをする体制で続行しておいてくれ」


「ほぉ、了解」


「・・・よし、では俺らはダクトから内部へ行く。デカい外部ダクト出口は3か所。屋上に2か所、1階に1か所。それぞれ、幸運を祈るGood luck.




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