第6話迷宮連合長浜支部

昨日の卵事件から一日後


迷宮連合ダンジョンれんごうにですか?」


「あぁ 今日の放課後に昨日のことで連絡したいから付いてきてほしいんだ」


迷宮連合、それは32年前に出現したダンジョンの調査や研究、探索者たちのサポートや素材の受け取りを主に行う国際機関だ


「わかりました。ですが昨日の件でしたら真妃ちゃんも一緒の方がいいですかね?」


「うん、そうしてもらえると助かるな。それじゃ放課後、体育館裏で集合だ」



〜放課後〜


「お待たせ」


「あっ、やっと来た!も〜遅刻だよ」


「二人ともすまない、こいつを連れてくるのに時間かかっちまって」


「はじめましてお二人さん。俺は3年生の天野あまの大地だいちだ。よろしくな」


「この人は迷宮連合の人員でもあって転移テレポートのスキルが使えるんだ」


「なるほどね、そのスキルを使ってすぐに移動するのね」


「あぁ…それじゃ先輩お願いします」


「OK、それじゃ俺に掴まってろよ、3秒後に移動だ。……3、……2、……1、……0」


〜迷宮連合長浜支部内 転移転移可能エリア〜


「はい、みんな着いたよ」


「わぁ〜、ここが連合エリアの中か〜、素材受け付けエリアと研修エリアしか入ったことないから私達すごくない!?」


基本的に迷宮連合の施設は3つに分かれている。

探索者になるための研修を受ける研修エリア、ダンジョンで手に入れた素材や情報を受ける探索者エリア、そして…迷宮連合の人員しか入ることができない迷宮の研究や対策を続ける連合エリアだ。


そして…歩くこと5分後、目の前には重厚な扉が見えてきた


「ここが…」


「あぁ、ここがこの迷宮連合長浜支部、支部長かおりのいる支部長室だ」








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