あの日から今日までの戯言
Mです。
第1話 あの日から今日までの戯言
例えば……こことは違う世界線が存在して……
そこでの僕が惨めに生きていない世界があるのだろうか?
僕の好きな
所詮僕みたいな雑魚が足掻いた所で未来どころか、今日も明日も変わりはしない。
世界は常に平常運転。
僕が今の自分に悔やもうが……過去の選択に後悔しようが……
それは、何にも影響しない。
所詮、それは戯言に過ぎない。
今の生き方を決めたのは紛れもなく
そこに何もないのも
生きるのは辛いけど死にたい訳じゃないんだ。
言葉にするのは苦手だけど……伝えたくない訳じゃないんだ。
そんな仕事につけなくても……やりたくない訳じゃないんだ。
そんな僕の不器用な言葉を繋ぎ合わせて……
そんな拙い言葉を合わせた物語を作り出して……
そんな反応が気になって耳を澄ますけど……
何一つ上手くいかなくて……
感情だけが膨れ上がって……
そうして掻き集めた言葉はどれも戯言だ。
そして、本当に探していたものが見つからなくて……
寄せ集めの言葉を繋いだ物語に満足して……
でも、
そんな
投稿した
いつだって一人だけで……
それはいつだって
自画自賛……あぁ……哀れだよ。
笑えよ……所詮は僕の痴れ言だ。
面白いと思って書いたんだ。
一瞬でも一つのワードだけでも……
それが、僕の今日まで
そんな僕でも必死で……必死に
例えば、ここにこんな
なんて、そんな期待をしているのか?
ふざけているのか? 焦っているのか? 必死なのか?
わかっているんだよ……
何万、何十万と要る
特別にはなれない。
僕の人生は所詮、戯言だ。
楽しんでもらいたくて……
伝えたくて……
僕が必死で繋ぎ合わせた
所詮、ファンは
いつか、それを伝えられるのが、
僕の使命だなんて……
例えばそんな戯言がそこにあるのなら……
少しでも誰かに伝わったのかな?
何者かになりたくて……ずっと溜め込んだ言葉を吐き出すこともできずに……
いったい僕は何を形に残せるのだろう。
僕は
足掻いた何かを残せたのだろうか。
誰かにその言葉を伝えられるのだろうか。
やりたくない
伝わらない
答えの無い
ただ、無駄に時間を割き……
僕は僕を
不器用に、不適切に……言葉を一つ一つ繋ぎ合わせていく。
意味も無く繋ぎ合わせた言葉は空回りで……
それでもそれはあの日から今日まで選び抜いた言葉の
だから
それがあの日から今日まで……お前が残した
あの日から今日までの戯言 Mです。 @Mdesu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
近況ノート
関連小説
今年の戯言(ほんね)/Mです。
★6 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます