怪異ファイル9 徘徊する医院長
この怪異は『スポットファイル11東上水廃病院』に出現する怪異である。
ランク C級
出現時間 基本いつでもと思われる
出現地域 東上水廃病院
特殊能力
霊力を使用した麻痺毒の生成
効果を変えれたかは不明
由来 生前は東上水廃病院に勤めていた医院長である
*松永総司を以降『彼』と呼ぶ
彼は生前天皇陛下を過度に神聖視していたが優秀な医者として沖縄戦で物資も少ない中多くの兵士を救ったと言う。
しかし、大日本帝国が第二次世界大戦にて敗北した際に天皇陛下を神聖視していた彼は天皇陛下がおられるのに日本が負けるはずがないとして、表面上を取り繕い10年後東上水に建てられる元兵士のための精神病院の医院長に志願、周囲からは優秀な医者としてすんなりと配属された。
しかし彼はこの病院の地下にてその兵士を使いより強い人類の研究として実験を開始、年間で10〜20の人を毎年実験に使用し、死んだ者は脱走したと説明、彼を慕う医者や日本の敗戦を認められない医者が多く集まり実験は6年にかけて行われる。
しかし、1人の患者が証拠を持って脱走し事態を警察に報告、これにより突入が行われた。
大半は捕まったが彼のみが隙をついて毒を飲み死亡、この時に使われたのは強力な麻酔だった様だ。
以降は病院の解体を妨害したり、入ってきた人を実験の材料として実験を進めてきた。
そして時が流れ廃病院になった病院は心霊スポットとして地元の人のみが知るスポットになった。
そこに我らがオカルト部が突入し、今回無事討伐に成功した。
数人を殺した実績があり市一つ滅ぼせそうな事からB級も考えられたが、そこまでの強度がなかった事とテリトリーから出ない事からC級に分類する。
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