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2023年9月20日 06:42 編集済
最初から読み返してみました。大幅な加筆をされていて、この物語を完成させたいという熱意を感じます。なので、また気になった点を書かせてもらいます。以前『世界観の描写がない』と伝え、世界観の描写を増やしてくれたことは伝わりました。しかし、個人的には『そういうことではない』という感じがあります。自分は、学生時代のクラブ活動ですが、演劇をしていたことがあります。以前『漫画なら絵で、ドラマなら演技で表現しているものを、小説では文章で表現しなければならない』と言ったことがあるかと思います。役を演じる場合、先ずは台本を読んで『この人物はこういう性格で、こういう考えを持っている』という人物像を作ります。その人物像を踏まえて『この台詞はどのような感情で言っているのか?どのように演じるべきなのか?』ということを考え、演技をしていきます。人物像という下地があって、それに基づいて演技があります。では考えて欲しいのですが、お客さんが見るのは下地の人物像でしょうか、それを踏まえた演技でしょうか?自分は、お客さんが見るのは演技で、演技を見ながら下地の人物像を共感できれば良いのだと思っています。自分から見ると、作者さんが一生懸命加筆してもらった部分は表立って見せる必要のない下地なのではないかと感じました。『過去にこういうことがあった』という下地があることは分かりました。でも自分が知りたいのは『その過去を踏まえて現在はどのような世界なのか』という点です。現在の物語の世界が、作中ではほとんど描写されていないと感じます。(貴族専用だった学校が平民にも開放されたり、田舎にも水道がある…といった描写くらいしかないイメージです)異世界を舞台にしているので、どんな世界なのか描写されていなければ分からないです。いっそ現実世界の現代や中世時代の設定にしてくれれば、描写がなくてもある程度の想像が可能なのですが、異世界を舞台にしているならば読み手を物語の世界に引き込んで欲しいのです。魔法の世界であるなら、街には現実には存在しないような商店もあるでしょう。家の造りも形状も現実とは違うでしょう。移動は馬車や、移動魔法や、もしかしたら空飛ぶ絨毯やドラゴンを使うのかもしれません。街中では様々な種族がいるのか、人間だけなのか…等々『異世界』と言われても様々な想像が可能で、同時に作中で現在の世界が描写されていないため、どんな世界の物語なのか確定出来ないでいます。作中の世界を読み手がイメージ出来ないでいるので、物語の世界に引き込まれにくいです。これは物語の設定上仕方ないのですが『主人公に感情移入出来ない』点も気になります。読み手としては『未知の世界』の物語を読んでいるのに、主人公は33回も人生をやり直しており、物語の世界の裏の裏まで知っています。一人称視点で書いている作品なので『主人公と一緒に未知の世界を体験しながら、主人公に惹かれたり共感したりする』ことが本来ならばしやすい筈なのですが、この作品は『読み手は作中の世界がイメージ出来ず、主人公は未知の世界を体験どころか裏の裏や、これから起こることまで知っているので置いていかれている』というのが本音です。勝手な提案ですが、ガンダム解説の時のずんだもんのような立ち位置で、やたらと主人公に関わってくる何も知らない転校生でも登場させて、ことあるごとに『あれは何?』みたいな質問を主人公にさせれば、読み手を置いていかずにいけるのではないでしょうか?主人公の日常が見えない。主人公は14歳の学生。そうであれば、家族と一緒に暮らしていると思うのですが、家族の話や学校での話は描かれていません。学校生活を描写しないのであれば、学生であるという設定も不要なのではないかと感じてしまいます。というか、主人公の日常を書いて欲しいです。今の書き方では、主人公は生活感の無いプロデューサーであって、14歳の学生とはとても思えません。主人公の独白が多い。主人公は全てを知り尽くしているため、独白を聞けば聞くほど『この主人公は理解し難い、読んでいる自分とは違う存在だ』ということを強く認識させられます。例えば4話の冒頭部分ですが、学校で習っている歴史の授業にしたり、歴史が好きな友人との雑談にすることも可能ではないでしょうか?授業や友人は『表面の綺麗な歴史』の話をするけれど、それに対して主人公が『根本にあるのは悪と腐敗の戦いだ』と話すなり、心の中で思うなりすれば、独白にするよりも動きのある場面になりますし、主人公の日常が描けるのではないかと思います。同様に王様のことも『20歳で王になるなんて羨ましい、憧れる』みたいに語る友人の話を聞きながら『私なら絶対に嫌だ』と感じたり、王様の人柄の良さを話す時は肯定したりも出来るのではないでしょうか。読み返した感想ですが、やはり話は面白いですし、文章が増えましたがサクサクと読めて引き込まれる感じはありました。後は、読み手がいかに『物語に共感を持てるか』が課題だと感じました。『物語も世界観も何も知らずに読んでいる読者』と『全てを知り尽くしている主人公』は、基本的に相容れない存在なので、いかにそこを結びつけるのか、それが出来れば素晴らしいものになると感じます。動画の冒頭にあるように『なるべく多くの人に興味を持ってもらえるように解説するわ』『是非ガンダムを好きになって欲しいのだ!』という精神を、小説にも取り入れて欲しいです。長々と失礼しました。応援しています。
作者からの返信
pox-blackさん、コメントありがとうございます。明後日投稿予定の話で学校の話が出る予定ではありますが、遅いのかもしれませんね。今更ですが思い返してみればガンダムも最初はアムロとシャアではなくアムロとフラウ、ブライトと冒頭をわかりやすくしてくれる人たちがいましたね。知っていたはずなのに頭から抜けてしまっていたようです。近いうちにまた少し修正を加えようと思います。転校生、という形ではないですが一応用意してあるキャラクターの中で似たようなことができそうなので1話辺りに持ってこようかと考えています。ありがとうございます、本当に助かりますm(_ _)m
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最初から読み返してみました。
大幅な加筆をされていて、この物語を完成させたいという熱意を感じます。
なので、また気になった点を書かせてもらいます。
以前『世界観の描写がない』と伝え、世界観の描写を増やしてくれたことは伝わりました。
しかし、個人的には『そういうことではない』という感じがあります。
自分は、学生時代のクラブ活動ですが、演劇をしていたことがあります。
以前『漫画なら絵で、ドラマなら演技で表現しているものを、小説では文章で表現しなければならない』と言ったことがあるかと思います。
役を演じる場合、先ずは台本を読んで『この人物はこういう性格で、こういう考えを持っている』という人物像を作ります。
その人物像を踏まえて『この台詞はどのような感情で言っているのか?どのように演じるべきなのか?』ということを考え、演技をしていきます。
人物像という下地があって、それに基づいて演技があります。
では考えて欲しいのですが、お客さんが見るのは下地の人物像でしょうか、それを踏まえた演技でしょうか?
自分は、お客さんが見るのは演技で、演技を見ながら下地の人物像を共感できれば良いのだと思っています。
自分から見ると、作者さんが一生懸命加筆してもらった部分は表立って見せる必要のない下地なのではないかと感じました。
『過去にこういうことがあった』という下地があることは分かりました。
でも自分が知りたいのは『その過去を踏まえて現在はどのような世界なのか』という点です。
現在の物語の世界が、作中ではほとんど描写されていないと感じます。
(貴族専用だった学校が平民にも開放されたり、田舎にも水道がある…といった描写くらいしかないイメージです)
異世界を舞台にしているので、どんな世界なのか描写されていなければ分からないです。
いっそ現実世界の現代や中世時代の設定にしてくれれば、描写がなくてもある程度の想像が可能なのですが、異世界を舞台にしているならば読み手を物語の世界に引き込んで欲しいのです。
魔法の世界であるなら、街には現実には存在しないような商店もあるでしょう。
家の造りも形状も現実とは違うでしょう。
移動は馬車や、移動魔法や、もしかしたら空飛ぶ絨毯やドラゴンを使うのかもしれません。
街中では様々な種族がいるのか、人間だけなのか…等々『異世界』と言われても様々な想像が可能で、同時に作中で現在の世界が描写されていないため、どんな世界の物語なのか確定出来ないでいます。
作中の世界を読み手がイメージ出来ないでいるので、物語の世界に引き込まれにくいです。
これは物語の設定上仕方ないのですが『主人公に感情移入出来ない』点も気になります。
読み手としては『未知の世界』の物語を読んでいるのに、主人公は33回も人生をやり直しており、物語の世界の裏の裏まで知っています。
一人称視点で書いている作品なので『主人公と一緒に未知の世界を体験しながら、主人公に惹かれたり共感したりする』ことが本来ならばしやすい筈なのですが、この作品は『読み手は作中の世界がイメージ出来ず、主人公は未知の世界を体験どころか裏の裏や、これから起こることまで知っているので置いていかれている』というのが本音です。
勝手な提案ですが、ガンダム解説の時のずんだもんのような立ち位置で、やたらと主人公に関わってくる何も知らない転校生でも登場させて、ことあるごとに『あれは何?』みたいな質問を主人公にさせれば、読み手を置いていかずにいけるのではないでしょうか?
主人公の日常が見えない。
主人公は14歳の学生。
そうであれば、家族と一緒に暮らしていると思うのですが、家族の話や学校での話は描かれていません。
学校生活を描写しないのであれば、学生であるという設定も不要なのではないかと感じてしまいます。
というか、主人公の日常を書いて欲しいです。
今の書き方では、主人公は生活感の無いプロデューサーであって、14歳の学生とはとても思えません。
主人公の独白が多い。
主人公は全てを知り尽くしているため、独白を聞けば聞くほど『この主人公は理解し難い、読んでいる自分とは違う存在だ』ということを強く認識させられます。
例えば4話の冒頭部分ですが、学校で習っている歴史の授業にしたり、歴史が好きな友人との雑談にすることも可能ではないでしょうか?
授業や友人は『表面の綺麗な歴史』の話をするけれど、それに対して主人公が『根本にあるのは悪と腐敗の戦いだ』と話すなり、心の中で思うなりすれば、独白にするよりも動きのある場面になりますし、主人公の日常が描けるのではないかと思います。
同様に王様のことも『20歳で王になるなんて羨ましい、憧れる』みたいに語る友人の話を聞きながら『私なら絶対に嫌だ』と感じたり、王様の人柄の良さを話す時は肯定したりも出来るのではないでしょうか。
読み返した感想ですが、やはり話は面白いですし、文章が増えましたがサクサクと読めて引き込まれる感じはありました。
後は、読み手がいかに『物語に共感を持てるか』が課題だと感じました。
『物語も世界観も何も知らずに読んでいる読者』と『全てを知り尽くしている主人公』は、基本的に相容れない存在なので、いかにそこを結びつけるのか、それが出来れば素晴らしいものになると感じます。
動画の冒頭にあるように『なるべく多くの人に興味を持ってもらえるように解説するわ』『是非ガンダムを好きになって欲しいのだ!』という精神を、小説にも取り入れて欲しいです。
長々と失礼しました。
応援しています。
作者からの返信
pox-blackさん、コメントありがとうございます。
明後日投稿予定の話で学校の話が出る予定ではありますが、遅いのかもしれませんね。
今更ですが思い返してみればガンダムも最初はアムロとシャアではなくアムロとフラウ、ブライトと冒頭をわかりやすくしてくれる人たちがいましたね。
知っていたはずなのに頭から抜けてしまっていたようです。
近いうちにまた少し修正を加えようと思います。
転校生、という形ではないですが一応用意してあるキャラクターの中で似たようなことができそうなので1話辺りに持ってこようかと考えています。
ありがとうございます、本当に助かりますm(_ _)m