応援コメント

第7話:宿敵の部下を引き抜こう」への応援コメント

  • 拝見しました。
    とても読みやすく魅力的に感じました。

    感想兼疑問ですが、六話で腑に落ちない点が三点あります。

    ①ミュール家の立ち位置

    第一話を読み返してきたのですが、第一話でのミュール家は王族を殺した過去があり、一時は自らが王族となり、同時に現在の王国から打倒された…という表記がありました。
    そのため自分は『ミュール家は嫌われものの没落貴族』であると考えていましたが、六話では『商人ギルドを統べる貴族』として描かれています。
    今現在『ミュール家とは、現状ではどのような立場の家なのか?』ということがイメージしきれないでいます。

    ②四歳の時の行動の意味

    新型魔導具の開発を四歳の時に着手したと表記されていますが、死に戻りをしているのは十四歳からの十年間のはず。(第一話参照)
    であるならば、四歳の時の行動は現在のループとは無関係であるはず。
    その意味とは?

    ③ラビリスの人間的な魅力とは何か

    ラビリスは十年後に反乱のリーダーになります。(第一話参照)
    第一話の表記を見る限り、ラビリスの反乱はラビリスの意思の下で行われています。(王族という地位を利用されて、無理矢理反乱の旗頭にされたわけではないと認識しています)
    リーダーになるということは、ラビリスには付き従いたくなるような人間的な魅力や、権威等を利用した組織を束ねる能力があったということだとイメージしています。
    しかし第六話までを読んだ印象では、役に立たない者は見下し、裏表が激しく、リックのような人物を組織から外してしまう…というのがラビリスの印象です。
    現在のラビリスのイメージでは、他人を束ねたり組織を運営する能力はないように感じていますが、どのようにしてラビリスは反乱のリーダーになれたのでしょう?

    ④そもそも反乱の意図は

    ここからは第一話を読み返しての感想と疑問です。
    十年後の反乱は、王族であるラビリスが、国民である主人公に対して行っています。
    反乱を起こされるということは、主人公側が王国の侵略や転覆を狙っていたということなのでしょうか?

    ⑤何故ミュール家は悪者扱いなのか

    四十年前にミュール家の叔父は、当時の王族を殺し、そこから二十年王国を支配した。
    しかし二十年後にその王国は、先に殺した王国の生き残りに討たれ崩壊している。
    そして三十年後にラビリスの反乱が起こる。
    そうなると二、三十年程度に一度のペースで反乱が起こっていることになります。
    そうなるとミュール家のやったことは大した悪行ではないかなという気がしています。


    最初に書きましたが、文章表現としてはとても読みやすかったです。
    今現在疑問に感じていることはありますが、最終話まで読んだ時には納得がいくことを楽しみにしています。
    頑張って下さい。

    作者からの返信

    pox-blackさん、コメントありがとうございます。
    読みやすい、とのことですので、この6話をベースに1から4話の感情的なものを改修していこうと思います、本当に助かりましたm(_ _)m
    今後もなるべく6話ベースになるかと。

    疑問点などは物語中で明らかにしていく予定ですが、一つだけ劇中では書けないかもという設定として、4歳の頃に新魔導具の開発というのは前の話にかかっている形です。
    フリーダが一番はしゃいでいた時期にやったものなので、もう取り返しがつかないという意味で書きました。
    フリーダは国の在り方を、魔法主義的なものから技術主義路線に変えてしまったわけですね。

    ただ説明不足だったかもと感じたので、どこかで入れるかもしれません、ありがとうございますm(_ _)m