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第6話:閑話、フリーダの父から」への応援コメント


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    拝見しました。
    今までのパートと違い雰囲気も変わっていて魅力を感じました。

    あえて改良点を言うならば、会話だけが続き過ぎているのかなと感じます。
    そこに何も書いていなければ、読み手はそこに何かしらがあるとは想像できません。
    漫画は絵で、ドラマなら演技で表現しているものを、小説では文章にしなければ伝わらないと思います。

    勝手に流用しますが、例えば…


    「あのな……」
    「いや、悪かった。今のは忘れてくれ」
    おどけた口調で軽く笑い、グラスを傾けた。
    「……ラビリスの件は、私には無理だ」
    「どうして?」
    そう言うと悪戯っぽい視線でこちらの顔を覗き込んでくる。


    「あのな……」
    「いや、悪かった。今のは忘れてくれ」
    グラスをテーブルに置くと、深い溜め息を吐いた。
    「……ラビリスの件は、私には無理だ」
    「どうして?」


    「あのな……」
    乱暴にグラスを叩きつけると睨みつける。
    「いや、悪かった。今のは忘れてくれ」
    顔を背け、距離をとるかのように縮こまってしまう。
    「……ラビリスの件は、私には無理だ」
    毎度毎度の情けない姿に、溜飲を下げるしかない。
    「どうして?」

    というような書き方をすると場面の印象が変わるのではないでしょうか?
    会話している人の人柄や相手との関係性、会話内容の重要性や深刻さ…自分の勝手な考えですが、会話が続くだけよりも、その場面の所作を描くことも、登場人物の内面の深みの表現方法の一つかなと思います。
    勿論、会話を途切れさせることになるのでテンポが悪くなりますし、匙加減は作者さん次第です。

    今回も長々と失礼しました。
    頑張ってください。


    追記

    個人的には物凄く読みやすく、イメージしやすくなったと感じます。

    作者からの返信

    pox-blackさん、コメントありがとうございます。

    会話だけ、の件は確かにその通りですね。
    というのも、実際に書き終わってから見直してる時、私も似たような感想を抱き、『ここどうしよう・・・』と悩みました。
    ただ物凄い仲の良い友人同士の軽口という会話の速さを優先したのですが、その判断は独りよがりなのかもしれませんね。

    少し修正する方向で考えます。
    ありがとうございますm(_ _)m

    ※修正しました。
    ただ、私の趣向として動きよりも心情を出したがるようで、これだとテンポが悪くなったような気がするのでまた考えながらやろうと思いますm(_ _)m

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