第7話 パート ド フリュイ未知との遭遇 +(近況ノート)
パートドフリュイほど、私の中で大変化を遂げたお菓子は無い。
パートドフリュイを初めて見たのはパリの空港だった。
一般的なお土産ですよと言う顔をして陳列されていたのだが、、
その何ともどぎつい濃い色にヒイッとなるほど引いたものだ。
フランス人、ほんまにあれ食うんか!?
パートドフリュイを知らない大方の日本人なら同じ反応だったに違いない。
この時から〔あれは絶対食べたらあかんやつ〕認定を受けていた。
はずだった。
時は流れて、東京の人気パティシエのお店にもそれはあった。
全体的には日本人好みの優しい色合いを帯びていた。
食べてみると独特の酸味にキュッと心をつかまれる。
あにはからんやググッと濃い色のほうがハズレなく美味しい。
ごめんて。
もう、絶対食べたらあかんやつとか言わないから。
決めつけはあかんよね。
しかもネットで見たら、海外メーカーのなんか目ん玉飛び出る値段だった。
高級菓子やってんね、、
いつか機会があれば本場の味も確かめてみたい。
《近況ノートより》
東京に行くと私は、買い出しのおばさんと化して帰ってくる。
必ず買わないといけないお菓子が増えてしまったのだ。
年配の方々に絶大な人気を誇るのは「たちばなのかりんとう」
袋入りを6〜8個、これはマストです!
もう、これだけでどんなことになるか、、、
知っている人は知っている。
あと、最中で有名な「空也の生菓子」
これは当日か次の日までが賞味期限なのが難点。
そして座敷童子の話に出てくるのが「オーボンビュータンのパートドフリュイ」
これは最近流星のごとく現れたマストです。
例のごとく、すぐ伝道師になろうとする私が、いっぱい買い込んで配ってまわった優れ物です。
ちなみに私はパッションフルーツが好き。
東京事務所にお土産で生菓子を持っていったら、すごく感激してもらえたようで、、、
「え?東京の人って案外美味しいもの知らないの?」
と、つぎはパートドフリュイを狙っています。
もし機会があれば食べてみてくださいね💓
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