第89話 命を吸収するアイテム!?
周囲の生物を含めた様々な生命から、体力を奪うというものだ。これはあまりにも強力な効果な故、起動するために非情に時間がかかるのだ。そしてお値段もそこそこ張ってしまう…
でも効果は相当強いため、なかなかに重宝するものだ。味方に耐えてもらいつつこれを起動する時間を稼いでもらい、効果的にダメージを与えることが出来るのだ。
このアイテムに傷をつけることは出来ず、影響範囲から逃れることは出来ない。そして所有者の意思でのみ発動などを調整することが出来るのだ。
「てめぇなんてもん使ってやがる!!それを使ったらお前も死ぬだろうよ!!」
「はっ!!俺は死なないよ!!俺はこのアイテムについて良く知っているからね!!」
俺が一番最初に興味を持ったアイテムがこれなのだ。だからこのアイテムについては良く知っている。どうやればこのアイテムの影響範囲から抜け出すことが出来るのかだったりなど殆どのことを理解している。
「さぁて…このアイテムの効果によって俺を含めた個々の周囲の生命全てが吸い取られるぞ?このまま行けばどうなるかなんて目に見えているはずだ!!さぁ!!降参するんだな!!」
段々と体が重くなってきているような感覚がするから、本当に生命力というか体力を吸い取られているのだろう…このまま発動し続けるのであれば、ポーションの使用を考慮していかなければ…
「くっそこいつまじでやばいぞ!!どうすれば良いんだ!?」
「落ち着け!!このアイテムを使うのには最低限色々な準備が必要だったはずだ!!その準備に必要な物を全て破壊できればこれも終わる!!まずは準備に使ったアイテムを探し出すんだ!!」
「わかった!!でもそのアイテムは…あいつが持っているんだぞ?接近しようにもどうにも体がうまく動かないんだ…どうすれば良いんだ!!」
「だからそういう時は遠距離で戦えと何度も行っているだろう!!遠距離用での投擲武器を何回も渡しているからそれを使えばいいだろう!!」
「その投擲武器なんて、とっくの昔に使い切ってるんだよ!!さっきあいつにぶっ刺した短剣はラストなんだよ!!」
「このバカ野郎が!!敵に自分の武器を渡しちまって!!投擲武器は再利用が不可能だと考えなくちゃいけないと前々から言っているだろ!!自分の本命の武器まで投げつけるバカが何処に居るんだ!!」
「だって…アニメではそういうの得意なキャラが居るじゃん?だから俺もそういうキャラ目指して特訓してたんだよ?その特訓の成果が出てきたのか最近じゃほとんど命中してたのに…それに、当たったらほとんど即死だったからあんまり意識してないよ!!」
「お前は馬鹿か!!とりあえずあいつのことを斬り殺すぞ!!このままだと俺たちも殺されちまう!!」
「わかったよ…でもさ、近づこうにもあのゴーレムに止められるしそれ以上に危険なモンスターが居るけどどうするの?あの鳥相当強いと思うんだけど…」
「あの鳥は近接戦闘に持ち込めば簡単に倒せる!!だから今はアイツラの主人であるあいつを狙うんだ!!」
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今日も見てくれてありがとうございます!!
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作品紹介
冤罪で家族全員から見捨てられた俺は…
https://kakuyomu.jp/works/16817330659841270825/episodes/16817330659843670300
時間がなくて内容が薄い!!って感じた方もいるかも知れません…すみません!!
ちょっと文章がおかしいところがあるかも知れませんが、許容していただけると嬉しいです…
新作もよろしくお願いします!!
裏切られ絶望した少年の復讐譚
https://kakuyomu.jp/works/16817330664793177655/episodes/16817330664803455889
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