第46話【戦闘開始】異常種の到来
俺とアロンはあの後も配信を続け、最終的にはニュースに取り上げられるまでになった。マスクの効果は95%だから完全ではないもののかなり被害を抑えることが出来ているらしい…
「アロン本当に助かったよ。あの配信ができていなかったらもっと日本中が大混乱になっていたかも知れない…アロンはどうやってその知識を得ているんだ?」
『私は自動で様々なネットサービスや知識が集まっている学術書にアクセスすることが出来ます。そのため大抵の知識はそこから仕入れています。』
「なるほど?でもあのマスクはどこの本とかからなの?」
『あれは未発見の書物になります。なので正式な名称などはつけられていませんが大変貴重な一品なのは変わりません。簡単に言えばこの世で一番のお金持ちがその全財産を投げ売ってようやく買うことが出来るレベルです。』
「それはすごい貴重だね…ドル換算で行ったらどれくらいになるんだろう。」
『どれくらいになるんでしょうね…まぁ先程の本の場所を公開するのは規約違反になるので場所を教えてくれっていうお願いは叶えられませんよ?』
「それは大丈夫だよ…流石に無理強いはしない。それとウイルスについて何かわかったことある?」
『あのウイルスは異常種です。ただ普通の異常種とはまた違うタイプの…いわゆるウイルス系統のモンスターと同じなのではないかと推測できます。』
「ウイルス系統のモンスターなんて場所が限定されるんじゃなかったっけ?しかもそれらは基本的に管理されて万が一にもウイルスが外に出ないように工夫されているはずだし…」
『ウイルス系統のモンスターは謎が多いですからね…感染したりでもしたら大変なことになります。』
「そのとおりだね。そう言えば何だけどさ…そろそろ食料が尽きるから買い物に行きたいんだよね。」
『買い物に行くのであれば気をつけてください。なんなら私も一緒に行きます。道中でもしモンスターに襲われるような事態になれば私が対処しないといけませんから。』
「そうだね…今だ憑依を続けているみたいだけどどう?感覚的にはおかしいとかない?」
『違和感を感じることはないです…むしろ翼があることで空を自由にかけることが出来るのが快感というか…なんとも言えない気持ちになります。』
「たしかに空を飛ぶのは気持ちいよね…それじゃあ空を飛んでスーパーまで行こう。空のほうがウイルスも少ないんじゃないかな?」
『わからないですけど地上よりかはマシかも知れません…そうしましょう』
アロンはやっぱり話がわかるゴーレムだな…アロンが飛ぶことが出来るようになってらは行動の幅が広がったし本当に助かったな!!
「このアイテムを買えたのもアロンが居てくれたからだよ…本当にありがとう!!」
『いえいえ…気にすることなく…そのアイテムを獲得するまでには、かけた莫大な時間や労力があります。主様はすごい頑張っていると思います!!これからも頑張りましょう!!』
「うん頑張ろうね…このアイテムはモンスターと接敵したときに使うつもりだから、どれだけ強いか見てほしいくらいだよ。」
『どんなアイテムなんですか?スタンとかを相手に引き起こすタイプのものですか?』
「それはね…」
俺がアロンに買ったアイテムの説明をしようとしたところだった。前方から大きなヘリコプターが飛行してきたのだ。
「アロン避けて!!」
『もちろんです!!』
ヘリコプターは俺とアロンの真上を通過するとそのまま通り過ぎていった…しかしこちらに向かって何かを飛ばしてきたのだ。
「アロン!!後方から飛翔物体が接近中だから避けて!!」
『かしこまりました!!』
こちらに向かって飛んできたものはいわゆるミサイルと呼ばれるものだった。このしたは東京なんだぞ?なのにミサイルを打つとか、どんな事を考えているんだ!!
その後も何発もミサイルを打ってきたが、無駄だとわかったのか謎の物体をこちらに向かって投げつけてきた。謎の物体は空中で分解した後人型に変化した。
「アロン!!地上に降りるぞ!!一度地上に降りて迎え撃つ!!」
『わかりました!!ですが相手は空中戦が得意なようですよ?地上に降りた後一方的に攻撃されることも考えられます!!』
「俺に考えがある!!あのモンスターをなんとかして倒すぞ!!」
あのモンスターに対して、買ったアイテムを使うべきだろう…このアイテムは普通に高いからどこかに請求したいくらいだな…
今日も見てくださりありがとうございます!!次回もお楽しみに〜!!
主人公視点に戻しました〜
新しい小説はそこそこの自身がある作品です!!…まぁ2つ今候補があるんですよね…その内の一つを近日中に公開する予定です!!
小説のフォローや星での評価をしていただけると幸いです(^^)
おかしいところあれば遠慮なく!!
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