第15話【成長】二度目の進化
『進化後のステータスを表示します。』
種族:ツインヘッド・ゴーレム
真名:アロン
称号:希少種
危険指数:4250
LV:25
種族特性:再生,思念共有,双頭
保有スキル:物理耐性,衝撃波,逆境魂,防御体勢,暴走,自制
基本情報
ツインヘッド・ミドルゴーレムからの正統進化。ゴーレム種の中で圧倒的なまでの知能を持ち、思念共有を行うことで指揮官としても活躍することができる。ツインヘッド・ゴーレムの進化先を決めることで、スキルを獲得することができる。(但し、進化先を決定するとこの表示は消失する。)
戦闘情報
再生と高い物理耐性による継続した戦闘が可能。ピンチになると暴走状態に移行して戦闘を行う。暴走状態に陥ったとしても、テイム者が自制のスキルを使用することで即座に暴走状態から改善される。
※知能が非常に高いため、テイマーのことを観察することがある。観察の結果自分をテイムすることに値しないと考えた場合、テイマーのことを殺害することもある。
進化情報
進化先を決めてください。(全てにおいて希少種の特性が引き継がれます。)
1:融合種への進化
2:儀式種への進化
3:精霊種への進化
追加情報
以前まで装備していた物は破損しているため、現在は装着していない。
「アロン進化先を決めろって言ってるけど…どういう事かわかるか?融合種とか儀式種とか全く聞いたことがないんだけど…」
『私から説明できることは、融合種と儀式種についてのみです。精霊種については主様のほうが知っているかと…』
「確か物理攻撃無効っていう特性を持っているんだっけ?その代わり魔法に対して弱くなるという話を聞いたことあるけど…」
『その解釈であっていると思います。精霊種は遠距離戦に強いですが、ゴーレムである私にはあまり相性がいいとは言えないかと…』
「どうして?物理攻撃無効は非常に強固な耐性だと思うんだけど…」
『主様。物理攻撃無効は私自身にも及ぶのです。つまり物理攻撃主体で近接攻撃が得意な私にとってはあまり使い勝手が良いものではないのです。』
「なるほど…そしたら精霊種以外でいいな。それじゃあ最初に融合種について教えてくれないか?」
『もちろんです。融合種とは、指定されているアイテムとモンスターを特殊な魔法である『融合』を用いて進化させた存在のことです。融合種に進化するとスキル同士を融合することも可能になるらしいです。』
「なるほど…それじゃあ儀式種って何?」
『儀式種は指定されているアイテムなどを用いなくても、厳正な雰囲気な中で儀式を取り行って進化した存在のことです。融合種よりも全体的に優れていますが、代償として儀式に失敗するとモンスターのレベルも下がるそうです。』
「…アロンはどうしたい?融合種を選ぶのか、儀式種を選ぶのか…どちらかを選んでくれ。」
『…私は儀式種を選択することをおすすめします。儀式種を進化先に指定すると、『帰属』というスキルが強制的に与えられます。『帰属』のスキルによって精神的な操作を受けたとしても、強制的にレジストすることが可能になるので選択をするのが良いかと…』
「それじゃあ、『儀式種』への進化先を決定する!!それとすぐに儀式に取り掛かることはできるのか?」
『進化先は儀式種に決定されました。儀式は今すぐに取り掛かることが出来ます。しかし、儀式は厳正な雰囲気になっている中でやるのがよろしいかと思います。』
「確か代償がレベルダウンだもんね…それは重いから、後でやるとしよう…」
俺はアロンと一緒に、その場を去った。後日あの場に居なかった教員から説明をして欲しいと言われ、説明をして家に帰ってこれた…
「ふぅ…今日は色々なことがあって疲れたよ…アロンも疲れてるでしょ?」
『疲れたという概念はありませんけど、ステータスが15%ほど減少しています。2日ほど休息を取ったほうが良いかと思います。』
「15%もステータスが減少した状態で戦うのなんて無理だもんね…それだったら明日は儀式をする映像を配信するってのはどうかな?アロンが進化した姿を出すこともできるし、配信で利益を得ることもできるし!!」
『私も賛成です。配信をするのは特に問題はないと思いますし、儀式をする映像を流すのは貴重です。いつもよりも再生数が伸びると思いますよ。』
「そっか…でも今日は疲れたしもう寝るね。アロンも明日に備えて、早く寝なよ?」
『もちろんです。主様も明日からも一緒に頑張っていきましょう!!』
こうして俺とアロンは眠りについた…俺とアロンが眠りについた頃、とある配信映像がネットで多く再生されていた…
そしてこの配信映像がきっかけで俺とアロンは様々なことに巻き込まれてしまうのだった…
今日も見てくださりありがとうございます!!いつも応援して下さる皆様のお陰で執筆することが出来ています!!
これから秋休みに入るので、もしかしたら投稿ペース上げられるかもです!!
小説のフォローや星での評価をしていただけると幸いです(^^)
ランキングも上がっててびっくりしました!!
若干おかしいところがあるかも知れないので、明日の朝に修正するかも知れません。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます