第9話 冒険者の家で家政婦
ライドさんと冒険者ギルドへ行き、指名依頼を受ける。ライドさんとはそこで分かれて、宿へ戻り、先生へ手紙を書く。冒険者ギルドで有料だが、手紙が送れる。冒険者ライドさんの家で住み込み家政婦をすること、まだ掘り出し物が見つかってないこと、家から問い合わせがないかも聞いておく。
先生から渡された封蝋をして、ギルドで出す。学園を卒業して1ヶ月。出奔したことに気がついているだろうか?
ライドさんの家で、2週間家政婦をして、そのまま1年契約で更新した。
ライドさんがダンジョンでいない間は、冒険者として活動できるようにしてもらったので、時々薬草を納品している。
もうすぐ15歳になるころ、先生から手紙が届いた。1年半以上たったのに婚約者も義妹もいなくなったことに気がついてない。もちろん実家からも問い合わせはない。
学園ではおかしな噂があって、学園で義妹が私にイジメられているらしい。
婚約者はそのことにご立腹で卒業パーティーで私を断罪するそうだ。
義妹は、回りを陥落していて、高位貴族に手を出そうとしているようで、騎士団長の次男が陥落したそうだ。
あきらかにおかしな状況なので、先生は王家に現状を報告した。王家が調べたところ魅了魔術もしくは魔道具ではないかと言う事になり、状態異常を防ぐ魔道具を騎士団長の次男につけさせた。
魔道具をつけ呆然としていたが、治療していくうちに青ざめ、泣き縋って婚約者に許しを求めていた。
私の話を先生はその場でし、私の父親や婚約者も魅了されているのではないかと言う話になり、義妹と婚約者が私を断罪しようとしている卒業パーティーですべてあきらかにするから、どうしたいかと手紙が届いた。
私の意志は決まっている。
家族も婚約者もいらない。除籍して他人になりたい。そう手紙に書いた。
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