第7話 ダンジョン手前の森
お昼までまだ時間があったので、ダンジョン手前の森へ行くことにした。
門でギルドカードを見せ、街をでる。
広い草原の奥に森が見える。古代遺跡ダンジョンは、この森の中だ。
鑑定を使い、薬草を探す。草原にはあんまりなさそう。薬草を採取しながら、森の手前に来た。武器は鎌。森の浅いところなら大丈夫かな。
ヒール草を探す。見つけては採取、マナ草発見。他にないかな。魔物除けの材料のハッカ草もあった。
ヒール草25本、マナ草6本、ハッカ草は群生地があったので、40本見つけた。
成長してない薬草もあったから、またここにこよう。
ギルドに戻って、薬草を売る。
ヒール草は12銅貨で3銀貨、マナ草は25銅貨で1銀貨50銅貨、ハッカ草は5銅貨で2銀貨。全部で5銀貨50銅貨だ。
薬草を納品していると、何人かに見られている気がする。フードを深く被りなおして、ギルドをでる。
ついてきてるなら、撒いて宿へ帰ろう。
ついてきてるな。一応、相手が確認できれば確認したいな。
店へ入る振りをして確認する。この街へくるときに話しかけてきた冒険者の女だ。一緒にいるのは、あのときにいなかった男。
追手ではないだろう。商業ギルドか薬草を納品で目をつけられたかどちらかかな。
『いらっしゃい。』
外から見えにくい店の奥へ移動する。
店の商品を見てる振りをしながら、外を伺う。この店に入ったのは気付かれてないようだ。
革製品の店に入ったのね。鎌を腰にぶら下げれるようなベルトとかないかな?
「あの、腰に鎌をつけたいので、カバーとベルトとカバンを作ってもらいたいのですが。」
『どんな感じだ?』
革のベルトに鎌入れと3つポケットがあるポーチがいいな。大きいポケットと小さいポケットが2個で、小さいポケットは貴重品が入れれるようにフタ付きで。
デザインを色々話して、銀貨5枚で作ってもらう。デザインは登録するそうで、デザイン料をくれることになった。
1週間後に取りにくる約束をし、外を確認してから店をでて、宿へ戻った。
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