第4話 冒険者の家

昨日の続きの依頼で冒険者の家を訪ねた。


庭に案内してもらい、昨日と同じように作業する。作業の様子を冒険者が観察してる。


お昼前には作業が終了したので、冒険者を呼びにいく。


「作業終わりました。」

『ああ、ありがとう。これにサインだよな。昨日と同じで見つけた薬草は持っていってくれ。』

「はい。」

『丁寧にしてくれたから、「優」だ。』

「ありがとうございます。」


冒険者ギルドへ終了の報告と薬草を売りに行く。草抜きは1日50銅貨だけど「優」だったので60銅貨、薬草は5本で、1銀貨と80銅貨。昨日と同じように銀貨は預ける。


依頼ボードを見る。昨日とあんまり変わらない。ダンジョンは無理だけど、ダンジョン手前の森で薬草採取ならできるかな。


商業ギルドに行ってみようかなぁ。


まだ、街を見てなかったし、街を見てみよう。明日、商業ギルドへ行こう。


掘り出し物があればいいな。

先生の話だと、鑑定が有料なので使い道がわからないものが、露店にあるって言っていたから、探しにいこう。


冒険者ギルドをでて、フードを深く被ってダンジョンの方へ向かって歩く。さっきの冒険者の家を越えて、ダンジョンの手前の森へ向かって歩く。


商店街を抜けると、露店が両脇にたくさんあった。


ダンジョンから出てきた物が並ぶ露店を見ながら、鑑定をしていく。


売れそうな物ないかな~

水が出るとか火が付くとかが売りやすいけれど。


あ、鎌だ。持ってるのと同じみたい。魔力を通すと切れるけど、魔力通さないと全然きれないのよね。魔石が抜かれてるなぁ。


魔力は、貴族だと大体持っているけど、平民だと半分くらいしか持っていない。魔力量も平民はあんまりない。


「それ、いくら?」

『1銀貨。』

「じゃあいらない。」

『ま、まってよ。50銅貨でどう?』

「30なら買う。」

『そんな…わかった。30でいいよ。』


30銅貨かあ、いくらで売れるかな。


あ、ライトの魔道具。魔石が抜かれてる。

「これは?」

『それも30でいいよ。』

「使えないんだよね。」

『じゃあ…20』

「わかった。両方で50ね。」


どっちも小さい魔石でいいし、クズ魔石売ってる店へいこう。


ダンジョンの低層のモンスターは小さな魔石をドロップする。運がよければ、アイテムをドロップする。


低層で大量にドロップするから、安くまとめてかえる。


どこ金額はかわらなさそうなので、光のクズ魔石が多そうなものを買う。


後は、夕飯を買って帰ろう。

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