第3話 リヴァイの街

リヴァイの街の冒険者ギルドへ来た。

受付で1週間分の宿をとり、依頼ボードへ向かう。


私が出来そうな依頼ないかな。

街の中は、溝掃除、草抜き、薬師手伝い、荷運び。


とりあえず、草抜きかな。先生にもらった魔道具でなんとかなりそう。


ダンジョンに近い街外れにある家の草抜きの依頼を取り、受付へ行く。


受付で地図と依頼書をもらい依頼者の家へ向かう。


「こんにちは。冒険者ギルドから依頼できました。」

『あ〜ギルドっていうと草抜きか。』

「はい。そうです。」

『こっちだ。この裏庭の草抜きを頼む。』

「わかりました。」


うん、予想以上だな。屋根近くまで草生えてる。

『畑にする予定だから薬は撒きたくない。抜いた草は端にまとめて置いてくれ。』


さあ、とりあえず草を刈ろう。

先生からもらった鎌に風魔法が付与されてる魔道具で刈る。0から4まであるからとりあえず2で刈ろう。


2に設定して、魔力を流し土地ギリギリで鎌を降ろす。

1メートルくらいの範囲が刈れた。ギリギリにしたから、土もほぐれてる。これなら根も掘りやすい。


刈っては、端へ運び、土から根を掘り、また刈る。何度も繰り返して残り1/3くらいで日が傾いてきた。刈ってるうちにヒール草が混じっていることに気がついたので、ヒール草は別にしておいた。


『ずいぶんキレイに刈ってくれたね。今日はこれで明日残りをしてくれるか?』

「はい。わかりました。あの、草の中にヒール草があって、除けておいたのですが。」

『報酬とは別に持っていっていいぞ。』

「ありがとうございます。」


新鮮なうちにヒール草をギルドへ持ち込む。

ヒール草は1本10銅貨、今回は状態がよかったので、1本12銅貨で12本で144銅貨で1銀貨と44銅貨。1銀貨は、ギルドカードへ入れてもらい、ギルドの売店でパンを買う。


何年か放置されていたから、こんなにあったのかな。この依頼受けてよかったな。


部屋に戻り、アイテムバッグから桶とお湯がでる魔道具で汚れを落とす。

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