第2話 ダンジョン都市
冒険者ギルドで宿の手配をし、依頼ボードの前で依頼を確認する。
ダンジョン以外の依頼も結構あるが、金額は安めだ。商業ギルドのがいいかもしれない。
先生からの紹介状は、翻訳と魔力充填とメイドの3通だ。どれもちゃんと見極めないと使い潰されるから気をつけるようにと言われた。
とりあえず、状況確認の為資料室へ行こう。
「すみません。」
あまり混んでない男性の受付へ行く。
『依頼受付をしますか?』
「いえ、資料室があればダンジョンやこの辺りの情報を確認したい。」
『2階にあります。』
「ありがとう。」
ダンジョン都市のダンジョンは、鉱山ダンジョン、古代遺跡のダンジョン。古代遺跡のダンジョンは不思議なものがドロップするらしく、ダンジョン都市にも用途不明なドロップ品が店に並ぶ。宝探しにはもってこいだ。
私の能力の一つに鑑定がある。もちろん家族は知らない。本来なら受けるはずの儀式を受けていないから。
先生の手伝いで鑑定をしているとき、マジックバッグを見つけた。先生も何個か持っているからと、お手伝いのお礼にもらった。他にも先生が使わないような生活に役立つ魔道具ももらった。
先生から掘り出し物のダンジョンアイテムを鑑定して、良いものは優先して購入してくれるらしい。
明日は古代遺跡ダンジョンの冒険者ギルドへ行こう。
資料室で古代遺跡ダンジョンの資料を探す。
古代遺跡ダンジョンは、ダンジョン都市北側の街リヴァイから行くことができる。
リヴァイの街については、先生からも聞いていた。先生の知り合いがいるからどうしても困ったら訪ねるようにと手紙をもらった。
古代遺跡ダンジョンは、ゴーレムがでる。低層は、他のダンジョンと変わりない。宝箱から変わったものがドロップされるから、とても楽しいと先生が言っていた。
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