第204話 天誅の為の準備! (7)
ルイスに『じゃ、おねがいね』と告げようとしたら。
「あっ!」だ。
あっ! と、
「ルイス!」と声をかける。
「……ん? 何、姫様?」
「イモールの監視を城内の庭園とあの男の宿舎だけではなく、城外……。あの男がどんな経由で移動や行動をとっているのかも至急調べてくれますか?」
「……ん? 城外……。あの男が、買い物やお酒を飲みに行く経由や、自身の女の所……と、言うか? 彼女がいるのかな、あの野蛮な男に?」と。
ルイスはケラケラ笑いつつ、
「うん、わかったよ。姫様……。ちょっと調べてみるね。もしかしたら、あの男も、隠れ家持っているかもしれないしね?」とも告げ、教えてくれた。
だから
「……ん? 姫様、もしかして?」と。
今まで
「ええ、もしかすると? その可能性がありますね」と。
「何だか、面白くなりそうですね」と。
「これで少しは、城内の掃除ができそうですね」とも。
◇◇◇
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