第184話 面白い物? (9)

「その日を境かな? 陛下がよい子ちゃんではなく、ガオ! ガオ! とオスらしく、強く、強引……。自分の物は、自分自身に従えと激しく、わたくしに迫り。自分の物は主に遜り、従えと言い始め。自分が、自分の物が、この世で最高、一番なのだと自己主張と。わたくしに納得させ、従わせ始めたのは?」と。


わたくしが『う~ん』と腕を組み、考える人になりながら二人へと告げれば。


「へぇ~」


「そうなのですね」と。


ルイスとルインは感心。


そんな二人に「ええ」とわたくしは告げると。


「まあ、あの日の陛下は本当に酷くてね。レオンに対して完全に焼きもちを子供みたいに焼いて。『儂の何と、あの若造の何は、どちらが大きい?』とか、聞いてくるのですよ。わたくし自身は、陛下に憤怒しながら、髪を引っ張られつつ問われても。わたくしはレオンと一度も浮気等したことはないので。そんなことを尋ねられても、わたくしでは、レオンの何がどれくらいかわからない訳ではないですか?」


わたくしが自身の頬を膨らませつつ不満を漏らせば。


「う~ん、確かに?」


「姫様の言う通りだよね……。姫様は、他の殿下達みたいに、王様を裏切って他の男達と浮気等した事ないもね」


「ええ、確かに……。レオン様の件だって、只の従兄で幼馴染になるから会話をしていただけですから」と。


ルイスとルインもわたくしの護衛を密かにしていたから、レオンの件は知っているから。


二人揃ってわたくしのことを庇う台詞をくれた。


「でしょう」


だからわたくしは二人へと不満のある声を漏らせば。


「陛下は、未だに閣下が浮気をされていると誤解をされているのですか?」


ルインが困惑しつつ、わたくしへと尋ねてきた。


「いいえ」、


「その日で直ぐに誤解は解けましたよ」


わたくしは自身の首を振りながらルインへと言葉を返した。


「じゃ、何故、姫様?」


だから直ぐにルイスがわたくしへと尋ねるから。


「陛下は、一番若い妃であるわたくしを服従させ、平伏、傀儡、性人形にするのが楽しくて仕方がなく、燃えるのでしょう?」、


わたくしの髪を鷲掴みにして引っ張ったりとか? 乳房を強く握ったり、噛みついたり、お尻を叩いて、わたくしが泣き言を言えば。『そうか! そうか!』と歓喜していすし。陛下のあちらも大変に大きく、硬くなりますから。うれしのでしょう」


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