第32話 嫁姑
今週のおっさんずラブはリアタイしました。ドラマリアタイするとか何年ぶりだろう。ちょっと感動すら覚える。
ネタバレを含むのでまだ見ていない方はバック!!
部長と牧のキッチンでの殴り合いは若干マジの気迫を感じてハラハラしてしまった。画面から伝わる互いの刺々しい感情がリアルに嫁姑でした。あれお芝居なのかぁ……すごいな俳優。はるたんが帰ってきても、抑えられないむしゃくしゃでエプロンを牧に投げつける部長。その部長を追うときの牧の剣幕は凄まじかった。あれが演技だとは思えない。絶対に私情が絡んでいると思わせる迫真の演技。すごいな俳優(二回目)。
カットがかかっても、「すみません痛かったですよね?(作り笑い)」「いやいやこっちこそ。フライパンは痛いよなぁあははっは(作り笑い)」みたいな感じでバチバチしてたら面白い。いや、しないんだろうけど。ごめんごめんってなでなでするんだろうけど。それもしないか?
蝶子さんが「それ、姑〜!」と部長の感情に名前をつけたとき、こちらも「ああなるほど!」とすっきり爽快した。それまでは、「牧になんてことを!」とか「雇われの身のくせに!」なんて意地悪になっていたが、感情に名前がついた途端に「も〜しょうがないんだから!」と愛くるしささえ感じた摩訶不思議。実際の嫁姑となるとそんなことにはなり得ないのだが……。
なんやかんやと互いに文句を垂れながらも、姑は嫁がピンチのときには駆けつけ、「なぁに、可愛い息子が心配なだけですよ」なんて口では言いながら、嫁が大好物のいちご大福を買ってきたりする……嫁は「余計なことしないでください」なんて言いながらも、その逞しくて少し曲がった背中に涙ぐんだりする……部長と牧ってそんな感じ。
でも私はまた二人の(多分)本気の喧嘩が見たい。なにせちょっとクセになってしまっている(マニアック)。
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