469話 デフレもインフレも恐ろしい。

さて、ここでちょっと一休みしようと思います。


これから1929年のアメリカは深刻なデフレになり失業者で溢れる事になる為、ここでは史実の未来のバイデン政権の時のインフレの恐ろしさを書こうと思います。


作者が驚いたのはガソリンの値段が高くならないように気を配っていたアメリカでのガソリンの値段の高さですね。


アメリカでは車は必需品なのですが、

カーディーラーは新車に日本円にして、100万円ほどのプレミアム価格を上乗せする為、新車の値段が100万円ほど高くなっています。


これは2024年の数値なのですが、日本で1リッターあたり160〜170円前後のガソリンの値段の時、アメリカでは240円前後と70〜80円も高い値段でした。

『えっ?1ガロンじゃなくて1リットルのガソリンの値段を円に換算して240円ってマジか!!』と驚きました。


アメリカでは場所によっては長距離通勤あたりまえなんてとこもありますからね。

年間に3万キロ乗るのがあたりまえなアメリカでこのガソリン価格はキツいでしょうね。

さらに、アメリカでは保育所やベビーシッターさんの値段も高く、あるYouTuberさんは20〜30万円に近いくらいシッター代金がかかるのはキツいと言っていました。

(アメリカでは夫婦共稼ぎな場合は中学生以下の子どもを置いて留守にしてはいけないのです。)


そして、高いのは金利の高さです。

中古自動車のオートローンの金利は日本の場合1〜5%で3%くらいが多いのですが、アメリカでは7〜12%です。

7%でも日本の2倍。9〜12%で日本の3倍です。

しかもオートローンって24ヶ月支払いではなく、36ヶ月支払いにすると更に金利が高く感じる金額になるんですよ。

10%も金利が付いたらかなりキツいですよ。


そしてアメリカ人を苦しめているのが

住宅ローンの金利の高さです。

7〜8%の長期金利ですからね。

これは厳しいです。


治安の良い場所じゃないと住めないってのに、2LDKの狭さで円換算で7000万円もするんです。

その上の3LDKになると1億円を超える為、そんなローンはとても組めないというのがアメリカ人の本音です。


いかに住宅金利ローンの少ない事が

家計を助ける事か、、、


さて、アメリカのインフレ率ですが、

2021年は4.68%。

2022年は7.99%。

2023年は4.08%です。

3年間で17.66%も値段が上がっている

訳です。

保険適応前の2泊3日の出産の費用が

700万円の請求書が来たりするわけです。

毎月の保険料が25万円もかかったり、

家族3人の食費が週に5〜7万円なので、月だと20〜28万円も食費にかかるって信じられませんよ。

年間だと安くても240万円〜346万円ですからね。

ちなみに1ヶ月の家の固定資産税の税額も20万円だとか、、、

所得税として収入の30%が失われます。


お金が払えなくなってホームレスが増える訳がよくわかります。



私は財務省に対して178万円の壁にするのでも足りない、所得控除の金額の壁は200万円にまで上げてくれと言いたいのですが、バイデンインフレのような政策にされなくて良かったとも思っています。


アメリカでは中間所得者が没落して

どんどんヤバくなってると言われていますが、日本では外食しても遥かに安く食べられますからね。


バイデンインフレのような事にはなってほしくないものです。


アメリカでは年金にあたるスーパー401Kの支払いも高いんですよね。

マジで全然貯金ができない。

今(2024年)でギリギリ。

トランプ助けてくれって思いがトランプ大統領の大勝利に繋がってるんですよね。

アメリカ中間層の家計がこれほどまでに困ってるとは驚きです。


なんでインフレを放置しているのか

まったくわかりません。


ちなみに健全なインフレは1.5%〜2%でしょうかね。

国民の所得が増える事を考えつつ気をつけなければいけません。


特に農家とか漁師とか一次産業にも気を使いつつ気を配らないとね。



そういえば、日本では住宅ローンは安いのですが、35年間の固定金利でローンの金額を計算するとめまいがしてきますねえ。

固定金利1.5%〜2%だとしても。

土地と建物合わせて3500万円なのに

支払い総額は6000万円以上に増えたりしますからねえ。


固定資産税や都市計画税に不動産所得税、、、

昭和の初期には無かった税金がいつの間にか未来だと増えてる、、、



1929年の照和日本のダンジョン内にゴーレム達が家を建てたりマンションを買った時の税金なんかゼロですよゼロ。

面倒くさいから。

あっ、ガソリンスタンドは地上と同じ値段だけど。


ゴーレム達の給料は普通にその時代の大卒初任給の10倍の月給ですから、未来の日本だとボーナス含めると3000万円超えがあたりまえだから、年間に1000万円を貯めて、4年後に4000万円で家を買うと住宅ローン無しだから、更にお安く3500万円の物件が買えるという、、、

だから、みんな即金で家やマンションを買ってます。


これは未来の史実の日本の話ですが、

銀行預金の金利は0.025%の時代でも

固定金利とはいえ1.5%〜2%も住宅ローンで取ってるんですよね。



そして、明治になりたての頃だと税金が全然無いから、更に家や土地を買うのが楽だという、、、


借家住まいがあたりまえだし、

明治どころか戦前でも未来とは常識が変化してるんだよなぁ。

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