417話 陸鷲達は戦闘機に拘る。(1928照和)
『そういえば、海軍の空母艦載機は疾風風のデザインの機体とモスキートに似たデザインの双発機だけだったな?』
これには理由がありました。
あの疾風は離床出力2000馬力級の空冷のターボ&スーパーチャージャー搭載機。
しかもトルクの大きな大排気量タイプ。
となると疾風あたりのデザインがベストではないかと意見が一致したのです。
この空冷エンジンですが問題は冷却でして、エンジンオイルも冷却してますし、前方の冷たい空気があたる気筒と違って後方の加熱し易い気筒部分は冷却フィンにも気をつけて増やしていますし、後部は部分的に水冷構造も組み込んでいます。
まぁ、エンジン内部にも冷却魔法を使って危険な時は温度を下げているのは反則ですよねえ。
戦闘中にフルブーストを続けても長持ちするようになっています。
そして補助ロケットも組み込めるようになっています。
これは固体燃料ロケットでして、燃焼し尽くしたら錬金工場に収納して、また新しい補助ロケットを出して燃焼させれるので、非常にゴーレムの戦闘機に向いています。
まぁ、ガソリンもオイルも機関砲の銃弾もいくらでも再装填できるのですが。
ゴーレム機はほんとチートですよねえ。
そして陸軍側もモスキートと疾風がメインになりそうです。
なお、爆撃機よりにしたモスキートは
20mm機関砲を10〜12門も搭載しており、クラスター爆弾やロケット弾も大量に装備して、対地攻撃に大活躍しそうです。
そして一部の機体はP47サンダーボルトそっくりのデザインで戦闘に参戦するつもりのようです。
翼に20mmを6門、機首に12.7mmもしくは15mmを2丁を搭載するのですから恐ろしい機体ですね。
もちろんモスキートの方はターボ&スーパーチャージャー付きの液冷エンジンです。
でも、空冷エンジンのオーバーヒート対策を万全にしようとしたら、なんかデメリットが消えて長時間フルブーストが出来るようになっちゃったんですよね。
で、現時点では空冷の方が良いエンジンになっています。
そして、ゴーレム達は宮崎駿先生の雑想ノートに出てきたボストニア王国の重空中戦艦とか、ボストニア王国陸軍超重戦車なんてものも試作して遊んでいました。
悪役1号戦車を試作してたのには驚きましたよ。
高射砲塔もいつの間にか作って改良してるし、、、
まぁ、試作済みならいくらでも量産できるから、試作は必要だけど。
でも、どんだけ作るつもりなのか。
目立たないように日本の陸海軍の航空機は地味にしてるのに。
バスターマシン達が大量に資源を回収してきて、資源ウハウハ状態になってるのは幹部しか知らないはずなのに、、、
いや、少し前まで10万トン空母は12隻まで。と制限してたのに、20隻まで許したから、資源が豊富なのに気がついたのか?
2万トン以下の艦船の試作は準幹部クラスの決済で試作可能にしたから、そりゃあ気がつくか、、、
でも、まさか大量に資源が見つかるとは思ってもいなかったよ。
推定すると惑星一個分の鉱物資源だもんなぁ。
そりゃあハイにもなるよなぁ。
ほんと、アステロイドベルトまで行って良かった。
いまや、交代制でガンガン収納して転移して運んでいるもんなぁ。
どんな船を作ろうかなぁ。
いや、マクロスは作らないよ?
マクロスフロンティアのあの戦艦は作るかもだけど。
マクロスは大き過ぎだからなぁ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます