357話 宇垣航空機、練習機を作る。(1926照和日本)

さて、史実の1926年といえば航空機の黎明期。

シュナイダートロフィーエアレースで

マッキM39のような凄い高速で飛びそうな航空機が飛んでる反面、複葉機の全盛期という時代です。


色々と宇垣が目立った事をしているので、航空機くらいは自重しようと思っていましたが、

美少女の人型ゴーレムボディで常に昌弘本人と一緒にいるガイアちゃんは不満気味です。

イギリスのソードフィッシュ雷撃機そっくりな複葉機の練習機を作ったのですが、凡庸ですもんね。

地味だし。

これ、ゴーレムの機体なので安定性は抜群なんですけど。



最近の照和日本というより、宇垣昌弘と影武者①号と②号の周辺は一般人を装ったガイア組のゴーレム達で溢れています。


長いことマスターと離れていたので

ちょっと情緒不安気味なガイア組たち。

握手は大変なのでハイタッチしてあげているのですが、大部分はマスターの近くに行けていないので、一度くらいはマスターを間近で見ないと落ち着かないなんて言い初めてまして、、、

ちょっとした混乱が続いています。


最近売り始めた後発の自動車メーカーとは思えないくらい、宇垣マーク1とマーク1リムジン、ミゼットの小型トラックタイプと大人5人子ども2人乗りのタイプのミゼット。

125や250とPCX250の売れ行きは大好評で生産が追いついていません。


特に冬の寒さが厳しい国ではプレミアム価格でも買うというお客様で予約が埋まっています。


デザインと信頼性で世界の自動車やバイクをリードしているのだから、この大人気はあたりまえですが。


でも、昭和側の世界でも品薄状態なので向こう側から輸入できないのが残念な、、、なんせ、強気な価格設定を続けていまして、量産していて単価は下がっているのに値段据え置きで安売りせずに売りまくっています。

もちろん宇垣自動車や各国の宇垣傘下の自動車メーカーは大儲けしてウハウハです。


車で大儲けしているんだからいいじゃないか。と言うのですが、ガイアちゃんは『現時点の最高の飛行機を目指しましょうよ〜』なんて言うんですよ。


困りものです。


できるなら、航空機の歴史を加速させたくないんですよね。


史実と同じくらいにしておきたいんです。


これが、強くなってもたかが知れている軍艦の分野なら、アメリカがモンタナ級やアイオワ級を量産してもいいんですがねえ。


『ボルチモア』級重巡洋艦だって、近江や美濃や薩摩にしてみたら楽に勝てる獲物ですしね。


戦国物のゲームに例えるとこちらは強いキャラのカンスト武将揃いみたいなものですからねえ。


アメリカやイギリスの中古戦艦群なんて獲物にしか見えませんしね。

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